紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草発芽検証2015.10~11(続報5)

2015-10-30 19:25:29 | ムラサキの栽培

 紫草の種、発根から発芽へ

10/30(10日目)育苗ポットへ移った発根種の発芽

始めの発根種6個、全てが発芽している。(黄色の四角のマーカー)手前4ポットと2列目右2個で、既に2個が双葉を開いている。


翌日発根の種、12個の内7個は発芽し緑が見える。残りの5個も発芽の兆し。

パック内残り種、2個の発根あり。

パック内に残る種は6粒で44粒が発根した。88%に達した事になる。
パック内発根法と称して紹介して来たが、パックにセットしてから5日目に発根が始まって5日後にはほとんど育苗ポットへの移植となった。
発根のピークは7日目で、その前後3日間で32個と半数以上が続々と発根した。これは冷温発芽処理効果が適切だった事の証でもある。

発根する種の状況は、乾いていてコロコロと転がる様な状態である。
位置と数を確認するために下にキッチンペーパーを敷いたが、下が乾いている状態で根が出て来る。

一般的には種を播くと水を補給し勝ちだがムラサキの種は、これに依って発芽し始めの根が腐ってしまうのである。
パック内発根法は、この水分調節ができることが最大の長所である。

これから育苗ポットに移って根腐れを気をつけなくてはなるまい。何しろ土の中の様子は眼に見えない。

   「ひとしごと おえたきぶんで なえながめ」
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