2007年4月16日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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4月14日(土)&15日(日)に行われた大介さんのコンサート&マスタークラスのレポートです。
先ずはプログラムをご覧下さい。スペインもので組まれた楽しいプログラムなんです。

1.D.スカルラッティ   2つのソナタ
2.F.ソル        モーツァルトの魔笛の主題による変奏曲0p.9
3.F.モンポウ/コンポステラ組曲 より
        プレリュード
        コラール
        カンシオン
        ムニェイラ
4.E.グラナドス/スペイン舞曲より    No.2 No.5 No.10
5.アントニオ ホセ   ソナタ
6.E.プジョール/スペインの3つの小品
        トナディーリャ
        タンゴ
        グアヒーラ
7.J.トゥリーナ
        ファンダンギーリョ
        セビリャーナス

えっ?スカルラッティはスペインじゃないジャン?と思いますよね。私もそう思っていましたが、大介さんの解説は「スカルラッティはポルトガルのお姫様の音楽家庭教師兼宮廷音楽家として働き、そのお姫様がスペインに嫁いで行ったのに着いて行き長年スペインで過したんです。彼のソナタは殆ど全てそのお姫様の為に書かれた作品です。」と言う事です。

大介さんの演奏は力みがなく作品と演奏に入り込み過ぎることなく、作品の持つ魅力と彼の持つ音楽性を自然に融合させてその音楽を醸成するとでも言えばいいでしょうか。乗って来るとそれはもう素晴らしい音楽と空間を作り上げます。2部ではもう聴衆はすっかり大介さんの虜になっていました。
それと彼はラスゲアードが上手いですね!クラシックギタリストの中では天下一品ではないでしょうか。
アンコールはなんと5曲も演奏してくださいました。如何に会場が熱気に包まれていたかがお分かりになるでしょう?そしてその5曲の中に後藤千秋さんの「オルゴール」が含まれていました。素敵な演奏でしたよ。

そしていつもの如く終演後に大介さんを囲んでの打上げ(写真右上)。これがまた楽しかったですよ。彼はお話も上手で話題も豊富なので楽しい時間があっと言う間に過ぎてしまいました。翌日のマスタークラスを受講する小学3年生の栞奈ちゃんが退屈もせず最後まで残っていたのをみても如何に楽しかったかがお分かりでしょ?

さて、長くなりましたのでマスタークラスのレポートはまた明日の続きとさせていただきます。





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