紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草の種子、実る季節

2015-10-16 20:29:22 | ムラサキの栽培

 紫草(日本ムラサキ)の種子、結実近し



最低気温5℃を記録、株によって異なるがムラサキの種子の色が変わって来た。一株から採れた種を数えた人がいた。旺盛な株で953粒であったと記録されている。



この株はやや小振りで生育も遅かった。まだ種は黄緑色である。寒さには以外と強いので霜が来てもしっかりと結実してくれると思う。

大きな株になると採取時期の判断が難しくなる。枝の先端の部分まで黒熟しホーロー質化するまで待っていると下部の早くに結実した種がこぼれ落ちてしまう心配がある。

上部の細い蕚片が黄色くなる頃に分枝を茎近くでカットしてビニール袋に入れてしまうと散逸が少なくすむ。




この時点で、不稔種と思われる種がわかる。

  「むらさきも ちいさきたねに いのちかえ」 
コメント
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