~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

5月3日に思ったこと

2018-05-04 18:20:02 | 日記

昨日は憲法記念日でした。

新聞に憲法のことを書いた記事が沢山ありました。

その中に「童話屋」さんの、終戦後に旧文部省が

出した教科書の復刻版『あたらしい憲法のはなし

が載っていました。

1947年に中学1年用の社会科教科書として

発行され、9条の戦争放棄については、

「心ぼそく思うことはありません。

日本は正しいことを、ほかの国よりさきに行った

のです」と説いているそうです。

この一文を読んで、戦争放棄は凄いことだったんだ

と、初めて思いました。

男の子は大きくなったら兵隊さんになると

言っていた時代です。

戦争に負け、守ってくれると思っていた

軍隊がなくなり丸腰の国になったということを

私は、想像したこともありませんでした。

生まれた時から”戦争放棄”という憲法に

守られていたので、それが当たり前のことだと

思っていたのです。

”心ぼそく思うことはありません。

日本は正しいことを、ほかの国よりさきに

行ったのです”この言葉は、今も生きていると

思います。

だから70年以上、平和であり続けたのです。

和歌山の短大で「ゴジラから読み解く平和憲法」

というテーマで憲法を教え始めた教授が

いるそうです。

「ゴジラの原点は『反戦・反核』だったと…

米国ビキニ環礁水爆実験で日本漁船

第五福竜丸が被爆した事件が映画のモチーフ

だったのに、「シン・ゴジラ」は反核の

メッセージがあった過去の作品との差は

歴然とあり、この映画が受け入れられている

風潮が気になって、この授業を始めたそうです。

教授は「憲法が時代にそぐわなくなったので

はなく、憲法が目指した社会を忘れてはいないか。

そんな問題意識から、戦後日本の平和主義の

根幹をなす9条などの憲法の成り立ちを

学んでほしい」と語ってました。

ズキンとくる2つに記事です。

夜のニュース番組で、大学で学生たちに

「憲法を守るのは誰だと思いますか?」という

質問をしたところ、「国民」と答えている

学生さんがいて、憲法は放置していてはいけない、

私達も学んで、伝えて行かなければいけないな

と、思いました。

正しいことを、ほかの国よりさきに行って

いるの国に暮らしているのですから…

コメント
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