JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

組み替え補正予算案を否決、終息後の1.7兆円より、今、終息に全力予算を 文化・芸術・スポーツはなくてはならぬものと認識を

2020年04月30日 | Weblog
 コロナ対策必要な補正予算にと野党が共同した、組み替え案を、自公政権、維新が反対し否決しました。
 志位和夫委員長の質問で、政府の補正予算が全くの不備であることが明らかになり、その上、終息予算が少ないのに、終息後の予算付けに熱心という、安倍自公政権のひどさも露呈。
 その中で、志位和夫委員長は、文化・芸術・スポーツを「必要不可欠な『酸素』のような貴重なものだと損出補償を求めました。

 志位「文化守ると約束せよ」
首相「灯は絶やさない」
イベント中止
 安倍首相が名指しで繰り返し行ったイベント自粛要請。ぴあ総研の調査では、5月末までの推計で入場できなくなった観客総数は1億9千万人、入場料金の減少額は3300億円に上ります。
  志位氏は「延べ1億900万人もの移動を止めている。巨大な社会的貢献ではないか」と指摘。ホリプロの堀義貴社長が「しんぶん赤旗」日曜版の取材に、劇団によっては倒産も覚悟で人々の移動を止めたが。
 「補償どころか、ねぎらいの言葉さえない」と語っていると述べ、首相の受け止めをただしました。
 首相は「協力に心から感謝申し上げたい」と答弁しました。
 志位氏は、指揮者の沼尻竜典さんの「文化・芸術は水道の蛇口ではない。いったん止めれば、次にひねっても水が出ないことがある。文化・芸術の蛇口に手をかけている政治家の方々には、芸術の営みを止めることへの痛みを感じる想像力を」との言葉を紹介。
 志位 この声にこたえ・るべきだ。文化・芸術・スポーツは、人間として生きるために必要不可欠な「酸素」のような貴重なもの。日本の文化・芸術・スポーツを守り抜くために、補償を行うと約束を。
 首相 (文化の)灯を 絶やさないよう全力を尽くしたい。
 志位氏は名指しの要請にふさわしい特別の補償があってしかるべきだと求めました。