お彼岸を過ぎたら、季節はたちまち秋になったようです。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、昔の人は本当によく自然を
感じて暮らしていたんだなと、思います。
秋風が感じられるようになると、あの閉口するような暑さが
何だか懐かしくもなりました。
人間とはなんと勝手な生き物でしょう…
でも、どんなに暑い夏でも、夏の次には秋が来て、秋の後には冬が
くる。この自然の誠実さが私たちの心を支えてくれることを、
私は深い悲しみの日々の中で知りました。
どんなに悲しくても、苦しくても、四季が巡って来るということに
人は支えられることがあるのです。
夕方、戸締りをしようと窓を開けると、見事な夕焼けで
空が紅に染まっていました。
私は、その美しさに感動して立ちつくしてしまいました。
そうしたら、フランクル達が収容所で見た夕焼けも
なんだか、この空と繋がっている感じがしてきたのです。
劣悪な収容所の生活と過酷な労働の中で、明日のいのちも
知れないフランクル達が見た夕焼け…
「囚人運搬車の鉄格子の覗き窓から
夕焼けに輝くザルツブルグの山々を仰いでいるわれわれの
うっとりと輝いている顔を誰かが見たとしたら、その人は
それが、いわばすでにその生涯を片づけられてしまっている
人間の顔とは、決して信じ得なかったであろう」と「夜と霧」の
中で書き留めています。
夕焼けを見て、その美しさに心打たれる、そんな他愛のない事が
人の心を培う一つの糧になっているような気がしました。
そしてそんな時、人は宇宙に守られていると感じるのでは
ないでしょうか…
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、昔の人は本当によく自然を
感じて暮らしていたんだなと、思います。
秋風が感じられるようになると、あの閉口するような暑さが
何だか懐かしくもなりました。
人間とはなんと勝手な生き物でしょう…
でも、どんなに暑い夏でも、夏の次には秋が来て、秋の後には冬が
くる。この自然の誠実さが私たちの心を支えてくれることを、
私は深い悲しみの日々の中で知りました。
どんなに悲しくても、苦しくても、四季が巡って来るということに
人は支えられることがあるのです。
夕方、戸締りをしようと窓を開けると、見事な夕焼けで
空が紅に染まっていました。
私は、その美しさに感動して立ちつくしてしまいました。
そうしたら、フランクル達が収容所で見た夕焼けも
なんだか、この空と繋がっている感じがしてきたのです。
劣悪な収容所の生活と過酷な労働の中で、明日のいのちも
知れないフランクル達が見た夕焼け…
「囚人運搬車の鉄格子の覗き窓から
夕焼けに輝くザルツブルグの山々を仰いでいるわれわれの
うっとりと輝いている顔を誰かが見たとしたら、その人は
それが、いわばすでにその生涯を片づけられてしまっている
人間の顔とは、決して信じ得なかったであろう」と「夜と霧」の
中で書き留めています。
夕焼けを見て、その美しさに心打たれる、そんな他愛のない事が
人の心を培う一つの糧になっているような気がしました。
そしてそんな時、人は宇宙に守られていると感じるのでは
ないでしょうか…
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