昨日、テレビで安部総理の集団的自衛権のたとえ話が
問題になっていると、そのたとえ話が放映され
私は言葉を失い、一緒に観ていた息子は
「戦争は人が死ぬんだぞ」と、思わず怒りの声を
あげていました。
総理のたとえ話は
「我々が認めた集団的自衛権とは
何かと言えばですね、安倍晋三は生意気なやつだから、
今度殴ってやるという人たちが、そういう不良がいる。
困ったなと思っているときに、私の友達の
麻生さんという人が『俺はけんかが強いから、
一緒に帰って守ってやるよ』と言って、
私の前を歩いてくれている。そこに3人くらい
不良が出てきて、いきなり麻生さんに殴りかかった。
私も麻生さんを守る。
これはまさに今度の平和安全法制で
できること」(安倍首相)
憲法学者が、こぞって違憲といっている
集団的自衛権のたとえ話がこれです。
辻本清美議員は、あまりにも稚拙だと怒って
いました。
最近読んだ本に、『イラク戦争で戦死者が出た時
アメリカでは大きく取り上げられたそうです。
でも、死者の数が増えていくと、それはもう
問題にもならなくなったと…もし日本において
自衛隊の戦死者が初めてでたら、きっと
大きな問題になるだろうが、戦死者が増えて
いくと、人々は問題にもしなくなるだろう…』
と、いうようなことが書いてありました。
自衛隊の方は、任務だからどこでも行きます。
と答えられていますが、
平和とは、一人ひとりの人の命が大事に
されることだということを、私達はしっかりと
自覚しなければと思いました。
関東でも関西でも、若い人たちが反対の声を
あげ、行動を始めています。
黙っていることが黙認することになるということに
気づいたからでしょう
平和ボケから、一挙に目が覚まされました。
若者が立ち上がってくれたことが、
大きな希望です!
70年間守り築いてきた不戦の国を
未来を担う子供達に手渡さなければ…