JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

台風で電源が落ち・扇風機が回らず 乳牛が死亡

2019年09月12日 | Weblog

睦沢町の酪農家中村種良さんの搾乳棟は昨日電源が回復しましたが、暑さと停電で乳牛一頭が死亡しました。停電直後、友人から発電機を借り搾乳は行うことができましたが、大型扇風機が一時動かなくなり、乳牛の死にいたりました。
 屋根も上のとたんが飛び、配電盤が一時使えなくなりました。

 睦沢町は、大多喜寄りの瑞沢地域が依然として停電、携帯電波も乱れています。いつになるのか回復の見込みがわからずストレスになっていると言われました。

 老人福祉施設では、すぐに電源が回復するのではと思っていたが、停電が長引いており、大型発電機を臨時で設置し、電灯を引き、昼間は電灯を消し、エアコンを動かしていますが、各部屋には間に合っていません。家族が一時引き取るなどの協力もありますが、一名が緊急入院しました。
 町役場も協力の相談をしていますが、さらに長期にわたると心配です。

 町として東電に停電状況などを知らせたにも、関わらず、全県情報に反映されなかったこともあり、一時苦情や情報提供が殺到しました。
 全町的な体制で、対応しておりますが、職員の疲労も蓄積しているようです。
 各種・申請・許可業務は、完全オンライン・パソコン化しているために、手書きの事務処理もできず、停滞しています。
 住民への連絡も、携帯・スマホ・PCを通じての連絡が、取れず思わぬ、防災無線も一部聞きにくく、広報活動に困難をきたしています。結局一番よかったのは、広報車による街頭からのお知らせでした。

 幸い、睦沢町は広域水道により、水の確保はほとんど断水せず継続しています。避難所には、数人が入れ替わり利用されています。写真は上から、停電中の老人福祉施設・発電機・屋根が飛び天井板が残った酪農搾乳場

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