今日は、とても寒い一日でした。
凛とした寒さに、姿勢が正されるような気がしました。
寒い日は、なぜか初女先生が思い出されます。
私が「寒いですねー」と言うと、「そうでないようだよ
温かいよ」と、言われる初女先生
先生のその言葉を聞くと、北に生きる人の強さを
感じるのです。
今日の寒さで、職場の前の銀杏の木が、葉を
すっかり落としました。
冬が来たのです。
葉を落とした木々達を見ると、そのいさぎよさに
ハッとさせられます。
丸裸になって、寒さに立ち向かって行くのです。
どんな強風も、凍えるような寒さも、すべて受け入れ
天に向かって立っているのです。
不平不満を出さず、黙してそこに立っているのです。
その姿に、崇高なるものさえ感じます。
なんだか、初女先生のお姿が重なります。
とうとう、冬が来ました。