紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本むらさき、不覚の挿し芽検証(続編)

2018-06-16 19:13:33 | 紫根染め
「無意味な検証、新たな疑問」
1ヶ月前の投稿の続編である。
この1ヶ月間で苗の生育は格段の物となり、安心して根を拡げる。

偶然の成り行きから、挿し芽の検証する事になった。
特段、挿し芽などの必要はない。従って無意味な.…となる。
しかし、結果は日本ムラサキの驚くべき強さを見る事となった。


3月24日に急伸した茎を皆カットしてから70日余り経過する。
当然根が出ているとばかり思っていた。


どうして新たな芽を出して生育し続けているのだろう。
カットした時点の本葉2枚の傷みが少なく、双葉の役をしている様に見える。


表も裏も根は見当たらない。
他の例と比べて不思議でならない。


5月に少し様子を見て、絹糸の様な細い根に検証を思い留まった苗である。

細くて長い根であった。間違いなく挿し芽からの生育である。

これはポットの隅に深々とカット部分が入っていた。

発芽した苗と同様な根の生育状況である。
ひとつの発芽苗からふたつの苗の生育得た事になる。


ちなみに親苗の根と比較して見た。
二つ得たとはいえ、この違いである。それでも、これから6カ月後には大した違いはないかも知れない。



下段右側の根の無いカット苗は再びポットに挿した。
温度、湿度管理が一定でも無かった、水分補給を忘れていた事もあった。
生長点を持つ由縁であろうか。

<「まいったと🍃いわせてみせる🌱ほんばかな」

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