初女さんとランディさんの対談「深き森の語らい」が
終わり、ほっとする間もなく書展の作品にとりかかって
います。
書けども、書けども書けません。
100枚以上は書いていると思いますが…
今日も、職場の作業所を借りて黙々と書いていました。
亡くなった息子の名前を書こうとすると、涙が
溢れて書けなかったので、息子の名前とちゃんと
向き合おうと、思っていたら「書」と出会ったのです。
この「書」も天国の息子からのプレゼントかもしれ
ません。
だから、「創(つくる)」という字は、何としても
作品にしたいのですが、書けども書けども…
書こうとして、筆を持ち紙の上に立って
じっと見つめていると、ものすごく明るく
楽しい子だった息子の笑顔が浮かんで来て
字まで可笑しな字になってしまうのです。
今日は雨降りなので、車で迎えに来てくれた
息子が、部屋一面に広がっている「創」の
字を見て、「一日中これ書いていたの」と
呆れていました。
あ~天国の「創」が書きたいのに、筆がついて
行かず、私の知っている可笑しな可笑しな
「創」になってしまうのです。
ごめんね、創
もっと精進しますから、待っていてね。