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熊本県: 「くまモン」 米「森のくまさん」最高得点 なぜ勢いがあるのか? 知事の人柄(知識)も

2013年05月12日 22時49分10秒 | 新聞
朝日新聞の週末beに、「be report 北海道と九州のコメ 実力急上昇」という記事がありました。

おいしいお米に、北海道と九州のお米が新品種で参入し、人気なのだそうです。

北海道と九州のお米は、かつては安いお米として知られていました。


北海道は、「寒さの影響でコメはパサパサ」と言われてきました。
しかし、平均気温の上昇で、栽培に適した風土になりつつあります。

「ゆめぴりか」「ななつぼし」が、日本穀物検定協会の「食味ランキング」で「特A」を取りました。


九州のお米は、「鳥またぎ米」(鳥も食べない)と言われました。

「質より量」の伝統がありました。
1995年に、コメの流通が自由化され、「質」に注目するようになりました。

熊本県の「森のくまさん」は、食味ランキングの「特A」の中でも最高点を獲得しました。

「特A」の九州産米は、

福岡県 「元気つくし」
佐賀県 「さがびより」
長崎県 「にこまる」
大分県 「ヒノヒカリ」
熊本県 「ヒノヒカリ」
熊本県 「くまさんの力」
熊本県 「森のくまさん」

猛暑に強い品種(耐暑品種)など「10年以上かけた品種改良がようやく実を結んできた」(井上眞理・九州大学大学院教授)

とのことです。
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北海道の「ゆめぴりか」がおいしくて人気らしいというのは聞いていました。

熊本の「森のくまさん」は、最高得点を取るほどおいしいのですね。


このところ、熊本県は「くまモン」など勢いがあります。
どうしてなのでしょう?


「熊本県 勢い」で検索してみると、

「急上昇中? 熊本県 - 小倉農園 東金なごみ米 - ogura-nouen」というサイトが最初に出てきました。
(http://www.ogura-nouen.com/2013/02/24/%E6%80%A5%E4%B8%8A%E6%98%87%E4%B8%AD-%E7%86%8A%E6%9C%AC%E7%9C%8C/参照)

千葉にある小倉農園を経営している小倉博也のサイトです。

「森のくまさん」が最高得点を出した
「くまモン」の昨年の売り上げ11倍超の293億円

熊本県、勢いついてますねぇ~。

関係者の方々はお忙しと思いますが、今が勝負の時なのかもしれません。
大きい波に乗せてしまえば、その後は比較的安定感を保って展開が出来ると思いますので、是非とも頑張ってもらいたいです。

と書かれていました。

なぜ熊本県に勢いがあるかを解説した新聞や雑誌の記事は、残念ながら見つけることができませんでした。


もしかして、県知事さんの影響かと、「熊本県知事」で見てみると、

「ようこそ知事室 - 熊本県」と熊本県のホームページの知事室がトップに出てきました。
(http://www.pref.kumamoto.jp/site/tiji/参照)

知事の蒲島郁夫(かばしま いくお)さんは、

平成20年4月に熊本県知事に就任し、現在2期目
昭和54年(1979) ハーバード大学大学院(政治経済学博士号)が、最終学歴です。


知事のお人柄を知りたいと「蒲島熊本県知事」で検索すると、

「熊本県知事、蒲島郁夫さん(65)学問と政治、どちらが楽しいですか ...」という読売新聞の記事がありました。
(http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/feature/kumamoto1340543739027_02/news/20120923-OYT8T00565.htm参照)

蒲島さんは、
ハーバード大学大学院で政治経済学を専攻し、博士号を取得。91年、筑波大社会工学系教授。97年、東大法学部教授。2008年、県知事に初当選。12年、再選。

学者から政治家になられた方で
「学問をやり尽くしたわけではないが、学者生活を続けるより、知事として県民に尽くす方が世の中のためになると判断しました」

と話されていました。


この蒲島熊本県知事の、新しいことをビジネスとして成り立つように持っていく学問的知識と意欲が、今の熊本県の勢いのひとつの理由かもしれないと思いました。


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