林道でキノコをさがす
ハタケシメジが
「アッ! マムシがいるぞ!」
下顎を胴の上に乗せ 休息中
頭に続く体はSじ型に いつでも動ける態勢
うるさいので いやいや逃げ出す
草むらの中へ
観 察 月 日 2013 9.11.曇 25℃
観 察 場 所 群馬県 水上町
Yaさんはキノコ、Yoさんはコケ、私は?、の3人での山歩きだ。
「アッ! マムシが・・・」見つけたのは、3人の内誰であったか
想像付きますか。
そう、Yaさんである。歩きながら林の中に倒木はないか、草の
間に出てはいないか、キノコの目になって地面を始め幅広く探
索しているからである。
胴の背面に銭型の模様が並び、赤味を帯びているが、黒が強
いもの、中には銭型の模様がないもの等変化が多いと言う。
リチャード・ゴリス(ヘビの神父さん)によれば、“マムシは怖くな
い毒ヘビ”だと言う。おとなしく、ゆったりとしているヘビで、間違っ
て踏んだり、つかんだりしなければ、かみつく事は無いと言う。
何年か前、丹沢大室山付近の尾根筋を歩いていた。短く太い落
ち枝をまたいだその時、後ろを歩いていたRさんの「マムシですよ」
の声。思わず振り向くとマムシは何もなかったかの様に、ゆっくり
と草の中を移行していた。
今回のマムシはとぐろを巻き、下顎を胴の上に乗せていた。これ
は休息の姿勢で、多分寝ていたのだろう。3人がカメラで近付いた
ものだから眠りを覚まされ、いやいや頭近くのS字姿勢をゆっくりと
伸ばし、しばらくは静止していたが、やがて迷惑そうに草むらの中
に姿を消した。
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