ブログカテゴリで、迷うことがある。
ムシマルのカテゴリ分けは適当なこともあって、『大盛りメガ盛り』っていう量のジャンル分けのこともあれば、「魚系」といった食材ジャンルのことも、「オシャレ系」って雰囲気見た目なところもあり『福山市』みたいな地域分けまでしている。
複数のカテゴリがあてはめられる食べ物屋さんの時、ムシマルはわりと適当。
でも基本イメージはある。
・数が少ないカテゴリには優先的に入れる。
・ムシマルブログの特長っぽい「大食い」や「食べ放題」系も入れること多め。
・より細かいカテゴリに比重を置きがち。
例:熟成「肉」がウリの「オシャレ」な「居酒屋さん」だったら「肉系」に入れるなど。
そういうわけで、どれにしたらいいんだろうな。
『廿日市市』の『牡蠣』を『食べ放題』できる店は!
『14番目の月』到着。
宮島口方面が混んでさえいなければ広島市中区から30分ちょいくらいで着く。
- レストラン 14番目の月
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〒739-0432 広島県廿日市市上の浜1-2-1 オイスターハーバー
TEL : 0829-50-0058 FAX : 0829-50-0056
営業時間:
ランチタイム 11:00~16:00(L.O. 15:30)
ディナータイム 17:00~21:00(19:30入店迄 L.O. 20:30)
※2018年4月1日よりディナータイムは17:00~20:00(L.O.19:30)に営業時間を変更させて頂きます。尚、団体様(8名~)のご予約の場合、21:00閉店とさせて頂きます。併設の直売店は、営業時間の変更はございません。
定休日:不定休(6月~9月のシーズンオフ、年末、年始を休業する場合があります)
駐車場:34台 大型バス駐車可
座席数:92席 貸切可能
入り口には牡蠣の土産物っぽい商品、そこを越えるとレストラン風のレストラン。じゃあレストラン風って説明表記いらないよねムシマルってお叱りは甘んじて受ける。
平日の13:30、お客さんは3組くらいでわりかしのんびり。
ひとりだと言って着席。
メニューはどうする?
「極鮮王(ごくせんおう)」っていうデカい牡蠣を扱っているそうな。
初めて聞くけど、王なんだから凄いんだろうな、っておじる。
うーーん、平日限定のメニューやら、お店の名前が付いた「14番目の月御膳」みたいなのやらある。
でも、食べ放題が、ある。
お腹の減りは中の上。
胃袋様(ムシマル的には脳の上位器官)に聞いてみる、どうですか?「食べ放題で思うまま食べてみたい」イエー。
「殻付き焼きガキ食べ放題90分」だ。
胃袋様のお許しが出たので食べ放題をセレクト。
「上の焼き牡蠣と、下のかき小町とはどういう違いがありますか?」店員さんに直撃インタビュー。
「上のメニューは今が旬です、かき小町は上のものより大きいです」
旬か、旬を選ぼうか、食べ放題なら大きさは関係ない。関係ないというか大きさの差異分だけ数を多く頼めばリカバーできる。
旬だというその一言が決め手だありがとう店員さん。
2,500円の方で。
待つ。
観光客を掴もうとされているのか、地方紙がけっこうある。
って、これ!『ほっとこうち』じゃん!高知のグルメほかのローカル情報誌!
広島で初めて見たかも。
へーなんで!?ちょっと興奮。
広島のカープファン店特集している雑誌と、高知のピザ特集載ってる『ほっと高知』を読みだす。
していると、到着。
バケツだ。
バケツの中には調味料。かき醤油とレモン酢。
ほか、軍手。
バケツは二つあった!
二つあってもう一つには牡蠣が!
「最初は10個お持ちします」の言葉通り10個だ。
「焼き方はご存知ですか?」だいぶ前にかき小屋行ってやったけど、もう忘れていたので教わる。
焼く。
平べったい方を下で、最初は焼くのだな。
焼いていると、カキフライが供される。
そうなのだ、このセット、牡蠣焼き放題に+して『牡蠣フライ・牡蠣飯・お味噌汁』が付く。
がし。
すぐかじりつくムシマル。
カキフライの衣がザクザクしているのは、その奥の牡蠣がにゅるりとしている対比となってとても良い。
ああ、バランスの良い肉厚さ。
蠕動とでもいうべき胃のささやき。
胃袋様が小声で満足を告げる。
通常のカキフライよりも、攻め手が一つ多い、気がする。
戦術的な優位に立たれている、気がする。
タルタルをつける、タルを知る。
どんどん良くなってくる、相手のペースである。
ここでしかも、牡蠣も焼けた感がある。
かき醤油を垂らし、ぱくり。
!!
鼻に魚介の香り。
そもそも焼いたことで汁が出たのか潮スープ的な出汁が貝殻の上に揺蕩っちゃってる。
かき醤油と天然スープと、ほかほか牡蠣。
3つが合わさってほぼほぼゲッターマシンである。無敵だ。
カキ、剥き出しのホクホクが口を、喉を、今は胃袋上部に来た。
どんどん焼こう。
さらにさらに、味噌汁と牡蠣飯も来た。
もうムシマルは、左手に軍手標準装備。
江戸城だったら無血開城するし、大阪城だったら冬の陣だ。
カキ、牡蠣。
レモン酢もいいな。
こっちは牡蠣の剥き出しの生臭さを消化している。
海のミルクエッキス感が、だいぶ消えてそれでもチラチラとほの香るさまは、セクシーでさえある。
こっからは牡蠣をいただくだけの写真が続く。
ぷつんと噛み切るようなその瞬間が待ち望まれている。
ぷつん。
後、なんも調味料かけなくてもおいしいです。
塩気ちょうどいいくて、こんなにもみずみずしい。
艶めく姿は充填された旨みみたいなもんである。もんである。
オーっとそして味噌汁は意外にもシジミ。オルニチンオルニチン言いたくなっちゃうぜ。
こうしている内にあっさり10個完食。
+5個ください。
そうしながら
Q「焼けても貝の蓋が開かないやつはどうしたらいいんですか?」
A「開かない牡蠣は貝柱の力が強いのですが、こうやって・・・・・」
なんか上手いこと隙間に刃を刺し入れてぐいって開く。
プロの牡蠣料理店の方って凄い。
おかわりしたバケツ。
もっと焼け、胃袋さんがおっしゃってらっしゃる。
胃袋さんはすごい。
開いていくのを見る。
開くときには破裂音というか、・・・けっこうなデカい音がしてビビっていたものだがだんだん人は慣れ行く。
牡蠣おかわり自由なのをいいことに、チョイス。
味噌汁in牡蠣。
ああ、味噌と牡蠣も相性がいい。
生臭さを上手に誤魔化す感じでそれがぬたーんとびたーんと殴られるように美味しい。
もっと食う。
もっと食う。
おかわり+4個。
ラストオーダーになる。
焼きに時間がかかるから19個を食べ頼むのに一時間いっぱい使ってしまった感がある。
もう少し貝を開くテクニックを磨ければもうちょいいっぱい食べられたかも。
(デカい牡蠣、19個・・・・・・・・)
食べ終わりが見え始めて突然にこわくなってくる。
お腹を壊す可能性に震えて眠れ。
幸いまだ当たったことないけれど、当たったら一気に牡蠣が食べられなくなってしまう可能性があるという。
まあ、その時はその時か。
牡蠣は食いたし命は惜しし、って言うよね言わないけれど言う。
ラストの3個。
せっかくだから1そのまま。2レモン酢。3かき醤油と食べ分ける。
それぞれにおいしい。
レモン酢が一番かも、あえて言うならね、あえて言うならね。
食べた。
牡蠣殻がバケツ一杯になると、ものすごく征服感ある。
牡蠣19個と牡蠣フライ、牡蠣飯、お味噌汁・・・・・・・・殻以外を完食!!うまかった。
デカいのを征服した気がする。
牡蠣をオシャレにフォトジェニったりして、牡蠣好きなんだなみたいな感想(雑)を思いながらお会計。
廿日市は2軍だっけ若手だっけなんかそういう寮?とにかくなんかあるからカープファンも多そう。
売店コーナーでは牡蠣や、ムール貝やら何やらを売っている。
ムール貝やっす!
1,650円が今だけ500円ってやっす。
冷凍タコ焼きでも1kgだったら500円は超えるぜ。ムール貝ってイタリアンとかに出てくるいいやつなのではと思わず購入。
満足して帰る。
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広島ブログも参加しました。
14番目の月 (魚介・海鮮料理 / 前空駅、大野浦駅)
昼総合点★★★★☆ 4.3