思想家ハラミッタの面白ブログ

主客合一の音楽体験をもとに世界を語ってます。

ダビデの星からのメッセージ(続々)

2016-04-08 12:22:43 | Weblog


ダビデの星からのメッセージ(続々)

ニーニョ・デ・ベルダー  桑原 啓善・編  でくのぼう出版  1993年刊




 真の救いとは、そのものを“目覚めさせる”ことである。“気づき”こそ、真の浄化である。本人自身が悟り、本人自身が気づく以外にはない。
 自らのまいた種だけに責任を負えばよいという考え方はすでに古い。一段一歩進めれば、自らも他も同一であるがゆえに、すべての者(魂)のまいた種は、すべての者(魂)にかえるのである。

 自らだけが天命を全うして天国へかえり、神となるという教えは「エゴ」の域を脱していない。「悟り」を開いた者は、低き「我」をひきあげる義務も感じている。なぜなら、地獄と呼ばれる無明界(気づきのない世界)で苦しんでいる霊魂も「我」であると意識できるからである。
 人間の魂にとりつき“欲求”を満たす存在がそうである。彼ら“汚霊”たちは、生きた人霊の出す想念をエサにしているのである。地上が浄化されては、彼らのいく場所がなくなる。必死になって、地上をなんとか汚霊の顕現場としなければ‥‥命がけである。
 地上を“悪念”と化するか“善念”として浄化させるかは、霊界の天使と悪魔の戦いを、地上という戦場で、人間という兵士を使ってくりひろげることを意味する。

 地上は一度滅びるが、再びよみがえるのである。浄化された地上に新しい人類が降り、再建していく。なぜなら、そのシナリオは、すでに天界にできあがっているからである。そのことを宇宙の進化した人類(宇宙人)はすでに知っていて、生き延びる人々を救出するためにコンタクトをとっているのである。少数の選ばれし人類が、再建のために使われる。

 我々が人の口をかりて“真理”を説くのは、人々の心に恐怖心やパニックを植え付けるためではありません。むしろ、その逆です。迷妄と混沌を取り除くためです。悩まなくてもいいことで頭を痛め、無い「物」にタカラのように価値を与えていること、それらから人々を解放させるためです。

 今日の地上人類が、繁栄と荒廃を同時に共有し、進展の裏には多くの犠牲と汚染をまぬがれないという現実があり、このままだと人類と地球は滅亡の一途をたどる可能性があるからです。それを防ぐ手立ては「人間自身の内」にあります。種をまくのも、それを刈るのも人間自身であるからです。天の力を待ち、宇宙人の救助をかりようとも、自らのまいた種は自らでしか刈り取ることはできません。
 人々から発せられるエゴイズムの想念が、地上を汚しています。

 地上の最大の敵はこのエゴイズムです。そして、それに力を与えているのが、霊界にある本部(総合司令部)であるところの悪魔界(汚霊界)であります。人間の内にひそむエゴの想念を助長し、地上を彼らの巣窟にしようたくらむ悪霊集団があることを、地上の人々は知らないのです。彼らの想念が人々の想念に入り込み、あやつり、ほんろうしているのです。

 「無名の奉仕」や「自己犠牲」は当たり前で、それは自他の区別がないからだという。「人々のために」という考えもない。それは他を意識して出る言葉である。

 地球は病んでいます。地球人のふりまいたエゴのために、かなり悪化した末期の病人のようです。地球人の想念は、まだまだわれわれの想念と比べると、かなり低いバイブレーションの境を脱しておりません。物質的であり、快楽的であり、欲望的であり、好戦的であります。
 われわれは、強制はしません。あなた方は自由です。創造主は、常に生命体に自由という特権を与えてこられました。あなた方がそれを選び、あなた方が決めるのです。

 あなた方が出す“発散するエネルギー”によって、様々な「生命体」が地球を訪れており、一部は地上に住み、地球人とつながっております。類は同類を引き寄せる原理によります。もし、彼らがそれらの想念を発していなければ、それらとつながらなかったでしょう。
 地上の一部の人々は、すでに彼らと手を組み、地上を彼らのものとして、半征服と半奴隷化への道へもっていこうとたくらみ企てています。これらの危険は人類のまいた種であります。

 地上天国がすでに出来上がって実在することは間違いない。あとは、この地上に移すだけなのだ。そうするためには、あなたの波動を彼ら(未来人)と同じ波動にまで高めねばならない。波動によって、自然や動物など環境も変化するからである。それは可能である。あの動物を見て恐れるという感情こそが、そもそもこの地上の波動である。人が人を恐れ、人が人を憎み、人が人を疑い敵と見なす波動が地上を低くしている。今はその波動が変わろうとしている時期なのだ。
 今の日本はまことにアトランティスの全盛期そのままであり、やがて末期へと移行す過渡期へ入るであろう。日本に多くのアトランティス人が再生されているのも、そのためである。“再現されたドラマ”を、やがてわれわれは見ることになる。

 ハルマゲドンは既に始まっている。信じられないことが起こる。地球は大パニック状態になる。邪悪なものが地上を占領する。人類のほとんどは彼らの奴隷と化す。
 地上の指導者たち(政治家)は既にあやつられている。残された白い人々(神の子ら)は、悪魔に魂を売ってはならない。

 地球はサタンに一時占領される。しかし、それが最終の姿ではない。シナリオは続く。やがてそのあとに大破壊が訪れる。大天変地異である。サタンは、地上の人間(サタンのとりこ)とともに海の藻くずと化す。その後に、新生地球が誕生する。これがわれわれの目指す「地上天国」の出現である。
 しかし、「別なもの」が現れれば、未来は変えられるかもしれない。これは地球人類すべてを救うひとつの手段となるかもしれない。「別なもの」とは、スピリチュアリズムの人々への浸透であり、「愛と奉仕」の理念である。そして、さらにそれらに基づいた生活スタイルを生きる人々(新人類)の出現である。

 宇宙は今、新しい変革を必要とする時代に突入した。それは、神界と霊界と地球である現界が、一つにつながる日である。あなた方が霊的に目覚め、スピリチュアリズムの真髄を確信する日が来たのである。一ランクのレベルアップであるから、これは祝福されるべきことである。

 さて、それには一つの関門をくぐり抜けねばならない。何事も合格する前にはテストが必要である。それは大破局とか、自然の猛威と呼ばれる現象であるが、これらは、一つの進歩の前の化膿菌の露出と思えばよい。悪性腫瘍が吹き出た物理的現象と思えばよい。
 生まれ変わるには古い殻を破らなければならない。腐った肉は捨てねばならない。それを悲劇ととるか、無慈悲ととるかは、あなた方の考え方次第である。
 地球人にとってサタンと思われるものも、天使に見えるものも、元をたどれば同じ源から出ているのでは‥‥。地球と人間の進化向上のためには、この二役がなくてはならないのだ。二人の教師が、子供にもほめ役(父親)と叱り役(母親)がいるように‥‥人間にとって、この二面性が必要なのではないか? つまり、いじめる側も救う側も、どちらも進化のためには欠かせない存在ということである。
 かれらは俗に言う「グレイ」という種類の宇宙人で、TVなどでよく話題にしているように、地球人を人体実験している連中である。

 彼らには性別がなく、生殖器もない。彼らの子孫を存続させるためには、地球人の子宮(卵巣)が必要である。彼らはひそかにそれを実行に移している。知らないうちに子宮を貸している地球人の女性が多くいる。彼女たちは寝ているうちに宇宙人との混血児を体内に宿し、いつのまにか抜き取られているのだ。

 それをごく一部の地球人は知っている。彼らこそ、この地球を陰から支配し、動かしている連中である。彼らは宇宙人の技術(知識)が欲しいばっかりに、多くの地球人を犠牲にすることに決めた。黙認しているのである。牛の子宮を使って、人間と宇宙人の子供を12カ月間育てている。 

 地球がやがて大異変によって滅びることも知っており、それを一部の地球人に知らせた。彼ら(地球人の一部)は、そのために地球製のUFOを開発し、月への脱出計画をねっている。一部の宇宙人と密約を交わした人々は、月(月の裏側)にすでにコロニー(移住ドーム)を建設中である。 

 自分たちだけが地球をひそかに逃げる計画をたて、あとの大部分の地球人を見捨てていくのであるから、つまり、見殺しにするのである。裏切り行為である。すべての人類を救えないことを彼らは知っている。 

 これらを世間に知られることは、彼らの計画がふいになる可能性がある。だから真実を隠し、他に気をそらせるために、多くのカモフラージュをしている。それがTVというマスコミを通じて“嘘のニュース”を流したり、人間に他の方に興味を持たせるための工作を、必死でやっている。“宇宙人と地球の未来の存亡”にかかわることには一切触れさせたくないのである。できるだけ人間の心を別の物に向けさせる必要がある。(真実からそらせるための工作‥‥音楽やグルメ、豪華レジャー、趣味や旅行etc.)
 それらを少しでも語るものがあれば、狂人扱いにされる。またはオカルト化させる。映画などでSF的に扱い、できるだけ空想科学(夢物語)的にする。
 宇宙人にも多くの種類がいる。「グレイ」はそれらの人間たちと深くかかわっている。「グレイ」自身のエゴを満たしてくれる地球人がいるからだ。エゴがエゴとくっつき、力を貸しあう。‥‥黒は黒につき、白は白によっていく‥‥類は友(類)を呼ぶように。
 やがて地球は「グレイ」(邪悪な宇宙人)と邪悪な地球人によって、滅亡へのシナリオをまっしぐらに進むだろう。それはヨハネが見た地獄絵、そしてノストラダムスの見た恐怖の大王そのままの未来図である。
 それを救う方法は、たった一つある。われわれ地球人が“愛”に目覚め、立ち上がることだ。
「ファティマ第三の予言」は、いまだバチカンの金庫の中に封印されたままである。決して第三次世界大戦の予言などではない。この予言を三人の子供に告げたという「聖母マリア」とは「宇宙人の女性」である。 

 彼女の口からその秘密が世の中に漏れることを恐れ、口封じのために修道院という牢獄に閉じ込められてしまったのである。このことが広まると、世界は大パニックに陥るからである。その目的とは、サタン(邪悪な宇宙人)に地球と地球人を売り、自分たちが彼らと交換条件として、地球脱出のための技術を授かったことである。
 すでに“世の終わり”がくることを彼らから聞かされていたので、地球が壊滅状態になる前に地球を離れ、月に避難しようという計画を実行に移そうとしているのである。

 地球そのものは一個の生命体と同じであり、一人の人間の肉体そのものと考えればよい。

 肉体は「大いなる想念」によって、健康体にもなり、病人にもなる。今、地球に「生気」を与えているのは「われわれの想念」そのものである。地球という肉体を生かすも殺すも、われわれの想念いかんにかかっているのである。残念ながら「悪想念」の方が今は強く地球にのしかかってきており、瀕死の重症で息も絶え絶えである。その兆候は、地球上の環境汚染と異常気象、各地の内乱と分裂、火山の噴火と地震等に現れ示されている。

 地球を救うのは、「神の助手」であるあなた自身である。あなた方の一人ひとりこそが救世主であり、神の計画の遂行者である。地球人類が愛と奉仕に目覚め、一人ひとりが「大いなる意志」と一つになった時、地球と地球人類は救われるのである。
 


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