今日の「赤旗」まど欄で
新聞の「『首相動静』は知る権利を超えている」という自民党の小池百合子衆院議員の国会質問が波紋を呼んでいます。もし秘密保護法下で、「首相動静」が「特定秘密」になったら、どんな懸念があるか、思いつくまま並べました。
○…安倍首相と会食する大手新聞とテレビ局の会長や社長ら幹部は大迷惑。約束の時間と場所が。秘密だから、会長らが漏えいしないか、「適性評価」で身辺調査。首相が靖国神社をもし参拝したら、それを報じた記者も逮捕。終戦記念式典や広島・長崎と沖縄の平和式典に、日本の首相が参加したかどうかもわからないなんて。
○ツイッターとフェイスブックを駆使する安倍首相は大弱り。自衛隊基地で戦闘機に乗ったと得意気に発信したら、首相が「漏えい」の疑いで逮捕されるなんて。
○首相の選挙での遊説先は大混乱。遊説先でよく見かける「安倍首相来る」の看板が「特定秘密来る」に書き換え。道行く市民が「あら、『特定秘密』さんて誰のことかしら?」と聞いたら、「特定取得行為」で逮捕されるなんて。国民に知らせて当然の情報を刑罰で脅して隠したら、どんな混乱が起きるのかも想像できない自民党が、こんな法案を提出したなんて。 (矢)
なにが秘密かが秘密なので、政権に気にくわない人は口実つけて逮捕も。なんて恐ろしい。
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