5月2日で、忌野清志郎さんが亡くなって8年に
なります。
今、清志郎さんがいたらと思うことが、しばしば
あります。
原発事故の前に亡くなったのに、何だかすべてが
見えていたような清志郎さんです。
『地震の後には戦争がやってくる。
軍隊を持ちたい政治家がTVででかい事を
言い始めてる。
国民をバカにして戦争にかり立てる』
清志郎さんの「瀕死の双六問屋」に書かれている
文章だそうです。
ファンの間では「予言」と言われているそうです。
この国はどこへ向かおうとしているのでしょうか
清志郎さんのこの予言の続きは
『この国の憲法第9条はまるでジョン・レノンの
考え方みたいじゃないか?
戦争を放棄して世界の平和の為にがんばるって
言ってるんだぜ。
俺達はジョン・レノンみたいじゃないか。
戦争はやめよう。平和に生きよう。
そしてみんな平等に暮らそう。
きっと幸せになれるよ』
清志郎さん訳のイマジンの「ぼくらは薄着で
笑っちゃう…」は憲法で戦争放棄を掲げる日本の
軽武装を<薄着>と表現し、軽やかに笑おうと
呼びかけているのだそうです。
清志郎さんが生きていた時代と違い、随分厚着に
なってしまいましたが…
今、清志郎さんがいたら何を語り何に怒り
どんな歌を私たちの心に投げかけるでしょうか
イマジン 訳詞/忌野清志郎
天国は無い ただ空があるだけ
国境も無い ただ地球があるだけ
みんながそう思えば 簡単なことさ
社会主義も 資本主義も
偉い人も 貧しい人も
みんなが同じならば 簡単なことさ
夢かもしれない でも その夢を見ているのは
一人だけじゃない 世界中にいるのさ
誰かを憎んでも 派閥を作っても
頭の上には ただ空があるだけ
みんながそう思うさ 簡単なこと言う
夢かもしれない でも その夢を見ているのは
きみ一人じゃない 仲間がいるのさ
夢かもしれない でも その夢を見ているのは
きみ一人じゃない
夢かもしれない でも一人じゃない
(僕らは薄着で笑っちゃう)
夢かもしれない (ああ笑っちゃう)
かもしれない
(僕らは薄着で笑っちゃう)
(ああ笑っちゃう)
(僕らは薄着で笑っちゃう)