紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

ムラサキ栽培記録、卯月

2019-04-06 17:05:14 | 日記
「栽培装置の工夫」
昨年秋、紫根の収穫は手間取って苦労した。
特に耕作放棄の畑では紫根は、地中深くまで伸びて石を抱いてしまった。
今年の栽培地の耕作を始める前に収穫方法を考え続けた。

一昨年度はパイプ栽培で数も少なく、庭先での栽培で、この苦労はすっかり忘れていた。
パイプ作りには多少の経費を要した。また、かなりの手間暇を必要とする。
一冬、考え続けて結論を得た。


ダンボールを黒マルチで包んだものである。
ダンボールはスーパーマーケットでの買い物の際に只でゲットした。


1セットは長さ90cm深さ45cmの立板
15cmで屏風畳みになる折板を4列繋ぐ。


2セットを並べて敷設、1ブロックとする。
1ブロックで100本栽培できる様にした。


鍬とスコップのみで50cmの深さを掘り上げた。
さすがに50cmの地層は均一ではなかった。
硬い粘土層の下に瓦礫があり、その石を取り除いて50cmに達した。


NO.4 ブロックまで敷設。
計400本を栽培できる計算だが、結果がすべてである。
15×15×15の三角形の仕切り枡には発根種を播く事にしている。
6〜7ヶ月の生育期間で収穫する予定である。
栽培装置の工夫は次に、塩ビ波板を検討中である。
100本単位から1000本単位の栽培にならないと営農としての栽培にならない。
農家ではないので、そこまでは不必要な事だが・・・。

  「ひらめきて つくりしものは やくだつや」
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