WOWOWシネマの「W座からの招待状」で
解説をしている放送作家の小山薫堂氏が
毎回、その映画をモチーフとした詩を書き
上映前にその詩が読まれるのですが、
それが何とも味わい深いのです。
ご飯について書いた詩も、初女さんがご健在
だったら、私は直ぐに「こんな詩がありますよ」
と、手紙を書いたに間違いありません。
初女さんは「あら、男の方がこの詩を書いたの」
と、感心されるかも…
初女さんのご飯への思いと重なる詩です。
『ごはんの力』
つやつやの白いお米から立ちのぼる湯気を
見ているとこの国に生まれた幸せを感じる
ごはんは「優しさに」満ちている
傷ついた心をいやす優しさがある
ごはんには「包容力」がある
どんな怒りもそのおいしさに包まれれば
たちまち消えてなくなる
ごはんは「ふるさと」を映す
その土地にあるもの全部を
かたちにしてくれる
改めてごはんの力を想う
作り手の愛をそのまま伝えてくれる
ごはんのすごいチカラを
小山 薫堂
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