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森男の活動報告綴

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読めない本を読む

2013年09月21日 | 模型の話題
こんばんは。

第一次大戦時のドイツ軍の塹壕の写真集(洋書)を買いました。ええ、そういう本があるんです、ええ。右のは、第一次大戦時のドイツ軍が敵軍の塹壕突破のために組織した特殊部隊「シュツルムトルッペン」の写真集です。ええ、そういう本があるんです、ええ。これは、わりと前に買いました。

当時の写真をふんだんに使い、ドイツ軍の塹壕がどういうものだったのかを解説してくれています。ほとんど読めませんけど(笑)。いやーっ、塹壕はいいですねえ。自宅に庭があれば、試しに一つ掘ってみたいところです。でも、実際にはじめじめして、気持ち悪い虫がでてきたりして、居心地のいい場所ではないんでしょうけどね。兵隊さんは大変です。

洋書は、英語版なら全世界が市場になるせいか、かなりニッチなものがあるのがいいですね。これは、ソビエト軍の女性兵士の制服を詳細に解説したやつです。「だからなんなんだ」という感じですね。

ある洋書屋さんから送られてきた目録で見つけて、問い合わせるとすでに売り切れでした。みんな(誰だ?)欲しがるものは同じでやんすね、、、。で、追加発注分の予約を受け付けてたので申し込んでなんとか入手(ハァハァ)。洋書は、基本的に一度逃すと「次はない」という恐ろしい書物です。さらに、事前に内容を確認できないというのもこれまた恐ろしい。そして、買っても読めないというおまけまで付いています(まあ、これは努力次第で解決できますが)。なんといいますか、お膳立てまみれの現代社会においては、非常に珍しいデンジャラスでエキサイティングなショッピングといえるでしょう。

閑話休題。この本は、当時の写真を織り交ぜながら、「ソビエト軍女性兵士の制服のなんたるか」を実に丁寧に解説してくれているようです(読めないので歯切れが悪い)。でも、以前HJ誌の作例で女性兵士をスクラッチした時に、とても役に立ちました。でも、これだけじゃ、、元は、、、とれてませんね。

次はこれ。日本のゴスロリのストリートファッション集。東京(多分)の路上で「これは」という人に声を掛けて撮影してまとめたもの。ロンドンの出版社です。こういう本を、一体誰がどのような目的で買うのかよくわからない。前書きには「日本のゴスロリシーンは実にファンタステックだ。ヨーロッパやアメリカとはまた違う独特のテイストがあるので紹介しよう」みたいなことを書いてますけど、、。

「腕試しに、35でゴスロリのフィギュアでも作ってみたろうかい」と思った時に古本屋でたまたま見かけたので買いました。1300円くらいでした。ゴスロリファッションのモデルさんのファンタステックな衣装と、都会のリアリステックな背景(工事現場のコーンとか、タバコの自販機とか)との組み合わせのケミストリーがものすごくて、頭がクラクラしてきます。当然顔出しで、奥の通行人や背景のバイクのナンバーまでばっちりなのはもうなにもいうまい、という感じです。そのあまりのインパクトに、資料本としての価値を見出せなくなってしまいました、、、。ゴスロリフィギュアは、もやしもんの蛍ちゃんみたいなのを作ってみたいなあと思ってるんですけど、もし作れたところでジオラマのどこにも置けないし「だから何?」と思われるのがオチなので保留ですね。

模型は、これをお手つきしはじめました。おフランスのガレージキットです。今別にメインで作ってるやつはあるんですが、それの息抜きでコツコツやってます。ワンアイテムだけだと、やっぱり息切れしてしまうんですね。ちょと疲れたら、別のをちょっとだけいじって休憩するという(笑)

もう、なんといいますか、こういうのは素直に組むしかないですね。一発でここまで抜いているのはほんと凄いです。サスが可動式になってるのも、無駄な抵抗ですが、ワクワクします。フランス人の情念に感服します。全体の雰囲気もいいですし、基本1ユニット1パーツでここまで再現しているのも凄いです。いや、もうほんとトレビアンです。もう10年近く前に買ったやつで、当然もう絶版です。人が殺されてもおかしくない値段だったような思い出がありますが、こういうガレージキットもまた、一度買い逃すと二度と手に入らないものなので、仕方がなかったといえないこともないですね。でも、今だったらちょっと考えるかも、、、、。

で、これ、とても好きな車両なんですけど、インジェクションでまだでませんね。恐れを知らないように見える新興メーカー群も、おフランスのマイナー系はまだまだ躊躇するアイテムなんですかね。ARL44とか、でないかなあ、、。

というわけでまた。

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