足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

No.1048 ~ 里山 の アニマル・ウオッチング ~

2012年05月02日 | 野生動物

遠くに見える畑、双眼鏡で見ると動物の足跡が一杯

タヌキの足跡

キツネはモデル歩き で 一直線

ノウサギ  右から左へと走行中 縦位置は前足 横に並ぶ大きな跡は後足

タヌキの足跡にノウサギの足跡が交差

キツネとノウサギの足跡が交差

キツネトキツネの足跡が交差

タヌキが並んで歩いた?

観 察 月 日  2012年 4月 29日 晴 25℃

観 察 場 所  秦野市 渋沢丘陵

トラクターで平面的に耕された耕地、ナノハナの咲く畑の奥からカーブ

を描きながら、足跡はパンチで孔けたように乱れる事なく私の足元ま

で続いている。

 直線的に規則正しく足跡を付けているのはキツネだ。 キツネは

体も足もスリム、動物の世界ではスーパーモデル、足の運びはモデル

歩きで等間隔、一直線が特徴だ。タヌキは雑食、何でも腹一杯食べる

訳でもないだろうが体形は小太り、足跡もキツネと違い左右に乱れる。

 足跡を目で追って行くと、タヌキが並んで歩いていたり、急に足跡が

乱れていたり、キツネとキツネの足跡が交差していたりする。中でも

「オッヤ・・」と思われるのは、キツネとノウサギ、タヌキとノウサギの足

跡が交差している事だ。ウサギの足跡は走行以外乱れのないことから、

時間差のあった事が解る。もしも鉢合わせでもしたら大変な事になる

だろうし、その様子は足跡に残されるはずだ。

 里山の哺乳動物の姿を見るチャンスは極少ない。だが足跡からは

、彼等の暮らしの様子をいろいろと推測する事が出来る。

 G・W中に里山を歩くとよく出会う情景だ。アニマル・ウオッチングを

楽しんではどうだろうか。

 

 

 

 

 


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