~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

石牟礼道子さんと初女さんが出会っていたら…

2019-02-02 21:44:58 | 日記

初女さんの命日が過ぎ、2月がスタートしました。

明日は節分!

梅の花も咲いてます。季節は確実に春に向かって

いますね。

2月は深い月だな~

7日が亡くなった息子の誕生日で、10日が

石牟礼道子さんのご命日…

時々、石牟礼さんと初女さんが出合っていたら

って想像するのです。

石牟礼さんもお料理が上手だったそうですから

っと食べもののことでも意気投合したのでは

ないでしょうか。

初女さんのおむすびを、石牟礼さんが

「このおむすびは、魂が宿っていますね」なんて

言ったかもしれません。

初女さんは石牟礼さんの手を包むように

握られ、石牟礼さんの苦しみを受けとめて

下さったかも…

心のきれいなお二人だから、きっと温かく

澄んだ空気に包まれたことでしょう。

初女さんと石牟礼さんの魂は、もうすでに

出会っているかもしれませんね。

『森のイスキアに鐘を贈ってくださった

 レジナ・ラウディス修道院の

 院長さまと初めてお会いしたとき

 「あなたも苦しみましたね」とおっしゃいました

 わかりますか、とお訊ねすると

 「わかります。私も苦しみました」と。

 通じ合える人との出会いは、なによりの

 喜びです。

 二人で鳴らした鐘の音は

 今も私の心で清らかに響いています。

            佐藤 初女』


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