JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

革命論の原点を知る・・マルクス・エンゲルス書簡選集

2012年08月30日 | Weblog
 日本共産党が旧ソ連や中国の激しい攻撃を受けながら、自主的な多数者革命論を発展させて行った。革命論の原点。
 そのひとつ、「マルクス、エンゲルス書簡選集」全3巻を語る対談は興味深いです。
 二七日付け「赤旗」で、不破哲三(科学的社会主義研究所所長・本の編集者)さん、石川康宏(神戸女学院大学教授)さん、山口富夫(科学的社会主義研究所副所長)さんの対談が掲載されています。
 私は、新日本出版の「『経済学批判』への序言・序説」マルクス・・を読んだときに、後ろに55ページ文の書簡を初めて読み、収入や健康で悩み、経済学研究進行状況など、マルクスと直接対話しているようなおもしろさがありました。
 「赤旗」対談では、中国の毛沢東との論争で「国家機構粉砕」というレーニンの解釈に対して、エンゲルスが「できあいの国家機構の改造」論の立場であったこと、当時は、レーニンがその手紙を知るすべがなかったこと。などで、科学的社会主義の立場を明らかにしたことがあり、私もよく、読んだものです。
 今回、不破哲三さんは、当時この手紙の日本訳は戦前の改造社版しかなく、翻訳が正確かどうか、翻訳者の村田陽一氏に確かめたことを明かしています。
 不破さんの本を読むと、様々な人々に確認しながら、進めていることがわかります。
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿