JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

国民健康保険証がどうしてもほしいので、食費を切りつめています

2011年10月17日 | Weblog
 先日訪問した、家庭はご夫婦2人のお宅でした。お話を聞くと「国保税を一部払えななくなっている。延滞料が高く、それでも、病院に国は保険証が必要なので、私たちは食費を切りつめるだけ切りつめています。それでも、全額払えず、短期保険証になっているんです。なんとか、下げられませんか」とのことでした。
 昨年、会社を辞められた方、どう見ても、30代だと思われる女性ですが「国保になってびっくり、こんなに税金が高いんですか?夫の扶養にと思ったのですが、勤め先が難色をしめしているので」とのことでした。
 知り合いの元自営業の方は「不況で、仕事がなくなり、保険税が滞納になっている。別の仕事をと3次下請けの仕事。また、別の仕事をしたが体力が続かない、税金が払えない」。
 などの声が寄せられました。
 決算委員会では、こうした声の一部を紹介し、また、国保基金、町の基金、近隣町村の国保税引き下げの実態など、しめし、引き下げを求めました。
 
 

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1 コメント

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「保険」という名の国家的詐欺 (清水幸雄)
2011-10-18 05:53:30
保険という制度は、「掛け金を払うけれど給付を受けない」という多数の被保険者がいなければ成り立ちません。それを「相互」(相互はあり得ないのですが)を美名に「強制的」な収奪を図る。だから「税」ですね。「保険税」なんて世界に例のない論理矛盾なんですよ。保険に本来「富の再分配」機能なんかない。
このご夫婦が「何故、国保税が払えなくなった」のかは問いません。様々な事情があるのでしょう。
自民党・公明党そしてその政策を継承する民主党は、貧民に対する「社会保障」を「保険」にすり替えて「自己負担」を求めるわけですから、貧民が破綻するのは当然ですね。
自公民は「貧乏人は医者にかからず早く死ね」という政策を(暗黙のうちに)採用し、国民の多数は(理由はともあれ)それを支持してきたのです。それも「民主主義」。国民には「騙される自由」があります。
この問題の根本的解決には「1%」の富裕層に対する大増税しかないのですよ(笑)
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