森男の活動報告綴

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陸自駐屯地記念行事の展示品紹介

2024年06月30日 | 廃虚・史跡・博物館などの探訪記
今回は先日行ってきた地元の陸上自衛隊駐屯地の記念行事の展示品を紹介します。記念行事、っていうのは要は基地祭ですね。でも陸自さんでは記念行事と呼んでいるのでタイトルもそれにならいました。

さて、私の住む県にこの「陸上自衛隊徳島駐屯地」が12年前に出来ました。中核となっているのが第14施設隊です。昔でいうところの工兵隊ですね。毎年、開隊された時期の5-6月にこの行事をやってるんですが、私は行ったことがなかったのです。

以前のエントリーで書きましたが、ここに74式戦車が置いてありまして近くで見たいなあと思っていました。この駐屯地の記念行事(要はその日はオープンデイなので敷地に入れる)があることは知ってましたがいつ開催されるのかは知りませんでした。で、先日朝起きてゴロゴロしてたら嫁の森子(仮名)が「今日自衛隊でお祭りやってるみたいよー」と。嫁の森子(仮名)の知り合いが出店を出してるそうでSNSでその投稿が流れてきたとか。「マジでか!貴様なぜそれを早く言わん!」「、、、。だから今言ったやん」というわけでおっとり刀で駆けつけたのです。

駐屯地までは車で30分もかからんのですが、気付いたのが遅くて到着は閉場の1時間前。なので駆け足の見学となりました。写真もそんなに撮れませんでした。まあでもせっかくなので紹介しようかなあ、というわけで今回のエントリーとなったわけです。

おっと前置きが長くなりました。それではいきましょー。
まずは74式戦車。先に全景ウプしたので、ディテール写真をどうぞ。
砲塔と防盾の可動部のキャンバスってこういう感じなんですね。これをきちんと再現するのはなかなか難しいですね。以前作例で作ったときは資料写真を見ながらだったので、ちと仕上がりが違ってしまいました。次は頑張るゾイ!(次がいつかは知らんけど)。

プラモではメンドクサイエリアとなる、ライトなどの細かいところは前部のこの辺に集中しています。

カバーは薄いですけど、びっくりするほど薄くはないですね。一応は防弾仕様なんでしょうね。

M2重機のケース(だったと思う)。ベルトのバックルと、ベルトの質感に注目。こういうのは実物見ないとわかんないですね。


箱の受け部の鉄板がかなり薄いですね。

アンテナ基部とガード。以前プラモを作ったとき、ここは細いパーツだったので折れまくって大変でした。実物は丈夫に見えます(当たり前)。
煙幕発射機の基部はカバーが外せるので分割線があるんですね。円筒の基部は溶接跡が盛り上がってます。なるほど、、。

車体後部上部の、増加燃料タンク(要はドラム缶)の固定用帯。グルメット状(金属線の網みたいのん)になってるんですね。
これまた現物見ないとわからんですね。それにしてもこれはエッチングでも精密な再現は難しいですね。なんちゃって、でしか無理かなあ、、。

こちらは87式偵察警戒車。うーん、かっちょええ。25ミリ機関砲の砲身の冷却用の溝がええですね(そこか)。
この車両、私割と好きなんですけど全然詳しくないです(私は基本そういうのばっかである)。「14偵」とあるので、善通寺から遠路はるばる自動車道を通って来たんですね。お疲れ様です!!っていうか自動車道走ってるとこ見たいなあ、、。

後部のカゴがイイ感じです。これは何が入ってるんですかね?衣嚢?ゲペックカステン的な個人装備入れなのか、車両のための装備品(カバーなど)入れなのかよくわからんですね。でもプラモで作る時は日用品とかをあれこれ放り込むとええ感じになりそうです。
ジェリカンの文字もいちいちカッコイイですねえ。あとラックの板が想像以上に薄いですね。って、さっきから板の厚さにこだわってますね私(笑)でも模型作る上では大事な視点なんですよー。

砲塔のマーク。これまたカッコイイ。こういうのデザインして、車体に描いてくれたら作者的にはメチャ嬉しかろうと思います。いいなあ、、。
砲塔の装甲はあんまり厚くないですね。25-30ミリくらい?定規で測ったりしたら怒られるのかな?展示車両の近くには隊員さんがいつもいて、質問とかに答えてくれるようです(私はビビったのでしなかった。次はちゃんと質問しよう、、)。もちろん監視も兼ねてるので、変なことしたら注意されるのでしょう。

ちなみに、私のようにディテール写真を撮る不逞の輩はあまりいないようで、嫁の森子(仮名)曰く「隊員さんたち、アンタを変な目で見てたよー」とのこと。まあ、そうでしょうねえ、、。大きな基地とかだったら、わたしみたいなんはたくさんいるでしょうからそうでもないんでしょうけど、さすがにここの駐屯地では珍獣なんでしょうねえ、、。

でも、撮ってるときは全く気付いていなかったので、とにかく撮ったわけです(笑) OVMは全部ODで塗っちゃうんですね。で、番号を振ってるのも自衛隊らしいですね。

塗装の剥がれとかがないので、適宜塗りなおしてるんでしょうね。木部のひび割れ方がリアルです。リアル、つーか実物だよ!(笑) ツルハシの柄はどこにあるのかな?

こちらはみんな大好き16式機動戦闘車。うはー。

いやー、ほんとカッコイイ(こればっか)。で、これ路上をフツーに走れるので、ツイッターとかでよくUPされてますね。なので今では一番有名な戦闘車両になってるかもですね。

こちらにもマーキングが。

こういうの、いろいろたくさんあるんでしょうね。ちゃんと調べて一番いいなあと思うやつを模型で再現してみたいですね。

74式の隣に置いてあるヘリ。えーと、なんだっけこれ。地獄の黙示録に出てましたね。
ヘリとかこの辺は私はあんまり興味がないんですけど、実物があるとやっぱ「ええなあ」ってなっちゃいますね。
 
で、近づくと細部は案外古風なリベットべったりだったりして、やっぱええなあ、と。
飛行機とかって近寄るとこんな感じですよね。こういう航空機って離れたところから見ることが多いので、表面はツルッとしてるようなイメージがありますけど、そんなことはないという。

さてこの駐屯地は先に書いたように施設部隊なので、施設部隊特有の車両も展示されてました。こちらはパワーショベル。陸自専用機、ではないですよね多分。
それでもこうやって迷彩色になると、かなり軍用っぽくみえるのがおもしろいですね。民生型よりもタフそうに見えます。

こちらはブルドーザー。これも民間用のかな?違うかな?75式(装甲したやつ)の装甲なしバージョンかな?(調べろよ)
で、今調べましたがわかりませんでした(わはは)。自衛隊での呼称はブルドーザーじゃなくてブルドーザ、なんですね。なるほど。

こちらは資材運搬車。こないだ、ウクライナに贈られたのでちょっと有名になりましたね。カワイイですねえ。

以前からいいなあ、と思ってたんですけど実物を見たら好感度がさらにUP(笑)なんかこう、けなげそうなところがいいですね。

14施設、とあるのでここの装備車なんですね。

三トンも荷物積めるんですね。なかなかやりよる、、。

で、これなんで●●式とか付いてないのか不思議です。聞けば採用時の予算のなんちゃらで、みたいな大人の事情らしいです。

でも機械とはいえ私らのために働いてくれるわけですから、名前くらい付けたげたらええのに、って思いますね。調達が90年なので90式でいいのに。「資材運搬車」って普通名詞ですからねえ、、。ちょっと気の毒カワイソウ。90式がダメなら愛称くらいならいいでしょうにね。「運ぶくん」とかどうでしょうか(どうでしょうか、じゃねーよ)。

で、実物見てプラモ欲しくなったんですけど、残念ながら35では出てません。アオシマが72で出してくれてるのでとりあえずそれを買って作ってみました。

うーん、ええですねえ、、。作りやすくてかつきちんと再現するところは再現してて、可動部もあるいいキットです。2個入ってるのもよいです。

でもやっぱり35で欲しいなあ、、。地味に売れると思うんですけどねえ。あと、訪問時はプラモ買うつもりがなかったので、ディテール写真をきっちり撮ってなかったのが残念。うーん、しくじった、、。

まあ、それはそれとしてお終いです。最初に書いたとおり、閉場直前に行ったのでどれもじっくり見れなかったのが残念。来年はちゃんと調べて早い時間に行きたいです。パレードとかそういうのもあるそうなので。

それにしても、自分の住む県にこういう部隊が駐屯してくれてるっていうのはほんと有難いし心強いですね。隊員の皆さんのご健勝を陰ながら祈念いたします。また、会場にはたくさんの人が来られてて、ほんわかした感じだったのもよかったです。平和が一番!ですねえ、、。

というわけでまた。


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