それでも僕はテレビを見る

社会‐人間‐テレビ‐間主観的構造

ろーりんぐ・すとーん

2011-10-26 19:40:06 | イギリス生活事件簿
カミラが引っ越した。

僕が住んでいる地域はなかなか部屋を見つけるのが難しいと言われているせいで、とにかく見つけたら即決しなくてはいけない。

カミラはこの家を見ないで決めて、そしてやっぱり色々問題を見つけたらしく、引っ越しの準備をすぐに始めた。

僕らは一緒に住みはじめてまだ一か月。

まだ一か月だから修正がきく。

彼女によると、とにかく場所が不便だということ。確かにそうだろう。

彼女が通っている大学は僕がお世話になっている大学とは違う。買い物にも不便だし。

ただ、このフラットは一年契約なので、代わりの住人を見つけるのが引っ越しの条件。

彼女はインターネットで見つけて、家に連れてきた。

次のフラットメイトはギリシャ人の男性。

僕と同じ大学の修士の学生で理系。

大学への道を紹介するべく、話しながら一緒に登校。

特に問題は見つけらなかったが、一緒に住んでみるまで分からないものだ。

ヨーロッパ人にはヨーロッパ人の付き合い方がある。

男性は男性同士の独特のルールがあるというか、日本人とはまた別のルールがあるというか、そのことを僕は少しだけ知っている。

次のフラットメイトを含め、僕ら4人はどういう化学反応を起こすだろうか。

考えてみると、男性だけで住むのは初めて。

初年度は女性ばかりのなかで過ごし、2年目は男性と女性が2対2。

だからといって、どれほど違うものなのかはまだ分からない。

女性がいるとありがたいのは、僕以外にも掃除してくれる人がいる可能性があること。

(ただ、カミラは小まめに掃除するタイプではなかったが。)

次のギリシャ人男性はきれい好きっぽいが、果たして掃除をどれだけするかは未知数である。



そんな今日この頃、このタイミングで隣りのエースがカミラの部屋に移動。

音楽をガンガンかけて、楽器を弾きたいということで移るという。

初めて部屋を見せてもらった。

沢山楽器があって、それを弾かせてもらう!

超楽しい。

そのあと、クリスと3人でなんとなく世間話をした。

僕らがキッチンミーティングをするのは久しぶりだ。

毎年毎年、一緒に住む人が変わることを不安に思っていた初年度とはずいぶん違う自分のメンタリティ。

新しい人と住む面白さのようなものを僕は少しだけ感じている。

自分もまた少しずつ変わるような気がするし、色んな国の色んな生活様式に触れることができる。

それに困ったことが起こっても、自分のなかで大切なエピソードになることを知っているから、実際、それほど嫌ではない。

すぐにそのストレスを忘れてしまうだけかもしれないけどね。

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