~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

宇宙に愛されている

2010-06-20 16:18:00 | 日記
私の好きな番組にNHKの「課外授業」というのがあります。
ようこそ先輩という副題がついているのでしょうか、様々なことで
活躍している方が母校で授業をするというものです。
日曜日の朝の放送で、今日も気が付いたら半分以上終わっていました。
今回の先生は、長沼 毅さんという生物学者の方でした。
小さい時から、自分はどうしてここにいるのだろう?という疑問を
もっていたという長沼さんは、生命の起源を解き明かすヒントを
求めて、北極南極、火山 砂漠 深海と辺境に住む生物を調査し
辺境生物学という新しいジャンルを、切り開いている方だそうです。
長沼さんが、小学生達に「自分達がいなくても、地球は自転し
太陽は昇るでも、宇宙は生命体がいることを選んだ。」
と話した後、君達にお題を出そうと言って「もし、自分が宇宙だったら」
といういう題で作文を書かせたのです。
すると、素晴らしい子ども達の言葉が、紡ぎだされていきました。
(正確には覚えてないのですが…)
  もしも自分が宇宙だったら
  生命が欲しい  生命の私は 嬉しい事も楽しい事も
  悲しい事もある 
  それでも 生命が欲しい!

この宇宙に生命がなかったら、何もない冷たい世界かもしれない
宇宙に感謝する。
この世に生れて嬉しい!

子ども達の言葉に感動して、長沼さんが思わず涙してました。
その長沼さんの言葉もまた、心響くものでした。
   「この宇宙は 生命のある方を選んだ
    生命にあってほしいと思った
    僕たちは 宇宙に愛されている」
夜空を見上げた時、私達はお月さまやお星様に見守られているような
気持ちになります。
それは何となく思う自分の想いではなく、宇宙に愛されているその愛を
感じているからなのかもしれません。
宇宙に愛されて、私達がいるんですね。
大きな大きな愛に包まれている私達が…
 
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土砂降りの雨の中

2010-06-19 18:29:36 | 日記
皆が楽しみにしていた旅行は、なんとバスがディズニーランドに
着いた時から、雨が降り出してしまいました。
パレードは何とか見れたものの、雨のなかの移動は大変で、
乗り物に乗れたのは1つだけでした。
それでも、不満言う人は無く、満員電車なみに混雑したお店の中を
果敢にも、車いすで進んで行きました。
やっと、買い物を終え集合したら、車椅子を降りてお店に入った人が
いなくなってしまい、探しに探しました。
あの足で、雨の中どうしているのだろう。歩けなくなってどこかで
座り込んでいないだろうか…
子どもが小さかった頃に、迷子になった時みたいに心配になりました。
ホテルにも何度も、帰っていないかと電話をいれ…
何時間も探した後、ホテルに着いていた職員から帰って来たとの
連絡が入り、それを聞いた途端涙が出てしまいました。
ホテルに戻ると、私が泣いてしまったことが本人に伝わっていて、
40歳を過ぎた男性が、大きな体を小さくして「ごめんなさい」と
謝るのです。
ふいに泣いてしまった自分が大人気なく、逆に申し訳なくなりました。
翌日は、晴天!
ディズニーストアーなどで一日買い物のでした。
昨日迷子になった彼は、勝手に何処かへ行くこと無く、ぴったり
後ろに付いて来てくれました。
お母さん達は親戚や近所の方にと、まるで海外旅行に行ったように
お買い物を楽しんでいました。
ディズニーシーの横をバスで通った時には、息子との最後の
家族旅行を思い出し、涙が出てしまいました。
たった一泊でしたが、何だか何日も行っていたような気分になりました。
横須賀に帰って来たら、お迎えに来たお父さんの顔を見て40代の
Mちゃんが、喜びの雄叫びをあげました。
嬉しさをこんなにストレートに表せるMちゃんの姿に、疲れが飛んで
行きました。
家に戻ると、夕食は作らなくていいと主人がお寿司をとってくれて
いました。
気がつけば明日は父に日!
我が家は逆バージョンで私が、楽させてもらいました。
旅行中にも、イスキアから連絡があり、いよいよ迫ってきた講演会を
ヒシヒシと感じています。
明日から、また頑張るぞ!
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晴れの日なのに…

2010-06-18 07:32:09 | 日記
今日は、仕事で障害者の人達と一泊旅行です。
行先は、ディズニーランド。
健常者にとっては、旅行というには近過ぎて大げさな気がしますが、
障害の重い方にとっては、やはり記念すべき旅行なのです。
随分前から、どこを見ようか、何を食べようかと相談してきました。
乗り物は乗れるものが少ないので、パレードがメインです。
心配なのがお天気なのですが…
なんと、昨日のお天気とは打って変わって、雨予報。九州は大雨とか…
みんなにとって、特別な晴れの日なのに…
お天道様、どうか顔をだしてー!
さあ、私も晴れの日の心で行って来よう!
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拝啓 孔子様

2010-06-17 21:50:37 | 日記
孔子は「四十にして惑わず 五十にして天命を知る」と
説いてますが、今は思春期も25ぐらいまでに延びていると
言いますから、五十にして惑ってしまう人の方が多いのではない
でしょうか。
私の友人も、五十にして惑い、体調を崩しています。
私達は、食うや食わずの時代ではなくこの国が豊かになっていく
過程のなかで育って来たので、いつも何か目標に向かって進んで行く
生き方をしてきたし、求められてきたように思います。
だから、目標がなくなると途端に惑ってしまうのですよね。
友人に、昨日初女先生が送って下さった言葉をメールしたら、
「希望を信じる、そうですね、しばらく忘れてました。」と返信がきました。
彼女は、今はきっと脱皮の前のさなぎ状態、時期が来れば自然と
開けて来ると思っています。と言っていました。
さなぎの時は、傷つきやすいし慎重にもなります。
でも、思春期の脱皮と違い様々な試練を乗り越える度に、脱皮を
してきたんだから、大丈夫!
今を生きる この生き方になってから私は惑わなくなりました。
目標がなくても、今を生きていれば自然と道がひらけてくるのです。
初女先生の「今より確かなものはありません」と言う言葉は
先生の体験から生まれた真実だと思います。
孔子様、「人生惑わず、今を生きる」ですね!
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初女先生のお声に

2010-06-16 21:21:07 | 日記
チケットが完売になっても、毎日お申込みが来ます。
去年は、あんまりお断りして辛くなり大泣きしてしまいました。
今年は、泣きはしませんがお断りするのはやっぱり、辛いです。
今日も、何人もお断りしてちょっと気持ちが落ち込んでいたら
携帯電話がなり、出ると「すなおさん」と優しいお声が、初女先生でした。
先日のイスキアの集いの後、講演会のプログラムに載せるお言葉を
お願いしていたのです。
弘前へ帰ってからの、初女先生の忙しさを知っていたので、お言葉を
頂くのは無理だなーと思っていましたし、あんなに忙しかったら
忘れているかもしれない、なんて失礼なことを思っていました。
その先生から、電話がきたのです。
初女先生は、こちらに帰ってから忙しくて、お約束のものが
遅くなってと、申し訳なさ様に言われました。
私はそれだけでもったいなくて、胸が一杯になりました。
でも、先生のお声を聞いたらいっぺんに元気がでました。
毎日、お申込みをお断りしていて、つくづく感じるのは、
初女先生を求めている人の多さです。
今という時代が、先生を必要としているのでしょうか。
母性が失われている今、人は母性を求め先生に会いに来るようです。
この、講演会を大切にしたい!
お断りする度に、私はそう思うのです。
そして、又しても言ってしまいました。
先生、元気で元気で元気でいてね!と…
初女先生のお声で、元気100倍になりました。
頑張りまーす!

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万年筆

2010-06-15 20:22:58 | 日記
中学に入学する時、私も姉も父から万年筆と時計をお祝いに
もらいました。
この贈り物が、我が家にとってどんなに高価なものかは、子供ながらに
感じていました。
時計は、皆が持っているような、セイコーの丸いカッコイイ時計と違い
どこか古めかしいものでした。
それでも、それらの贈り物は充分自分が大人に近づいたという
気持ちにさせてくれました。
万年筆のインクの匂いは、それだけで詩が一編書けそうな気がしたし
用も無いのに時間を気にする自分が、少し大人びて思えたし
今にして思うと、昔の親は人生の節目節目を意識して、子供に物を
贈っていたんだなと思います。
でも、いつしか時計も貴重品でなくなり、万年筆もサインペンや
ボールペンにとって代わってしまいました。
手紙が趣味というような私も、もっぱらボールペンで書いていました。
主人に、年上の初女先生に出すのにボールペンは失礼だと言われ
万年筆を貰うまでは…
今ではすっかり万年筆派になっていますが
先日、初女先生とお会いした時、偉そうに「私の万年筆を使って!」
などと言ってしまいました。
先生に、「すなおさんの万年筆書きいいねー」と言って頂き気をよく
しながら先生の筆入れを見ると、すごく素敵な万年筆が入っていて
私が、「先生、素敵!どこのメーカー」と言って万年筆をよくよく見たら
ウォータ-マン、私と同じメーカーでした。
何だか、もうそれだけで嬉しくなりました。
小さい子が、お母さんとおんなじ!と喜ぶみたいに…
この万年筆で字を書いている時、ふと初女先生に思いが行くのです。
同じものを持っている、それだけで幸せ。
子どもみたいな、小さな幸せに私の心のポケットは、ちょっぴり
ふくらんでいます。
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出会いは未来をひらく

2010-06-14 21:16:25 | 日記
初女先生の講演会の準備をしている時に、必ず言うことがあります。
それは、初女先生との出会いはその方が一番いい時(必要な時)に
与えられるように思います。という言葉です。
私自身がそうだったし、先生と出会う人を見ていると、どうしても
偶然とか何となく出会ったとは思えないんです。
無理矢理というのも、何か違うような気がするんです。
7年もかかって初女先生に会えたのよ。という方もいました。
人の出会いには、やはりこの時!というのがあるのでしょう。
時々思うのです。
初女先生に出会ってなかったら、私はどうしていただろうと…
まだ、「息子が亡くなり、死ぬ楽しみが出来ました。」なんて
言っているだろうか…
未来は無いものとして、生きていただろうか…
初女先生との出会いによって、今の私がいる!
どんなに閉ざした人生であっても、人は出会いによって
まるっきり違う生き方ができるということ。
本当に本当に、出会いは未来をひらくということ!
伝えたい、知ってほしい!
悲しみ、苦しみの中で自分の人生を諦めないでほしい!
88歳の初女先生が、ご自分の身を刻むようにしながら
全国に出向き、このことを伝えているということ!
伝えたい!
私に出来ることは、小さな小さなことだが、その小さな事を
通して伝えたい!
どんなに苦しくても、悲しみがどれほど大きくても
出会いは必ず未来をひらいてくれるということ!
そのことを信じて進んでいいんだ、ということ!
伝えたい!
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息子の歌

2010-06-13 23:58:45 | 日記
息子は、路上ライブをしたいという夢を持っています。
でも、歌に自信のない彼は路上ではなく、お山ライブをしています。
その度に、中学の同級生がお山に来てくれるのです。
そして、息子の歌を聴いたら息子の作った評価票に細かく記入して
くれるのです。
友達とは本当に有難いものです。わざわざお山まで来てくれ、
あの子の歌を聴いてくれるのですから。
今日は、お山に来てもらうのはさすがに悪いと思ったようで、
お山から地上に降りると言い、公園デビューとなりました。
公園と言っても、小さな小さな公園で、子供も老人も来ない、ネコが
いるだけのような公園です。
でも、私には思い出深い処…
長男に逆上がりを教えた公園
小さな滑り台をスキーのジャンプ台に見立てて、あの頃活躍していた
選手を真似て、あの子が「船木ー!」と叫んで中腰で滑ってくるのです。
小さかった次男は、お兄ちゃんってすごいなー!と憧れるように見て
いました。
ブランコと滑り台しかないこの公園に、二人をよく連れて来たものです。
お山から下りた息子が選んだ場所が、この公園だなんて…
きっと、ネコしかいないからなんだろうけど、何だか母は胸キュンです。
友達にもっと、今ふうの歌を作れって言われた。恋の歌とか…と
帰ってきてから呟いてました。
歌を作ることで、亡くなったお兄ちゃんと繋がろうとしているんだもの
あなたは、それでいい。
今の流行りでなくていいの。あなたにしか歌えない歌がある筈
お兄ちゃんへの想いを歌にして、悲しみをどうか外へ出してあげて
あの悲しみは、充分過ぎるくらいあなたを成長させてくれたから
もう、悲しみから解放されていいんだよ…
私は、口に出したら「ウザい!」と言われそうなこの言葉を
呑み込み、黙って息子の呟きを聞いていました。
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イスキアの梅干し

2010-06-12 10:18:28 | 日記
明後日から関東地方が梅雨入り、というニュースを聞いて
俄かに焦りました。
忙しくて、梅干しの準備を何もしていないのです。
梅を買っても居ないのです。
私の母は、白梅ばかり漬けていたので、私はシソを入れた梅の
漬け方がよくわからず、なんと去年カビさせてしまったのです。
イスキアに行った時に、スタッフの人に話すと「東京の人は。白梅の
方が多いそうですね。」と言っていましたが、暫らくすると初女先生の
梅の漬け方を、ノートに何ページにも渡って、実に丁寧に書いて送って
下さいました
イスキアの梅は、おむすびにぴったりなんです。
べちゃべちゃと柔らかくなく、と言って乾燥しすぎてなくて
果肉が沢山あって、そして見事に美しい赤なんです。
今年は、絶対にイスキアの梅干しに挑戦するぞ!と思っていた私です。
梅干しを干す前に梅雨入りになるなんて!と焦ってイスキアに居る
スタッフに電話をいれました。
そして、「すなおさん、大丈夫。」という言葉に安心してもう一度
作り方を聞きました。
すると、最初から違っていたのです。
こちらでは梅酒は青梅で、梅干しは少し黄色くして漬けますが
初女先生は青梅のまま漬けるそうです。黄色くすると
柔らかくなり過ぎるそうです。
そういえば、私のは柔らかいを通り越して、どちらかというと
べちゃべちゃでした。
漬ける塩水は、「しょっぱい!」と叫ぶくらい、干して塩水に
戻す時の重しは、梅酢が丁度よくヒタヒタでなく、ヒタ!くらいと…
レシピには表せない微妙なのもが、あのイスキアの梅干しを
生みだしているようです。
初女先生が、岩木さんに見守られるイスキアの庭でお箸で一粒づつ
梅干しをひっくり返している姿は、ふるさとを持たない私の
原風景になっています。
あー、またイスキアの風に吹かれてみたくなりました。
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初女先生の平等

2010-06-11 19:29:34 | 日記
以前も、初女先生が誰に対しても本当に平等に向き合われると
書いたことがありますが、又しても実感しました。
初女先生と十数年前から近しくしている方が、初女先生と親しく
していると、自分は特別」なんじゃないか。と思った時があったけれど、
初女先生は、どこまでも平等なんだよね。と言われていました。
私も、近くで先生を見ていて同じことを思いました。
初女先生は十年以上のお付き合いの方も、初めて会う人も同じように
向き合われます。
これは、凄い事だと思います。
私は、初女先生の思いの深さとその平等さを、あらためて感じました。
人は、善く変わる場合もありますが、どうしたんだろうと、いうような
変わり方もします。
大抵そういう時、私達は距離を置いてしまいますが、初女先生は
その人がどのように変わっても、同じように接するのです。
祈りのうちに、その方の気づきを待っていらっしゃるのです。
私は、初女先生の限りない平等さに深い愛を感じました。
何があっても、初女先生がいらっしゃるというだけで
立ち上がれる気がします。
だから、初女先生 元気で元気でいて下さいね!
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