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森男の活動報告綴

身辺雑記です。ご意見ご感想はmorinomorio1945(アットマーク)gmail.comまで。

前日はいつも

2014年04月12日 | 模型の話題
展示会などの前日はいつも、少しでも早く寝られるように前々から段取りをしているつもりなんですが、早く終わったためしがございません。

でもやっと大体終わりました。だ、大体、、か、、、。ペストに怯えつつ森の中で風の歌を聴きながら、オネーギンと共に人生の短さについて思いを巡らせ、明日の一日こそは高い城の上で復活したいものです。うううう。写っている物体は全てもちろん合法品です。うう。

というわけで中四国AFVの会に参加される予定の皆様、道中お気をつけて。

それでは。


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来週、中四国AFVの会が高知で開かれます

2014年04月06日 | 模型の話題
戦車模型ファンによるイベント「中四国AFVの会」が4月13日、高知県の高知市文化プラザ・かるぽーとで開かれます。興味のある方はぜひご来場下さい。詳細は、公式HP http://afv.run.buttobi.net/をご覧になってください。

会の運営には、私も微力ながらお手伝いさせていただいております。お手伝いの内容はいろいろあるのですが、公式マスコットのデザインもその一つです。

運営委の方から「親しみのもてるマスコットを作りたい」といわれて、こういうキャラを考えてみました。

こちらが「せんしゃん」

こっちは「すだこ」といいます。

ははは。どーですか!(といわれても困るか、、、)このキャラは、今回の高知大会からデビューします。よろしくお願いします。

2人(?)のプロフィールが上記のHPで見られますので、興味のある方はどうぞ。あれこれと計画中ですので、また決まり次第報告させていただきます。あ、もちろんこれはお仕事とかじゃなくて、趣味の活動です。

「AFVの会」は戦車模型のファン有志が、交流や情報交換を目的にして開催している展示会・コンテストで、北海道から九州まで全国8箇所で開催されています。主催者や運営内容などはそれぞれ違っており、名前は同じながら独立したイベントとなっています。

そのなかで、公式マスコットを擁する(?)のは中四国が初めてです。だからなんなんだ、といわれればそれまでなんですが、まあいいじゃないですか(笑)

今は、運営委の方々と、会の幅が広っていくきっかけになればいいなあと、いろいろ展開を相談しているところです。

模型からなんかちょっと脱線しかけている気もしますが、これはこれでとても面白いのでまあいいかな、という感じです(笑)

それでは。




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再浮上

2014年04月05日 | 模型の話題
月刊ホビージャパンの別冊「ホビージャパンエクストラ」がこのたび復活しました。復活第一号は「ミリタリー×女の子」と題しまして、ガルパンと「艦これ」を特集してます。メーンはガルパンで、今度発売のOVAの内容を軸に、キットの作例やグッズをこれでもかというくらい取り上げてます。私が以前製作したファインモールドの八九式中戦車も再掲載されています。興味のある方はぜひご覧下さい。

本誌での掲載は2013年2月号(発売は2012年12月末)ですので、1年以上も前になるんですねえ、、。取り掛かったのがテレビ放映直後くらいで、模型方面にどういう風に広がっていくのか、業界的に様子見のような感じだったような。なのでいろいろ考えた末に、キットデカールを紹介する意味も込めて、デカールをフルに使う痛戦車にしたような記憶があります。これは私の撮影したセルフ写真です。

でもその後は劇中車の再現がメーンストリームになり、痛戦車系はあまり発展しなかったですね。でも、今回こういう形で再度取り上げていただいて嬉しかったです。これはこれで楽しみ方の一つだとは思うので、、、。またころあいを見てここでも紹介させていただきたいと思います。

献本が届いたのが発売日の数日前だったんですが「いつ発売だったっけ」とア●ゾ●を覗くと、発売前なのに「模型・プラモデル」カテゴリのベストセラー1位でした。そして、今も1位です。凄いなあ、、、、。

私のが載ってるとかそういうのは抜きにして、この本はほんと充実した内容で、好きな方にはお勧めです。模型系ファンならほぼ買うだろうと思います。「艦これ」もページは少なめですが紹介されているのもポイント高しでしょうね。値段も1080円ってのはかなり安いですね。まあこれなら普通1500-1800円くらいはいくでしょう。めちゃ売れてるんじゃないかなあ、、、。

で、今回いろいろと思い出していたのですが、1年半前と比べてAFV模型界を取り巻く状況が全然変わってしまってますね。例えば、よく行く量販店ではこれまで戦車模型は片隅でひっそり売られてたんですが、棚が一番いいところに動いたりとか(もちろん、真ん中に液晶モニターを置いて、ガルパンダイジェストがエンドレス)。あと、AFVの会の来場者がかなり増えたりとか(証拠はないのですが、ほかに理由が思いつかない)。いや、ほんと追い風だと思います。

というわけで、OVAが楽しみですね、という結論でした(笑)


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猫とフランス

2014年03月30日 | 模型の話題
自宅の周辺は、通りからちょっと外れたところにあるので、猫の通り道になっているようです。たまに、玄関の前とかで見知らぬ猫が休憩してます。

先日は、子供がお腹にいるらしいお母さん猫が玄関前で寝転がっていました。近付くとすぐ逃げるでもなし、ちょっと距離を置いてこっちをじっとみています。人には慣れているようです。食パンをあげると、食べてどっかにいきました。

今日、トイレ横の手洗い場の窓をなんとなく開けると、裏の家の屋根にその猫がいました。なかなかかわいいお母さんです。この辺でお産をするつもりなのかも。食パンを投げてあげると、パクパク食べてました。頑張りやー。

さて、本題。いま発売中の月刊ホビージャパン2014年5月号に模型のお仕事が載りました。お題は、メンモデルのシャール2C超重戦車です。よろしければご覧下さい。

これは私の撮影したセルフ写真です。実車は戦闘前に爆破・遺棄されるという気の毒な経歴なので、模型の世界くらいでは活躍してもらおうと、こういう情景にしました。いや、実に素晴らしいキットでした。それにしてもこの車両がインジェクションキットになるとは思いもしませんでしたね。ほんと嬉しい限りです。

メンモデルは新作が楽しみなメーカーですね。ルノーともどもとてもいいキットでしたので、この調子でWW2以前の車両をどんどん出して欲しいものです。

記事にも書きましたが、次はルノーFTとシャール2Cのノウハウを生かして、内部完全再現の菱形戦車とかだと嬉しいんですけどねえ、、、。あと、ぜひARL44をお願いしたいところです。

ARL44は、まあマイナーな戦車です。でも、知ってる人の間では「ああ、なんかそんなのあったよねー」という感じのそこそこの位置にいる戦車です。こんなんです。これ、ほんと気絶するくらいかっこいいんですが、キットになってないんですよねえ、、、。 「ARL44」で画像検索すると、写真がたくさん出てくるので見てみてください。

戦後の戦車ですが、どー見ても戦中の、いや戦前のスタイルです。いや、戦前の設計思想でパンターやティーガーⅡのテイストを見よう見まねで盛り込んだような、いや、そうじゃなくて、いや、、、という、見れば見るほど頭がおかしくなる素晴らしい戦車です。キットが出て作るとしたら、やっぱドイツ軍仕様だろうなあ、というオチなんですけどね(笑)

まあ、この今の状況ですと多分そのうちどっかからでるでしょうね。メンモデルだとベストなんですけどねえ、、、。

それでは。


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懐かしい罠

2014年03月02日 | 模型の話題
ニチモの「ロイヤルタイガー・ポルシェタイプ・シングル」をネットオークションで落札しました。

なぜ今時これかといいますと、実はこのキット、私が初めて作った戦車の模型なんですね。確か、幼稚園の年長組のときです。五歳です。近所のおもちゃ屋さんはプラモがなかなか充実しており、そこで買いました。

初めて作った戦車のキットについてはおぼろげに覚えていたのですが、いかんせん何十年も前のことで、特定には至っていませんでした。覚えていたのは①キングタイガーのポルシェタイプだった(丸っこい砲塔がとても印象に残っていた)②値段は1000円(たまーにもらえるお小遣いの100円をやっと集めた記憶が)③白っぽい箱だった という3点でした。

ポルシェタイプなのでタミヤではないのはわかってましたし、ニチモがポルシェタイプを出していたので多分そうかな?とは思っていました。しかし、現物を見る機会がなく、確証はありませんでした。

で、2月のアーマーモデリングにニチモのキットが紹介されており、その中にポルシェタイガーの箱の写真が掲載されていました。見たとたん「これだ」と確信しました。30年以上も前のことですが、箱絵を見て一瞬でわかりました。値段も一致します。

早速、オークションで検索してみると、いいタイミングで出品がありました。ほぼ未開封品で、わりと高額の競りになりましたが、酔った勢いでグイグイ押していって落札(もういいかげんにしろよ)。でも嬉しい。

近県だったのですぐ届きました。箱を開けると、人の家の匂いが。昭和ですなあ、、、。取説をみると、とても五歳が作れる内容ではありません。確か、転輪などの可動部はあまりにも難しすぎて、接着・固定して組み上げてしまったのを覚えています。一日で完成させましたが、多分小パーツはほとんどランナーに残っていたのではないかと。夕食時、食卓に持っていって、じーさまに自慢した記憶があります。シングルタイプですが、モーターを買って動かそうとかは全く考えなかったようです。誌面を見るまで、シングルだったことも忘れていました。

なんとか完成はしましたが「あー、戦車って難しいんだなあ」と痛感し、その後1-2年ほど戦車には手を出さないようにして、比較的形になりやすい車や飛行機で技量の向上に努めたのでした。その辺のいきさつは、キットを見ていて思い出しました。ちなみに次の戦車のリベンジキットはタミヤのM10のリモコンでした。でも、同じくモーターは買わずディスプレイにしたのでした。そのおもちゃ屋さんでは別売りモーターは、カウンターの向こうに置いてありました。購入希望者はその旨申請するという煩雑な手続きが必要で、5-6歳の子供にはとても難易度の高い交渉であり、そんな勇気はなかったのであります。塗料も同様でした。

で、M10はこちらの技量が上がっていたこともあり、すぐできました。以後、戦車もどんどんつくるようになったのでした。今から考えるとリモコンのM10って、超レアだなあ、、。タイムマシンで当時に戻って、僕から取り上げてきたいくらいです。

と、ここまで読み返してみたのですが、ほんとにどうでもいい話題ですね。



続けます。

キットは、まあ昔の製品なのでディテールはそれなりです。しかし、アウトラインとかはよさそうです。なので、そこそこのディテールアップをして仕上げてみようと思います。キャタピラはタミヤの別売りの連結式(安い)にしたいんですが、せっかくなので動かしてもみたいし、、。どうしたもんでしょうね。

まあ、いずれにせよ、今じゃなくてもっと年取ってから作ろうと思います。人生最後の戦車キットにしてもいいかもしれませんね(笑)

子供の時に作ったプラモを何十年も後に手に入れて、当時を思い出したり懐かしがったりするのって、ほんとおっさん臭いですね。まあ、でも名実ともにおっさんだからいいのか、、、。でも、プラモってこんな感じでいろんな楽しみ方があるのでいいですね。

それにしても、ネットオークションのおかげで、こういう風に昔の商品が簡単に手に入るようになりました。ほんとありがたいですね。昔買った製品だけでなく、当時高額で手がでなかったり市場から消えていて買えなかったものも、割と手に入ります。

これはエルエスのモーゼルミリタリーのプラモデルガン。私が物心付いた頃には、すでに市場から消えつつありました。このシリーズは店頭で見た記憶はほとんどないです。夢に出るくらい欲しかったプラモでしたが、ネットオークションのおかげで10年ほど前に手に入れることができました。南部十四年式もなんとかゲットしてます。10年くらい前はこのシリーズはわりと出品されていましたが、今はもうほとんど出てこないようです。多分、押入れへの再配置が完了したんでしょう。

開封済みなので、価値はほとんどないと思います。そのうち作るつもりですが、いつになることやら、、、。それにしても、とてもよくできていてびっくりします。フォルムも完璧、刻印もしっかり。平面出しをすれば、かなりリアルになりそうです(いや、別にしなくてもいいよ)。長銃身タイプにはほとんどない、フロントサイトが段付きなのはチョンボですね(小型のボロモーゼルと認識が混ざったんでしょうか)。どこかで再販したら売れそうな気もしますが、金属部品の再生産が大変そうで、割りにあわないかもしれませんね、、。なんせ装填用クリップまでついてますからねえ、、、。

で、次。これは、、、。

海洋堂の最初期のガレージキット「皇女クシャナ」であります。箱がいいでしょう。ナウシカシリーズなど、全部共通だったんですね。いかにも黎明期って感じです。1985年ごろの製品だったと思います。モデグラなどの広告でしか見たことがなかったんですが、欲しかったキットです。この辺のシリーズはネットオークションでなんと今でも時々やりとりされています(今、クロトワとロンバッハがでてるなあ、、、)

さすが海洋堂というべきか、とてもよくできています。ヘッドもアニメ用と漫画用の大きさの違う2種が入っているという親切ぶり。黒い色が角に付いてるのは、昔これで複製の練習をしたときに、離形剤として塗った塗料が残っているからです。

取説は、モノクロコピー一枚だけ。いやー、いいですねえ!

作ろうとしたのですが、途中で止まってしまいました。久しぶりに箱を開けてチェックしてみました。よろいを着てるのに、体のラインがくっきり出すぎですね。いや、全然いいんすけど。で、よろいのウロコ一枚一枚をきちんと整形しようとした形跡が。そりゃ、止めるよな。

とてもよくできているキットなので、このままきちんと仕上げて、ヒストリカルフィギュアみたいに油絵の具できっちり塗ってやれば、かなり見栄えのするものになりそうです。しかし、フィギュアを自作するまで落ちぶれてしまった今となっては、

もういっそのこと「俺クシャナ殿下」をゼロから全力で作ったほうが潔いのではないか

とふと思いました。

というわけで、懐かしいアイテムは冬の布団の中のように居心地がいいなあと思う反面、どこにもたどりつけない罠でもあるかもなあと、しみじみした今週でした。

それでは。

















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か、牡蠣が、、、。

2014年02月23日 | 模型の話題
今日、隣県に牡蠣焼きを食べに行きました。

水揚げされたばかりの牡蠣を、すぐ鉄板で焼いて食べさせてくれる店が何軒も連なっている港がありまして、去年初めて行ってすごくよかったので今年も行きました。1人3000円くらいで2時間食べ放題、というまあ破格のお値段です。ガスで温められた鉄板に、牡蠣をどんどん放り込んでいくという豪快なもので、とにかくシンプルで牡蠣の美味しさをとことん味わえるわけです。写真は、焼きあがるのを行儀よく待っているヒトビト。

大学時代の後輩同輩ら10人くらいでツアーを組んで行きまして、食べまくりました。あー、ほんとおいしかったです。ほんとはダメなんですが、これくらい生焼けのが一番うまいんですよねーたまらんです。来年もまた行きたいですね。

模型の方は、4月に戦車模型のイベント「中四国AFVの会」が高知でありますので、そこに出品する作品をボツボツまとめ始めています。

出品する予定のタミヤのシャーマンを引っ張り出してみたら、ライトガードの片方が何故か壊れてなくなってたのでプラバンで自作しました。割と複雑な形なので、自作するのは面倒なのですが、かといってパーツを請求するのもなんだかなあ、という一番困るパターンです。

まあ、言われなかったら気がつかないかも、という程度ですね。うーん、、、。

で、いじってたら塗装も気になりだして、結局やり直す羽目に。うーん、、何をやってるんだ自分。

お姉ちゃんの絵も、ちょっと書き直しています。油絵の具で修正しているのですが、こういう細かい絵には、模型用塗料よりも乾燥の遅い油絵の具の方が向いているかもしれません。陰影も付けやすくて、とても塗りやすいです。下着の書き込み具合とか、ちょっと病気の領域に入ってきつつあってやばいかもですね、、

乾燥すると、多分ラッカーをかぶせても大丈夫だと思うので、油絵の具独特のムラはクリアーを吹いて研ぎだせば気にならなくなるかなあと思ってます。

というわけでまた。

あー、牡蠣はほんとにうまかったなあ、、、。

※「中四国AFVの会」は、微力ながら私も運営のお手伝いをさせていただいております。4月13日に「高知市文化プラザかるぽーと」で開催されます。興味のある方は、ぜひいらしてください。公式HPはこちらです→http://afv.run.buttobi.net/


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コタツの戦車

2013年12月01日 | 模型の話題
先週発売された月刊ホビージャパン2014年1月号に、私の模型のお仕事が掲載されました。

お題はメンモデルのルノーFTー17です。初めての第一次大戦の情景で、楽しんで製作できました。興味のある方はぜひご覧下さい。あと、今回から名前を松本森男に変えました。今後、媒体を問わずこの名前で統一したいと思っています。よろしくお願いします。

記事にも書きましたが、作っていて楽しいキットで模型作りを堪能しました。ほんとお勧めです。これはセルフ写真です。また後日改めて個人的に紹介させていただきます。

振り返ってみると、模型雑誌でのルノーの作例はよく印象に残ってるものが多いです。好きな車両ですし、興味のある第一次大戦ネタということもあったからでしょうか。一番はなんといってもモデルグラフィックス1985年1月号の松本州平氏のジオラマですね。マッチボックスの76という小粒のキットながらインパクトのある情景で、当時十代になるかならないかだった私は、なんかもうただただびっくりした記憶があります。なおかつ、記事のMG氏とのやり取りがとても面白く、氏の作例はいつも楽しみでした。「土俵に敵なし、不戦勝じゃあ!」って、なんかもうほんと凄いタイトルだなあと思います。セモプリジ(笑)

ずっと時代は下って、土居雅博氏のアーマーモデリング2000年8月号のヴィネットも凄かったですね。一度現物を拝見する機会があったのですが、ただただその迫力に圧倒されました。ホビージャパンつながりでは、1987年11月号の小澤勝三氏のスケールリンクのキットの作例もよく印象に残ってます。当時で16000円(!しかも消費税とかいうやつなんてないよ!(笑))のフルメタルキットを買えるわけもなく、指をくわえて眺めていた記憶が、、、。今でもちょっと欲しいですもんね、これ。作らないでしょうけど(笑)

というわけで、そんな思い出の多い戦車の模型を、この私が作って、模型雑誌に掲載されたということ自体、なんかもうなんといいますか不思議で仕方がありません。小学●年生のまさに今頃、コタツで松本氏の記事を読んでたときには想像すらしてなかったわけでして、、、。

というわけで、なんかもうただただ個人的な感慨ばかりですいませんでした。頑張って作りましたので、ほんとよろしければ雑誌をぜひご覧下さい。




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ベクトルずれた

2013年09月28日 | 模型の話題
今週発売の月刊ホビージャパン11月号に、模型のお仕事が載りました。

ファインモールド社の日本陸軍・四一式山砲の「連隊砲」と「山砲兵」をヴィネットとして製作しました。
完成写真を中心に、3ページにわたって紹介してもらってます。興味のある方はぜひご覧下さい。また日をあらためて、作品のセルフ写真も紹介できればと思います。

記事にも書いたのですが、私の祖父は山砲の班員でした。祖父が関係していた兵器の模型を私が作り、雑誌に掲載されるというのは、なんとも感慨深いです。子供の頃、私は祖父の軍隊時代の話を聞くのが好きでした。祖父は嬉しそうにいろいろな思い出を話してくれたものです。その会話に、よく「サンポー」という言葉がでてきました。

祖父は幸いなことに、戦闘を経験せずに終戦を迎えています。今となってはよく理解できるのですが、だからこそ私に話ができたのだと思います。祖父の部隊は満州の国境警備についていました。南方の戦況が逼迫すると、部隊の半分は南方に向かい、残りは本土決戦の準備のため四国に配属されました。祖父は幸い四国組でした。その後、満州のその地域の部隊は最後までソ連軍に抵抗し玉砕し、南方組も玉砕しています。なので、かなりきわどいところで生き残ったわけです。「軍隊は運隊」という言葉がありますが、ほんとそうだよなーと思います。四国と南方の振り分けとか、逆になってもおかしくなかったはずですから。今私がここにいるのは、紙一重だったんだなと。

話から推察するに、祖父は砲に直接携わってたわけではなく、砲弾の運搬係とかそういうのだったようです。「砲を撃ったときはこうで」とか「装填する時はああで」とかいう話を聞いたことがないので。聞いたのは「砲の火薬は舐めると甘いので、おやつ代わりにぺろぺろ舐めてた」とか「馬はうまかった(死んだら食べてたようです)」とかそんなのばかりでした(笑)。「十四年式拳銃の撃針がよく折れて困った」と言ってたので、何かの班長だったのでしょう(階級は兵長)。ほんとかうそか分かりませんが、泥濘にはまり込んだ馬を1人で担ぎ上げて(ほんとかなあ、、)表彰かなにかされたとか。「伍長にされそうになったけど、メンドクサイのでうまくすり抜けた」ともいってました。まあ、それなりに優秀で要領のいい兵士だったようです(笑)

というわけで、私が軍隊とか戦争に興味を持ったのは、物心がつくかつかないかの頃に祖父の話を聞いたのが大きかったようです。その後、いろいろと自分で本を読んだりプラモを作ったりしてるうちに、人生のベクトルがずれちゃったわけで(笑)。そう考えると、人生って不思議ですね、、、。

また、昔に作ったフィギュアを作り直してます。今回は尼さんです。というか、これを昔に作ってたという時点でどうかしてる気が。でも、ゴスロリっ子と違い、ヨーロッパのジオラマだといいアクセントになるんじゃないかなと思います。私の作るフィギュアや絵はつり目ばかりだ、とある人にいわれたのでタレ目にしてみました。でも、これで普通くらいかも?頭巾(?)をそれっぽくするのが難しいですね、、、。

さっき「人生のベクトルがずれる」と書きました。例えばそれは、特に目的もなくこういうものを作ることを指すんですね。ははは。

それでは。





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読めない本を読む

2013年09月21日 | 模型の話題
こんばんは。

第一次大戦時のドイツ軍の塹壕の写真集(洋書)を買いました。ええ、そういう本があるんです、ええ。右のは、第一次大戦時のドイツ軍が敵軍の塹壕突破のために組織した特殊部隊「シュツルムトルッペン」の写真集です。ええ、そういう本があるんです、ええ。これは、わりと前に買いました。

当時の写真をふんだんに使い、ドイツ軍の塹壕がどういうものだったのかを解説してくれています。ほとんど読めませんけど(笑)。いやーっ、塹壕はいいですねえ。自宅に庭があれば、試しに一つ掘ってみたいところです。でも、実際にはじめじめして、気持ち悪い虫がでてきたりして、居心地のいい場所ではないんでしょうけどね。兵隊さんは大変です。

洋書は、英語版なら全世界が市場になるせいか、かなりニッチなものがあるのがいいですね。これは、ソビエト軍の女性兵士の制服を詳細に解説したやつです。「だからなんなんだ」という感じですね。

ある洋書屋さんから送られてきた目録で見つけて、問い合わせるとすでに売り切れでした。みんな(誰だ?)欲しがるものは同じでやんすね、、、。で、追加発注分の予約を受け付けてたので申し込んでなんとか入手(ハァハァ)。洋書は、基本的に一度逃すと「次はない」という恐ろしい書物です。さらに、事前に内容を確認できないというのもこれまた恐ろしい。そして、買っても読めないというおまけまで付いています(まあ、これは努力次第で解決できますが)。なんといいますか、お膳立てまみれの現代社会においては、非常に珍しいデンジャラスでエキサイティングなショッピングといえるでしょう。

閑話休題。この本は、当時の写真を織り交ぜながら、「ソビエト軍女性兵士の制服のなんたるか」を実に丁寧に解説してくれているようです(読めないので歯切れが悪い)。でも、以前HJ誌の作例で女性兵士をスクラッチした時に、とても役に立ちました。でも、これだけじゃ、、元は、、、とれてませんね。

次はこれ。日本のゴスロリのストリートファッション集。東京(多分)の路上で「これは」という人に声を掛けて撮影してまとめたもの。ロンドンの出版社です。こういう本を、一体誰がどのような目的で買うのかよくわからない。前書きには「日本のゴスロリシーンは実にファンタステックだ。ヨーロッパやアメリカとはまた違う独特のテイストがあるので紹介しよう」みたいなことを書いてますけど、、。

「腕試しに、35でゴスロリのフィギュアでも作ってみたろうかい」と思った時に古本屋でたまたま見かけたので買いました。1300円くらいでした。ゴスロリファッションのモデルさんのファンタステックな衣装と、都会のリアリステックな背景(工事現場のコーンとか、タバコの自販機とか)との組み合わせのケミストリーがものすごくて、頭がクラクラしてきます。当然顔出しで、奥の通行人や背景のバイクのナンバーまでばっちりなのはもうなにもいうまい、という感じです。そのあまりのインパクトに、資料本としての価値を見出せなくなってしまいました、、、。ゴスロリフィギュアは、もやしもんの蛍ちゃんみたいなのを作ってみたいなあと思ってるんですけど、もし作れたところでジオラマのどこにも置けないし「だから何?」と思われるのがオチなので保留ですね。

模型は、これをお手つきしはじめました。おフランスのガレージキットです。今別にメインで作ってるやつはあるんですが、それの息抜きでコツコツやってます。ワンアイテムだけだと、やっぱり息切れしてしまうんですね。ちょと疲れたら、別のをちょっとだけいじって休憩するという(笑)

もう、なんといいますか、こういうのは素直に組むしかないですね。一発でここまで抜いているのはほんと凄いです。サスが可動式になってるのも、無駄な抵抗ですが、ワクワクします。フランス人の情念に感服します。全体の雰囲気もいいですし、基本1ユニット1パーツでここまで再現しているのも凄いです。いや、もうほんとトレビアンです。もう10年近く前に買ったやつで、当然もう絶版です。人が殺されてもおかしくない値段だったような思い出がありますが、こういうガレージキットもまた、一度買い逃すと二度と手に入らないものなので、仕方がなかったといえないこともないですね。でも、今だったらちょっと考えるかも、、、、。

で、これ、とても好きな車両なんですけど、インジェクションでまだでませんね。恐れを知らないように見える新興メーカー群も、おフランスのマイナー系はまだまだ躊躇するアイテムなんですかね。ARL44とか、でないかなあ、、。

というわけでまた。


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MMMに作品が掲載されました。

2013年07月20日 | 模型の話題
こんばんは。

私の製作した四式中戦車のジオラマ(月刊ホビージャパン2012年12月号に掲載)が、7月19日に発売された「ミリタリーモデリングマニュアル(MMM)」に再掲載されました。

書籍に載るのは2回目で、久しぶりです。自分なりに頑張って作ったジオラマをより多くの人に見てもらえるわけで、とてもうれしいです。

再掲載なので、ホビージャパンの誌面と基本的な内容は同じなのですが、写真がとても大きく・明るくなり、よりはっきりと作品が見られるようになってます。あと、6ページも割いていただいた上に、写真の枚数もキャプションも誌面より増えているのも本当にありがたいです。

ジオラマはこういうのです(※この写真は、私が撮影したものです。誌面には載ってません)

MMMは、現在年一回のペースで発行されてまして、今号からリニューアルされました。これまではムックだったのですが、今回からカバーがつき、豪華な感じの本になってます。
テーマタイトルは「クルスク大戦車戦70周年編」で、MMMの看板ともいえる嘉瀬翔・山田卓司・青木周太郎3氏のジオラマをはじめ、有名なライターの方々の作品が多数掲載され、とても見ごたえのある内容になってます。興味のある方はぜひご覧下さい。

金曜の19日が発売日なので、地方では週明けの発売かもしれません。で、アマゾンを見てみたら、こちらでは何と初回入荷分が売り切れてました!!(7月20日現在) いやー、この種の本がアマゾンでこんなに早く売り切れるのを目にするのは初めてです。いやまあ、もちろんとてもいい本だと思いますし、初回入荷数にもよるんでしょうけど、、、。ひょっとすると、戦車模型がほんとに安定したブーム(変な日本語ですが)になってきてるんですかね?

というわけでまた。マーダーネタは明日にでもあげますね。


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