それでも僕はテレビを見る

社会‐人間‐テレビ‐間主観的構造

続ハヤシライスの会(?)

2011-04-27 22:10:09 | 日記
Tさんが遊びに来ました。

彼と会うのは本当に久しぶり。

わざわざ来てくれたので、ご飯を作りました。

とはいえ、昨晩作ったばかりのハヤシライスと、韓国で買ったキムチを使ったスープ、ですけど。

昨年イギリスで結成されたハヤシライスの会はこんなかたちで生き残っているのであります(?)

前回僕がこちらで作ったハヤシライスには問題点があった、ということを認めたいと思います。

野菜が多すぎて、味が濁りました。すいませんでした。

思ったような味になりませんでした。第一回のハヤシライスに完全に負けたと思います。

今回、その反省を生かして作ったので、かなりうまくいった手ごたえが・・・。

それをTさんが食べて見届けてくれました。彼も会員です(彼は会の存在すらしらないのに)。

会員ナンバー4です(僕は3とかだと思う)。



彼が今日ここに来た目的は、地震の話をするため。

彼の世界観もまた大きく変わったらしく、彼からはとても興味深い話が沢山出ましたよ。

その世界観の変容ぶりに僕はかなり衝撃を受けたのですが、それはあまりここでは書かないでおこうと思います(個人の心の問題なわけだから)。

が、それにしても・・・。

日本人共同体を外から見ていた彼が、突如共同体の一員として何をすべきかという考えに至り(それにはかなりの道理があった)、

さらに文明やら生き方やら色々なものが見直された様子。

逃げた逃げない、とか、体験したしていない、とか、悪い悪くないとか、共同体そのものを見なおさせ、強め、同時に弱めた今回の震災。

彼の心は察するに余りあります。

結局、本質的にはまさにTさんそのものでした。

ただ、彼の話し方がかなり速くなったということと(=普通になった)、より積極的に話すようになった(=無口ではなくなった)という点で、外見だけでもずいぶん変わった、とも言えます。


恋愛の話だけ、とんでもなく笑えたのですが・・・(笑)そして、思いっきり突っ込みを入れたかったけど、抑えました。

(内容を書きたい・・・、でも人のことだから勝手に書けない、書けないことないけど・・・。)



僕自身の世界観にもとても大きな影響を与えている今回の災害ですが、

イギリスの陽気(天気やら市民やら)にほだされて、何かすっかり毒気が抜けたこの一週間。

急に大事なことを思い出したような気持です。

僕なりに出した答えを彼に伝えました。でも、答えを確定する必要はまだ無いのだろうと思っています。

まだ何も終わっていないのですから。

・・・しかし、論文は書かねばらなりません。

論文執筆

2011-04-27 21:40:56 | 日記
ここ数日、論文の執筆に没頭。

日本を発つ前から大きなプレッシャーを感じていた。

今回の章は書けるだろうか?とずっと気に病んでいた。

毎章、毎章、研究の対象が違う。

そのせいで、毎回、いちから新しいことを勉強する。

だから、毎回不安だ。

しかも、英語。



今回、ようやく壁を越えた。

何かが見えた。確かに書けている。

英語の作文にも手ごたえがある。

今日ようやくそう感じた。

今回、書くまでが長かった気がする。

今までにない量の文献を分析したが、今回ほどサラサラと手からこぼれていく不安に苛まれたことはない。

でも、何かを握っている。今、たしかに。