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懸念される地震活動の活発化

2011-04-17 | つぶやき
気象庁によると3.11の本震以降15日までにM5以上が500回(内、M7級が5回、M6級が72回)発生。最大震度4以上の地震は117回発生しているという。日本での過去5年間のM5以上の地震は毎年150~250回であり、この1カ月余りで平年の2~3年分の地震が起きたことになるという。本震が起きた断層内や周辺での余震の他、離れた地域での誘発地震も起きている。本震での大きな地殻変動後にも震源域の周辺で活発な地殻変動が続いており、約1カ月間に最大約40cm東の方向に動いた事が観測されているという。これは平常時の約40年分が逆向きに動いたことになるという。●最も危惧されるのが海で起きるM8級の地震だという。震源域の東側や南北、さらには震源域でも可能性があると研究者は指摘している。04年のスマトラ沖地震(M9.1 )では3カ月後に隣接する場所でM8.6の地震が起きている。また、首都圏でも地震が増えているが、首都圏の地下は陸のプレートの下にフィリピン海プレートと太平洋プレートが重なる複雑な構造をしており、陸の直下で地震が起きればM6級でも大きな被害の恐れがあるという。 ⇒ 4/17朝日新聞
(関連:3/26、3/13マイブログ)
●米テネシー州で開催されている米地震学会でも、(1)M7以上の大地震は起きやすい「活動期」が存在し、1950~67年と2004年以降の現在がその時期当たるとの研究結果の発表や、(2)M9級の超巨大地震が世界のどこかで6年以内に起きる確率は、活動期がないとすると24%だが、活動期があるとすると63%になるとの発表があったそうだ。また、(1)を発表した教授は、記者会見で、スマトラ沖地震の例を挙げ、東日本大震災の震源域に隣接する地域での巨大地震の発生を強く懸念していると話したという。 ⇒ http://www.asahi.com/national/update/0415/TKY201104150120.html?ref=goo