来訪するは我にあり。
最近、塚ノ原や福井町が気になっているムシマルです。
大きな道からぴっと入ったところに気になる店がありそうな気配・・・・・してきました。
野伏りが潜んでいるのがわかる武芸者みたいな。
しかして今回は、道沿いに構えてくれているお店、『穀雨』さん。
喫茶 穀雨
〒780-0965高知県高知市福井町1169-1
営業時間8:00〜16:00
定休日水曜日
喫茶穀雨 - 高知の食卓 (kochi-takeout.jp)
喫茶穀雨(@kokuu.616) • Instagram写真と動画
日替りやっておられる。
少し遅めの入店対応にありがたみを感じる。
日替り900円
・梅だれおろし豚カツ
・ニラとカニカマの玉子焼き
・肉じゃがキーマ風
・味噌汁
・コーヒー
店頭黒板で日替り解説してくだったいる。
お店外部から本日の日替り内容が察知できるのがいいですね、
潜んでいる野伏りを遠くから察知できるくらい便利な感じです。
入店。
カフェに喫茶店っぽさが混じってるハイブリッド雰囲気。
雑誌がある、小学館系のビッグコミックだったかな、定期的には読んでいない雑誌をたまに喫茶店で読んでみるのもまた乙なもんです。
きた、いただいています。
日替わりは、そのままお弁当になりそうな仕切り付き箱詰め。
まずはお味噌汁。
ネギ香る、導かれるように啜る。
なんていうか、『助かる』味噌汁!はかどる。
ネギいっぱい夢いっぱい。
お味噌汁だけでそれなりに白飯がいただけちまうんだ!
「肉じゃがキーマ風」・・・・キーマってキーマカレーのキーマだから疑似カレー。
これも思った以上にお箸が進みます。
青菜とモヤシごま炒め、
こちらもおかずとして十分に味付けがしゅんでいます。
(カフェっぽい見た目にして、なかなかしっかり飯を食わせる。)
トンカツは衣がざっくり歯切れよく来ながら、にわかにムシマルを夢中にさせる。
ムシマルを無言にして、食事に集中させる、一人客だからずっと無言なんですが。
お漬物もそう。
漬物だけでこの量白米ならペロリだ。
だし巻き玉子。
玉子からの優しいささやき。
参ってしまうな。
味が染みている、恵みの雨のように。
旨すぎは穀雨のアクセサリーであった。裏切りは女のアクセサリーっぽくいってみます。
豚カツはとても穏やかなうまみ。
梅だれがおろしおろされて、この静けさと酸味の中に永遠に閉じ込められたいような浸っていたいような気分だった。
美味しくいただいた。
この写真から、もうちょっとお米粒をキレイに片しました。
コーヒーサービス、嬉しい。
ああこのコーヒーはまるでくらやみだ。目の前がまるでまっくろな淵のようだ。
ダークマターだ、ダークマターってこんなに美味しいのか。
完飲して、お会計して外に出る。
そして稀なことでしたが、その日こそは強くも弱くもない風に吹かれるようないい陽気でした。
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