紫草が発芽して双葉を開くが、白い双葉だ!
たくさんのムラサキの種を発芽させていると、思いもよらない苗が出て来る。
小さな苗、本葉が出て来ない苗、様々だがアルビノ(白化現象)は初めてである。
双葉の違いに付いては、大きくなる双葉と双葉が小さいままの違いには気付いていた。
アルビノの個体を生じることは白化(はくか・はっか)
あるいは白化現象というそうだが、
土の深い所で殻を付けて、まだ開かない双葉は根と同じにかなり白い。
その種が双葉を開いてこの様になっていると思っていた。
Wikipediaで調べてみると
植物学では、光合成色素を合成できない突然変異個体のことである。
このような個体は独立栄養が営めないため、種子中の栄養を使い切ってしまった時点で枯死することになる。
他の双葉が大きくなっている事を見れば、なるほどと思う。
この苗はどうであろうか。
全くのアルビノではなくて、双葉が縞模様が出て来たのは、どうなるのだろう。
他の苗と同じに生育をして、緑の本葉の成長点が見えて来ている。
これは、片一方の端が白い縞である。
本葉の全てがこの様になれば観賞用として面白いかもしれないが、
双葉のみの現象であろう。
紫草の種の発芽に関して云えば、発芽個体は1個体たりとも捨てずに
その生育を見て来た。
いい苗を育てるより、発芽する命を無視出来ずに育ててしまう。
これは、間違っているのかもしれない。
捨てなくてはならない命もあるのだと思う様になる。
生育の悪い苗は早めに抜いて、無視する。
小さな種からは小さな苗しか育たず、発育不全を見ている。
「まびきして そだてるてさき つみとわず」
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