JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

千葉県民の命に関わる東海第二原発稼働延長

2018年05月10日 | Weblog

今日は、千葉県内の共産党市町村議員の研修会でした。
 千葉県民に直接被害が及ぶ危険性、東海第2原発の延長
 第一講師は、岩井孝(元 日本原子力研究開発機構研究員)でした。
 「福島原発事故の実態と東海第二原発再稼働の危険性」と題する講演でした。
 ①未だふるさとの変えることの出来ない方々、平成30年で県内避難者17148人、県外避難者3万4263人もいる。
 避難指示解除されても、家族・友人・地域の絆・仕事・生きがいなど多くを失ったものは取り返せない。
 漁業も、数百種の水揚げが170種に制限。
 ②原発の新規制基準「世界で最も厳しい」は嘘だと、ずばり。
 さらに、東海第2原発はさらに危険。すでに、2011の時も非常発電機の1台が停止してあわや大惨事の事態に。
 ③問題は、東海第2原発は今年11月には運転40年になり問題山積なのに、さらに運転延長をねらっている。
 ④もし再稼働し重大事故が起きたら、千葉県も大被害になる可能性が大きいとのこと、もはや、周辺30㎞県内人口94万人など、避難計画たてられず、千葉県民も緊急避難をせざるを得ない状況になる。など、いまや、原発の危険性は千葉県民の問題に浮上しています。
 

 木更津基地へのオスプレイ配備は、県民の安全を脅かす
 小泉親司の講演は、オスプレイそのものの危険性と木更津暫定配備の県民の安全への脅威でした。
 オスプレイの折りたたみ式の設計自体が、海外どこへでも運んで攻め込むためのもので、そのことが安定性を損ねている。
 墜落の危険性・爆音被害を拡大する。アメリカ海兵隊(殴り込み部隊)の外国での戦争力を強化するもの。
 日本の空どこでも低空飛行訓練を勝手にやってしまう恐ろしさ。
ドクターヘリと飛行コースがバッティングする、恐ろしさ。などなど、すでに、一部地域では、ハングライダー・グライダーなどの関係者と事故防止会議を開かざるを得ないほど、危険性が高まっているなど。恐ろしい事態です。