JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

黒澤明と本多猪四郎監督を結ぶ平和と原爆

2012年12月21日 | Weblog
 近年にない感動作でした。12月20日NHKBS午後9時「イノさんのトランク」本多猪四郎映画監督が戦場から持ち帰って、開けることがなかった、トランクから黒沢明からの手紙、戦場で捕虜を斬り殺す日本兵の姿が記されていました。
 性格も映画作りの方法も違う、二人が生涯の友として生き抜いた背景にあったのが、戦争はだめだ、原爆はだめだという、平和への強烈な思いだったのではないか。
 ゴジラは、その象徴だったということ。
 様々なエピソードが綴られていきます。本多夫人が、夫が亡くなり訪ねた瞬間の黒沢監督の直感と思い、二人の生き方にのどの奥が何度も痛くなりました。
 平和とはなにか、友情とは何か、自分の思いを死ぬまで貫くこととは何かを教えてくれました。



 孫がみせてくれた太陽光で首を振る雪だるま

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