前回は1件の出場、夜中はありませんでしたが、真夜中の時間帯に通信勤務が入っておりましたので、仮眠は途切れ途切れでした。
この日にあった救急出場も、『救急車じゃなくても良かったのでは?』と思うような事案でしたが、他署に応援で行っていた先輩が帰り際に言ってた事案も、『救急車?』な事案。
救急車じゃなきゃダメなの?と言うよりも、じゃあ何で救急車呼んだんだ…って。呆れかえるような、腹ただしいような、そんな事案でした。
夕方の、子どもの発熱。
38℃台の熱が2日前から続き、熱が下がらないため救急要請。玄関前で救急車を待っており、抱きかかえられたまま車内収容。
バイタル測定しましたが、確かに熱はある。でもそれ以外はこれは明らかにおかしいと言えるような数値ではなく。
近所の小児科は休診であったために救急要請。救急要請に至る過程からバイタル測定、既往症や現病歴等を聴取して病院連絡。
もう休日夜間の診療体制であったために診察可能な病院は限られています。その点を説明し近くの病院から収容依頼をしていきましたが、一番近い小児科対応の病院は収容不能でした。
直近の病院が断られたので、隊長は次の病院をあたる。次の小児科対応の病院は少し遠くなることを説明しましたが、親から『じゃあ(病院)行かない』と。
既に病院と話をしている最中で、収容可能とのお返事を頂いて傷病者情報を病院へ伝えている最中でしたが、どうしても病院には行かないとのこと。病院スタッフの準備もしていたところですが、丁重に謝ることになりました。
(重症度・緊急度はここでは別にして)病院に連れて行きたいから救急車呼んだんじゃないの?
病院が遠くなるなら行かないって、それは親の勝手な都合なんじゃないの?
あくまでも聞いた話ですが、久々にガッカリと言うか、腹ただしい事案。そう言えば過去にも同様の事案に私も出場したことを思い出しました。
だったら何でもっと早く病院に連れて行ってやらなかったんだ。
救急病院が夜でも診察しているのは、急な入院を要したり緊急に処置を要する人たちのためにあるんだ。コンビニのような感覚で来るものじゃないんだ。
そんな人たちが本当に多すぎる。もしこの間に重症・緊急度の高い事案が発生して、近くの救急車がいなかったがために…なんてことがあったらどうするんだ。
もし自分の周りで真に救急車を要するようなことが起こり、直近の救急車がくだらない理由で呼ばれていたがために遠くから救急車が来ることになったら…。
そんなことをちょっと考えてみてください。少なくとも、これは救急車なんて必要なかった。そんな事案でした。
救急車は、命を救うために急ぐ車。救急車が必要だ!呼ばなきゃダメだ!の時には躊躇することなく呼んで頂いて構わないものですが、今一度救急車の利用について考えてみて頂けたら幸いです。
この日にあった救急出場も、『救急車じゃなくても良かったのでは?』と思うような事案でしたが、他署に応援で行っていた先輩が帰り際に言ってた事案も、『救急車?』な事案。
救急車じゃなきゃダメなの?と言うよりも、じゃあ何で救急車呼んだんだ…って。呆れかえるような、腹ただしいような、そんな事案でした。
夕方の、子どもの発熱。
38℃台の熱が2日前から続き、熱が下がらないため救急要請。玄関前で救急車を待っており、抱きかかえられたまま車内収容。
バイタル測定しましたが、確かに熱はある。でもそれ以外はこれは明らかにおかしいと言えるような数値ではなく。
近所の小児科は休診であったために救急要請。救急要請に至る過程からバイタル測定、既往症や現病歴等を聴取して病院連絡。
もう休日夜間の診療体制であったために診察可能な病院は限られています。その点を説明し近くの病院から収容依頼をしていきましたが、一番近い小児科対応の病院は収容不能でした。
直近の病院が断られたので、隊長は次の病院をあたる。次の小児科対応の病院は少し遠くなることを説明しましたが、親から『じゃあ(病院)行かない』と。
既に病院と話をしている最中で、収容可能とのお返事を頂いて傷病者情報を病院へ伝えている最中でしたが、どうしても病院には行かないとのこと。病院スタッフの準備もしていたところですが、丁重に謝ることになりました。
(重症度・緊急度はここでは別にして)病院に連れて行きたいから救急車呼んだんじゃないの?
病院が遠くなるなら行かないって、それは親の勝手な都合なんじゃないの?
あくまでも聞いた話ですが、久々にガッカリと言うか、腹ただしい事案。そう言えば過去にも同様の事案に私も出場したことを思い出しました。
だったら何でもっと早く病院に連れて行ってやらなかったんだ。
救急病院が夜でも診察しているのは、急な入院を要したり緊急に処置を要する人たちのためにあるんだ。コンビニのような感覚で来るものじゃないんだ。
そんな人たちが本当に多すぎる。もしこの間に重症・緊急度の高い事案が発生して、近くの救急車がいなかったがために…なんてことがあったらどうするんだ。
もし自分の周りで真に救急車を要するようなことが起こり、直近の救急車がくだらない理由で呼ばれていたがために遠くから救急車が来ることになったら…。
そんなことをちょっと考えてみてください。少なくとも、これは救急車なんて必要なかった。そんな事案でした。
救急車は、命を救うために急ぐ車。救急車が必要だ!呼ばなきゃダメだ!の時には躊躇することなく呼んで頂いて構わないものですが、今一度救急車の利用について考えてみて頂けたら幸いです。
おそらく側で誰かが自分の子供が・・・苦しみだしたら・・・これぐらいの事で救急車呼んで良いのかためらう方が多いし、まずは呼んでおこうと思う方もいるだろう。
第一に、自分たちで救急やってる病院に行っても良いものなのか?救急病院は受け入れてくれるだろうか?救急車という「公共権力」を行使しなければ病院は受け入れないのでは?
そんなの分かればとっくに自分たちでいってるはず。
医者の数増やせば?消防士(救急隊員)の数やインフラを増やせば?双方の市民の命を守るという「熱い気持ち」があれば解決するのでは?その為の「消防広域化」計画でしょう。
そうおもいます!がんばれっ(^^)/
お前は自分が救急隊だから感覚がマヒしてる
普通に救急の知識のない親なら、
高熱がれば救急車呼ぶって
親にとっては大切な子どもだからね
自分が救急隊だからって、
人の子供を甘く見ないでほしい
医者ではないんだから、さっさと病院に運んでください
救急隊は運び屋だからね
いつもと様子が違うかな、苦しそうだなと思うならその時点で呼ぶべき。ここで私が問いかけているのは、発症から時間が経っていること(2日前)、それまでの間はずっと様子を見ていた?何をしていた?
早く、自分で病院に連れていければ起こらなかった話。
病院に行くべきと思ったから(親は)救急車を呼んだ。ここで果たして救急車で行かなければいけないかどうかは別に考え、病院に行きたいから呼んだのに搬送先が遠くなってしまうからとの理由だけでやっぱり病院には行かないと言う身勝手な理由だと言うこと。子どもだって可哀相でしょう、それじゃ。
その間に、真に救急車が必要な人がいて、1分1秒を争うようなことだったら致命的になりかねない。それを問いかけているのです。
飛龍1983さんがもし救急車を呼ぶことがあり、その時は本当に必要だ!と思うとします。だけど直近の救急車が不在で、遠くから救急車が来た。
あと1分到着が早ければ命が助かった、後遺症が残らなかった。だけどその1分を裕に埋められたはずの直近の救急車は酔っ払いのために使われていた。
これでも諦めきれますか?仕方なかったと割りきれますか?私だったら、ふざけんな!ですよ。
どこまで通じるか分かりませんが、このように少し考えてみて下さいと言うことなのです。熱い気持ちがあるからこそ、こうやって声を挙げるんですよ。
医師の数を増やす、救急車の数を増やしたって、こんな使われ方してしまえば何の意味もなさないものです。
最後に、救急病院は救急車で行かなければいけないものではありません。休日・夜間では平日と違い、診療科目が限られる場合があります。
そこで、休日夜間の病院案内に関する問い合わせ先がほとんどの市町村で整備されていると思います。気になって調べてみましたが、飛龍1983さんのお住まいの街にもありました。
このような案内に問い合わせをし、診察可能な病院を紹介してもらうと言う方法があります。
数年前と比べて少しずつ周知が進んできてはいますが、おっしゃるとおりまだ知らないよって方の方が多数でしょう。ここはまだまだ行政側の課題ですね。
そして、消防団(まだ活動されていますか?)であれば、地域行事等でお知らせするチャンスがあります。
現に私どものところでは消防団の方にもご協力頂いているところです。先日消防団の方対象に救命講習を行いましたが、待ち時間の間、新入団員の方に熱心に説明してましたよ。
知らなかったは決して恥じゃない。知らなかったことをここでぜひ知って、これからの団活動に役立てて下さい。いつかのメールを頂いた際、私に訴えていたあなたの消防団への気持ちがまだ残っているならば、きっと通じるものと信じています。
親ならば、もっと早く連れて行ってやるべきでしょう。私はそう思います。救急隊でも言っちゃう人はいますが、ドクターや看護師はもっと辛口ですよ。
そう言うのが救急医療の崩壊に繋がって行く。危機…と言うよりは、もう崩れかかっている。そんな感じがします。
あくまでもこれは私が行った事案ではなく聞いた話。同様のは過去にも自身でもあった分、イメージは付きやすかったですね。
急病・事故でも救急車…でも、何でもかんでもと言うわけにはいかない。限りある医療資源だし、自分で対処できるならしてほしい。その分を、本当に救急車が必要としている人たちに回すことができるのだから。
ブログも拝見させて頂いております。(なかなかコメントせずにすみません)
お母様の1日も早い回復を願っております。