沖縄科学技術研究基盤整備機構のチームが、世界で初めてサンゴの全ゲノム解を解読したそうだ。沖縄の海に分布し、サンゴ礁を作る「コユビミドリイシ」というサンゴを解析した結果、ゲノムは2億2千万塩基対で、約2万3700個の遺伝子があることが分かったそうだ。これまでの化石による研究では、サンゴは約2億4千万年前に登場したとされていたが、今回の解析で、約5億年前にイソギンチャクと枝分かれしたことが判明したという。 ⇒ http://www.asahi.com/science/update/0725/TKY201107250092.html
約5億年前というのはカンブリアの大爆発(5億4千万年前頃)以降、最初の大量絶滅があり、三葉虫の大多数が死滅したとされている頃だ。自然環境の大きな変化は生物の多様化を促進する要因となっているのだろう。
約5億年前というのはカンブリアの大爆発(5億4千万年前頃)以降、最初の大量絶滅があり、三葉虫の大多数が死滅したとされている頃だ。自然環境の大きな変化は生物の多様化を促進する要因となっているのだろう。