紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・如月の生育状況

2023-02-11 20:20:54 | 日本ムラサキ栽培
「2月初旬のポット苗・ 観察」
昨年暮の12月中下旬に発芽した苗である。 
全19ポット、20本の元気な苗で本葉は2〜6枚と生育期間が異なる。


生育形態は、冬場に良く見かけるロゼット状態である。茎立ちを始めた苗が2本ある。
双葉の大・小の違い気付く。これは種子が特大級の故であろう。種の選別中に気付いた。
小粒は除去して、並・大粒に分別するのだが大粒の中に更に大き目の種があり、特大で分別。


全20ポット、双葉から本葉2枚が開き3枚目の先端が出始めた処である。
同様な生育状況のトレイがもう一つある。

ロゼット状態で本葉数が最も多い苗。6、7枚目が生育中、さぞかし根も太くなっているだろう。

生育形態は最も標準的で、本葉5・6枚目が生育中である。

今年1/11に発芽した苗、本葉が生育を始めたが白い成長点・・・妙だ。アルビノ種?
この様な苗の生育は、その後多くが生育不良となって枯れてしまうが・・・?


茎立ちを始めた苗2本。かつて多くの苗が双葉から急伸して茎立ちをして困惑した事があった。
紫草の苗、整枝に挑戦 - 紫草(日本ムラサキ)の記

種子の選別中に特大と思われる50粒以上の種子を確認。お試しで発芽させて見た。
現在、別に保管している。春先に自然環境下で播種、発芽とその後の生育状況を観察して見たいものだ。

「おいのひび なえをながめて ひがくれる」
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