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気が向いたときに気が向いた話題でつぶやきます

脱原発、2050年の経済影響なし

2011-07-03 | つぶやき
東京大茂木准教授が電力会社の依頼を受けて実施した試算によると、原発を段階的に廃止し、その分を太陽光が代替する場合と原発はそのままで、太陽光が普及していく場合で、50年の国内総生産(GDP)は、ほぼ同じレベルになるそうだ。条件として、太陽光パネルを全て国内で生産し、未利用の土地を活用することを前提とする。大震災前の原発の平均発電量を得るには、1万平方kmの設置面積が必要だが、現存の耕作放棄地などを活用すれば可能という。また、電気料金については、20年代半ばに1kWh当たり0.6円上がるが、大量生産が実現する30年には元に戻ると分析したそうだ。 ⇒ http://mainichi.jp/select/science/news/20110703k0000e020017000c.html
早くも、いろいろな試算が出てきた。

日本学術会議が20年後の電気料金を試算

2011-07-03 | つぶやき
エネルギー政策の議論に役立てることを狙い、選択肢として、原発の撤退から現状維持・推進まで6つの選択肢毎に、現状の電気料金(標準家庭で1カ月6千円)からどの程度増えるのか試算を纏めた(秋に最終報告)そうだ。それによると、原発を来夏までに全面停止の場合は、2030年時点で、2121円増、一方、従来方針通り、2030年までに原発依存度を50%まで拡大した場合は13円増という。また、寿命に達した原発から順次停止する場合は1748円増、原発に更新する場合は372円増という。 ⇒ 7/3読売新聞
今後の議論のために選択肢毎にコストを明確化することは重要だが、原発のコストは、試算する人/機関によって大きく乖離があり、現状でも原発より火力の方が安いという報告もある。(6/18マイブログ) 試算の際に、考慮した範囲や前提条件を明確化することが重要であろう。

ペットボトルの素材で放射線で光る樹脂

2011-07-03 | つぶやき
京都大や放射線医学総合研究所などのグループがペットボトルの素材を使って、放射線が当たると青く光るプラスティック樹脂の開発に成功したそうだ。これまで放射線検出器のセンサーに使われている樹脂と同等以上の能力を持ち、費用は1/10で済み、安価な検出器の開発が期待できるという。 ⇒ http://www.asahi.com/science/update/0630/OSK201106290187.html
放射線検出器が1万円以下で買えるようになれば、爆発的に売れるだろう。早期、製品化を期待したい。