森男の活動報告綴

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「風立ちぬ」について(補足)

2013年08月05日 | 雑記
昨日の「風立ちぬ」の投稿の補足です。

投稿を読んだ知人の某氏からメールが来ました。「私は飛行機のことを知らないけど、映画は楽しく観れました。それは映画を勘違いして楽しんだということでしょうか?」とのこと。(クレームとかそういうのではないです、念の為)

もちろん勘違いなんかではないので、「これこれこうで」とお返事して諒解していただきました(ありがとうございました)。

で、昨日書いた文章を読み直したんですが、映画を観てテンションが上がってるうえに、飲みながら書いたせいか、偉そうでひどい文章ですね。ほんとすいません。某氏のように感じられた方もいらっしゃるかもしれないですし、それは本意ではないので、メールのお返事を元に補足してみます。ちなみにいまはシラフです(笑)

まず、飛行機の知識がなくても十分楽しめるいい映画だと思います。監督のそのへんの配慮はさすがといった感じでした。でも、飛行機のことを知れば知るほど、より楽しんで観ることができるでしょう。

昨日書いた「受け手を選ぶ映画」の「受け手」というのは「飛行機が好きな人」という意味です。観ていて思ったのは、これはまず、飛行機が好きな人に向けて作った映画なんだろうな、ということでした(間違ってるかもしれませんけど)。好きだからこそ伝わってくるポイント(瑣末なディテールではなくて、フィーリングとして。なんか上手くいえませんけど、、)があちこちにちりばめられていて、「駿ちゃん、わかるぞ!わかるぞ、駿ちゃん!」とずーっと心でつぶやいてました(笑)

でももちろん、そういう人だけに向けて作られた映画ではないでしょうし、映画を観て飛行機に興味を持ってほしいという意図もあると思います。なので、観賞する場合は、知識の有無や深さは問題ではないでしょう。観ていて楽しかったら、それでOKなのが映画ですし。例えば、飛行シーンとかはほんと心地のよい動き方で、知識なんて関係なく堪能できると思います。

しかし、批評するとなると話は別です。「飛行機を造る」ということが物語の中心軸となってますので、知識の有無は非常に重要です。重要というか、必須でしょう。特に、批判する場合はこの辺をクリアしていなければ批評にはなりえないでしょう。さらに、知識がなければ読み解けないこと(地雷)もたくさんあるのでなおさらです。(昨日は、勇み足でこの段落だけを書いちゃった、ということですね)

知識知識と書いてますが、私はほんとお恥ずかしい程度の知識しかないので、こういう風に書くのもお笑いぐさなんでしょうけど、まあ、自分のブログ内ということでご容赦ください。映画を観てわからなかったところは、また勉強してみようかな、と思います。映画を観た人をそういう気にさせるなんて、なかなかできる芸当ではないですよ、、、。

などなど、わかったようなわかってないようなことを書きましたが、一言でいうと

「とってもいい映画でした!みんな観ましょう!」

ということです。いや、まあここでいちいち書かなくても、満員御礼なんですけどね(笑)

いやー、それにしても「劇場にもう一回観にいこうかなー」と思った作品は超久しぶりです。「魔女の宅急便」以来です(古すぎだし、ほんとにファンなのか?)

お盆休みにでも、自分なりの感想を書いてみたいと思います。

それでは。

追記 感想はここに書きました。よろしければお読み下さい。
http://blog.goo.ne.jp/morio1945/d/20130813

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