台風の被害の大きさに言葉を失っています。
海水温が高いので台風の勢力が小さくならないと
ニュースで言ってました。
この相次ぐ自然災害は、何か意味があるのではと
思ってしまいます。
3・11が起きた時、私は初女さんに
「先生、私どうしたらいいの?」と電話をして
しまいました。
初女さんのこたえは「じたばたしない」でした。
初女さんがいない今、これでもかというように
次々来る自然災害の意味を考えています。
初女さんの言葉を心に置きながら…
「いまは煩雑な世の中で、何もかもスピードが
速いです。先のことは誰もわかるわけでないのに、
先へ先へと進んでいるから間違いが多くなるし
人間関係も煩雑になっています…
いまから67年前は小さなことであった
環境問題が、いまは地球を破壊するほど
大きなものになっています。
小さいものがやがて大きなものになる。
90年生きてきて、その過程をすべて
見てきましたから、私はやっぱりこの足元の
小さなことから初めていきたい、
いつもそう思っています。
佐藤 初女}