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東京の地表放射性物質、1960年代と同水準

2011-04-30 | つぶやき
福島第1原発事故の影響で、現在、東京の地表から検出される放射性物質の量は1平方メートル当たり月間数百ベクレルと概算され(東京と健康安全研究センターの観測による)、これは事故前(0.01ベクレル程度)の数万倍に上るという。只、1960年代初頭に米ソが大気圏内での核実験を繰り返していた時期に、数年間、同レベルの1平方メートル当たり月間数十~数百ベクレルを観測していたが、健康被害が生じたことを示すデータはなく、専門家は過度な心配は不要との見方を示しているという。つまり、50~60年代を生きた世代のがん発生率や死亡率が他の世代に比べて高くなっているという統計的なデータはないという。一方で、インターネット上には、以前は脳卒中が死因の首位で、がんは2位だったが、81年以降、がんが首位になり、右肩上がりに伸び続けているとの意見もあるようだ。これに対しては、放射線医学総合研究所は、がんが増えた一番の理由は日本人が長寿化したためと考えられると否定し、ストレスがたまると免疫機能が低下し、がんなどの発症率が上がってしまうと、過度の警戒に注意を促しているという。 ⇒ http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20110429086.html
小さい頃は雨には放射能が含まれているから濡れると頭が禿げると親に言われていたことを記憶しているが、それは全く根拠が無い事ではなかったようだ。ところで、現在の新宿区での大気中の放射線量は毎時0.07マイクロシーベルト程度で、これは年間約0.6ミリシーベルトに相当し、この値は自然界の放射線量(年間2.4ミリシーベルト)に比較して1/4程度となるが、そのことと、上記の地表の放射性物資の量は数万倍という数値との大きな乖離はどのように理解すれは良いのだろうか?