思想家ハラミッタの面白ブログ

主客合一の音楽体験をもとに世界を語ってます。

スーメタルの奇跡

2018-01-20 15:45:29 | 思想、哲学、宇宙論
中元すずか のすごさは、女性的な深い愛と男性的な強い意志が

神レベルで融合されているところだろう。

これほど純粋な愛と、燃えるような意志を表現できる人は、ほとんどいないと思う。

彼女からあふれ出る愛と意志のエネルギーは、どちらも宇宙の根源力の現れである。

彼女は宇宙の根源力を共鳴によって取り込み、周りに放出しているのだ。



SU-METAL Powerful Performances (BABYMETAL)

集団極性化とは

2018-01-20 14:58:59 | 思想、哲学、宇宙論

集団極性化とは?例や原因は?集合知をムダにしない意思決定とは?


集団極性化とは、組織での意思決定は極端な方向に振れやすい傾向があるという心理を表す言葉です。リスクの方向、慎重な方向両方に極性化するといわれています。近年ではインターネット上でも起こっています。集団で正しい判断をするには多様性と独立性の確保が必要だといわれています。あなたは集団の中で自分の意見をいえますか?この記事では集団極性化についてまとめました。


目次
•集団極性化とは?
•集団極性化の事例は?
•集団極性化の原因は?
•集団極性化を回避するには?
•集合知を生かす

集団極性化とは?



集団極性化とは、組織での意思決定は極端な方向に振れやすい傾向があるという心理を表す言葉です。

集団で物事を決めれば、個人で決めるよりも知性が集まっている分利口な判断ができるかといわれれば、そういうわけでもありません。

集団極性化は、1961年にアメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)の大学院生であった、ジェームズ・ストーナーによって報告されたことから始まります。

ストーナーが発見したのリスキーシフトという現象でした。

リスキーシフト

リスキーシフトとは、個人で物事を判断するときよりも集団で物事を判断するときの方がリスクの高い選択をしやすいという現象のことです。

客観的には明らかに間違っている判断を集団はしばしば選択してしまうのです。

コーシャスシフト

コーシャスとは「慎重」という意味です。

コーシャスシフトとは、リスキーシフトとは逆に、集団で物事を判断するときに極端に慎重になってしまう現象のことです。

例えば会社でいうと、経営が悪化して明らかに経営改革をしなければ倒産してしまうような状況でも現状維持を選択してしまうということです。

リスキーシフトとコーシャスシフトを合わせたものが、集団極性化現象と呼ばれるものです。



集団極性化の事例は?



集団極性化は国家などの大きな集団、家族などの小さな集団、近年はインターネットの中でも起こっていると指摘されています。

国家の集団極性化

大きな集団の代表として、国家があります。

国家は歴史的にみると様々な場面で集団極性化を起こしていることがわかります。

アメリカ、ジョンソン大統領のベトナム戦争の判断や、ブッシュ大統領のイラク戦争など、戦争や紛争にまつわる判断には集団極性化がしばしば起こっているといわれています。

何か事件が起こり、一方向に世論が流れてしまう状況は現代でもよく起こっています。

また、第2次世界大戦での日本軍の失敗も集団極性化が起こっていたといえます。

サイバーカスケード

サイバーカスケードとは、アメリカの憲法学者キャス・サンスティーンが提唱したインターネット上での集団極性化現象のことです。

インターネットは同じ意見や価値観を持つ人間が簡単に短時間で結びつくことができ、拡がるという特性があります。

インターネット上にて特定の事柄について同種意見を持つ集団が出来上がった場合に、違った意見を排除する傾向になるのです。

インターネット上では極端な意見形成が行われやすいという現象が起こっています。



集団極性化の原因は?



集団極性化におちいる原因はいくつか考えられます。

同調圧力

集団における多数派の意見と違う意見を排除するという動きは集団極性化の大きな原因です。力を持った集団から弾かれることをおそれて、皆が同じ意見に流れていってしまうのです。

判断基準が、客観的に合理的かどうかではなく皆と同じかという基準になってしまうので間違いにつながるのです。


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多数派の意見の変容

集団の意思決定においては多数派の意見は力を持ちます。

そして、多数派の意見自体が集団の中で先鋭化してしまうことも集団極性化の原因といえます。

それは、集団内の他の人にたいして「自分の意見はこれにくわえて、もっとすごい案を持っている」「自分はこんなこともできる」と顕示しあう傾向があるからです。

絶対的リーダー

また、集団に絶対的リーダーがいるということも原因になりえます。

優れた絶対的リーダーが築き上げた集団であれば、リーダーの意見が大きくなります。リーダーの意見を反証しないまま意思決定が行われる風土ができてしまうことは集団極性化につながります。



集団極性化を回避するには?



以上の原因から集団極性化を回避する方法をみていきましょう。

多様性

集団の中で、多様性を保持することは重要です。

多様性とは、様々な意見のものがいられる環境です。多様性を保持するには、少数の意見をつぶさないこと、大事にすることが重要です。

多数派の意見と少数派の意見を同じ価値であつかうということです。結果的に多数派の意見になるとしても、少数派の合理的観点を検討することに意味があります。

圧力を減らす

圧力が極力かからない集団にしておくということも重要です。つまり、集団の一人ひとりの独立性を確保するのです。

意見を言う力が弱い人間に意見を押し付けるのではなく、一人ひとりが自分の意見を持っているという認識を持つことが大事です。



集合知を生かす



集団極性化はどんなに優秀な集団でも起こりうる現象です。

知性が集まれば、素晴らしい方向に進むというわけではありません。

せっかくの様々な意見が存在するはずの集団の中で集団の知性を生かすには、集団極性化現象というものを理解していることが必要です。

集団は無意識に間違った方向に進む危険を常にはらんでいるからです。

集団極性化という考え方を常に意識することで、より合理的な集合知を生かすことができるのです。


脳と自由意志

2018-01-20 14:41:00 | 思想、哲学、宇宙論

https://blogs.yahoo.co.jp/sennkakunakamura/14655337.html

脳と自由意志

(1)はじめに

 現代の主流の科学的見解は脳が意識を産むというものである。しかし、これは証明されたことではない。しかし、この主流の見解から、脳は物理の法則に従うのだから、脳の運動は決定論的であり、したがって人間には自由意志はないと結論される。本記事では、人間には意志があるとして、この意志によって脳の構造が創られるという、脳と自由意志の整合的理論を提唱しよう。



(2)意志は脳が産むというのは証明不可能であること

 脳は神経回路の集まりとされるが、その神経細胞も原子からできている。原子は量子力学の法則に従うのであるが、それは電場や磁場によって運動が決定されるという、受動的に運動が決定される存在である。それに対して、意志とは受動的な運動ではなく自発的に内部から決定される運動のことである。したがって、常識では原子は受動的に運動が決定されるのであるから、意志を持たないことになる。意志を持たない存在が集まって意志を持つようになることはありえない。意志を持つかのごとく振る舞うことはできるのであるが。したがって、現代物理学を脳の説明の原理とすれば、脳が意志を持つことは説明不可能である。



(3)意志は異次元に体系として存在する 

 意志は脳が産むのではないとするとどこにあるのかというと、3次元空間の外である異次元に脳が存在する前から意志の体系として存在すると考えるしかない。



(4)意志の表出口としての生物と脳

異次元に存在していた意志が3次元宇宙に出現するために、物質がある特定の構造を持って集まり、単細胞生物として出現し、さらに高度な意志を出現させるために多細胞生物となり、さらにどんどん高度な意志の出現のために生物が進化し、その中枢として脳ができ、人間が出現したのである。

したがって、生物が物質的に複雑な構造を持つことによって、高度な意志が発生したのではなく、異次元にある高度な意志を出現させるために、複雑な物質構造が必要になったのである。



(5)意志が脳の構造を決定する

 したがって、原子の集まりとしての脳が意志を産むのではなく、基本的に意志が脳の構造を作るのである。

 例えば英語の単語を暗記しようと努力するとき、その努力の過程で脳の神経回路のシナプス結合が生成されると思われる。そして、十分に暗記できたということは、意志の努力によって神経回路ができ、英語の単語を想起しやすくなったということである。つまり、努力によって、意志が脳の神経回路を創り、そのことによって行為が容易になるのである。

 脳の神経回路に限らず、生物とは、意志が自分の意志を安定的に実現するために、特定の物質構造を構成すると考えられる。生物の身体構造すべてがそうである。内臓にしろ、骨格にしろ、脳にしろ、全て意志が自分を安定的に実現するための構造である。思考を安定的に実現するために、大脳の神経回路ができたのであろう。



(6)結論

 原子の集まりである脳が意志を産むという考えは説明不能であり、意志は脳の出現以前から異次元に体系として存在していると考えるべきであり、そう考えると努力という意志の発露によって、脳神経回路が創られると思われる。そう考えると、意志が脳の構造を決定することになるので、自由意志は整合的に説明できる。