遠くに見える畑、双眼鏡で見ると動物の足跡が一杯
タヌキの足跡
キツネはモデル歩き で 一直線
ノウサギ 右から左へと走行中 縦位置は前足 横に並ぶ大きな跡は後足
タヌキの足跡にノウサギの足跡が交差
キツネとノウサギの足跡が交差
キツネトキツネの足跡が交差
タヌキが並んで歩いた?
観 察 月 日 2012年 4月 29日 晴 25℃
観 察 場 所 秦野市 渋沢丘陵
トラクターで平面的に耕された耕地、ナノハナの咲く畑の奥からカーブ
を描きながら、足跡はパンチで孔けたように乱れる事なく私の足元ま
で続いている。
直線的に規則正しく足跡を付けているのはキツネだ。 キツネは
体も足もスリム、動物の世界ではスーパーモデル、足の運びはモデル
歩きで等間隔、一直線が特徴だ。タヌキは雑食、何でも腹一杯食べる
訳でもないだろうが体形は小太り、足跡もキツネと違い左右に乱れる。
足跡を目で追って行くと、タヌキが並んで歩いていたり、急に足跡が
乱れていたり、キツネとキツネの足跡が交差していたりする。中でも
「オッヤ・・」と思われるのは、キツネとノウサギ、タヌキとノウサギの足
跡が交差している事だ。ウサギの足跡は走行以外乱れのないことから、
時間差のあった事が解る。もしも鉢合わせでもしたら大変な事になる
だろうし、その様子は足跡に残されるはずだ。
里山の哺乳動物の姿を見るチャンスは極少ない。だが足跡からは
、彼等の暮らしの様子をいろいろと推測する事が出来る。
G・W中に里山を歩くとよく出会う情景だ。アニマル・ウオッチングを
楽しんではどうだろうか。
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