goo blog サービス終了のお知らせ 

~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

唯、坐る

2020-06-08 22:10:05 | 日記

去年、和田重正先生の「本当の自分は

感情の外にいる」という言葉に出会った時、

何を言っているのか、さっぱり分かりません

でした。

悲しんだり、喜んだり、感動したり…

それが自分だということに、寸分の疑いも

持っていなかったからです。

ところが、毎朝坐る様になって1年が

過ぎて、分からなかった和田先生の

言葉が「そうだろうな」と思えるように

なっていたのです。

自分でもびっくりです。

日々の暮らしの中で、嫌なことや腹が立つこと

悲しくなることもありますが、そういう時に

先ずは坐ってみようと思うのです。

坐ると、心が鎮まるので感情が立ち上がって

来なくなり、納まってしまうのです。

全く不思議なことです。

和田先生がこんなことを書いていました。

『感情とか欲をどういう風に扱うかというと、

これは全く簡単で、欲や感情を

おさえるのではないんです。

起こるものは、自然に起こるのです。

だけれども感情とか欲とかが起こっても

それと自分は別なんだとよく知ってさえ

いれば、そんなに引っかかってはいかないです。

起こってくる感情によって、行動を決めては

いけない。

行動は自分がこうすべきだと思うところに

って行動するんですよ。

やってみれば、これは簡単にできますよ。

少し練習しないと、その要領は会得できない

けれど…

気分や感情と戦うのではなくて、”そらす”

というか”イナス”ことはできるものですよ。』

多分、1年前の私だったら、何を言ってるの?

と、思ったと思います。

兎に角、何だか分からないけれど1年ほぼ毎朝

坐ってみたら、”本当の自分は感情の外にいる”

このことが、頭ではなく実感として分かり

すごく楽になったのです。

生きる智慧かもしれません。

みんなに伝えたいけれど、坐り続けないと

実感できないので…

頭や言葉の世界じゃなくて、実感の世界だから

唯、坐る

それだけです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ビワの木 | トップ | 植物ってすごいね、初女さん »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

日記」カテゴリの最新記事