紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ、益虫ミツバチ来訪

2018-09-19 19:40:48 | 染料栽培
「2018.日本ムラサキ栽培記録(9月No.2)」
やっとミツバチがやって来た。
以前もこんな時期であったのかも知れない。
もっと早くに、来てもらいたいものだ。
収穫を1ヶ月後に控えての結実は、微妙なところだ。
種の採取は、収穫時に先端部をかなりカットするので対象外となる。


6月に花が開花してから既に3ヶ月を経過している。
その間、一時秋めいた気温となり花も滞った。堅く結実した種も多い。
9月には雨量も多く、気温が高く停滞気味の生育は再度急伸する。


日も短い季節となり、茎の根元は木質化して来た。
雨と高温により生育は盛んで、新芽が根元から急伸してくる。


根元を掘ると来春の新芽を既に見ることができる。

木質化した根元は鉛筆程の太さから、指先に近い太さと様々である。
太い根元は当然太い主根と、多くの側根が期待される。
期待通りの収穫となるかどうかは、1ヶ月後に掘り出して見ないと解らない。
高温と渇水に苦しんだ時期があった。
それは、少なからず根の生育にも現れると思われる。

収穫時期と、その段取りを検討する時期が間も無くやって来る。

  「しこんほり きたいとふあん しもをまち」

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