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惣菜ビジネス: 素材加工で高いもうけ 「中食」 8兆3千億円の市場 22%(1兆5千億円)↑の成長 

2012年07月15日 23時10分19秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「変わる産業地図 惣菜ビジネス活況」という記事がありました。

経済欄の特集記事のコーナーです。

惣菜は、高いもうけが得られ、8兆3千億円の規模、22%の成長を誇るビジネスなのだそうです。

レストランでの「外食(がいしょく)」
家庭内の調理は「内食(うちしょく)」

持ち帰って食べる惣菜は、「中食(なかしょく)」とも呼ばれます。


日本惣菜協会によると、

「中食」の市場規模は、2011年は8兆3千億円を超す見通しなのだそうです。
2002年と比べ、約22%(1兆5千億円)の増加です。

一方、「内食」は縮小の可能性が高く、
「外食」も、1997年の29兆円をピークに、2011年は23兆円まで減少しました。


惣菜は、かつては「手抜き料理」の象徴とされましたが、女性の社会進出を背景に1990年代から浸透してきました。

素材加工で高いもうけが得られる惣菜は、デパ地下、スーパー、商店街が競っています。


仙台のスーパー「主婦の店さいち」では、年商7億円の60%を惣菜が生み出しています。

社長の奥さんの佐藤澄子専務が、細かく従業員に作り方を教え、その味で宮城県内外からお客さんが来るそうです。
同業者の視察も、600以上にのぼる  ということです。
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惣菜部門って、もうかるんですね。

先日も、スーパーは何でもうけを出しているんだろうねと話したところでした。

主婦にとっても惣菜の味、品揃え、品質は大きな関心です。
どのスーパーを毎日使いにするかの決め手の一つになっています。


新しいスーパーが開店したときの話です。
最初は、お惣菜が地味(揚げ物メインで茶色)だったので、毎日は行けないかなと思っていました。

ところが、開店して1カ月目くらいに、大規模なアンケートが行われました。
来店しているお客さんに、お土産(サランラップなど)をあげ、どうすれば来たくなるかを教えて欲しいというものでした。

その結果、惣菜売り場と、刺身コーナーが特に大きく変わりました。

惣菜売り場は、油を使わない野菜、魚、肉の料理、ヘルシーな中華も加わり、華やかになりました。
刺身も少人数向けを、リーズナブルな値段で、夕方に作って出すようになりました。

駐車場はてきめんに満車近くになるようになりました。

働く主婦、子どものいる主婦、1人暮らしの方(単身赴任も含めて)、年配の方にとって、惣菜は大切で重要なコーナーです。

惣菜コーナーとお刺身コーナーの前には必ず人がいて、選ぶのも順番待ちだったりします。


日本惣菜協会というのはどういう組織なのでしょう。

「日本惣菜協会」で見てみると、ホームページが最初に出てきました。
(http://www.souzai.or.jp/参照)

惣菜は、8兆円市場であるが、中小企業が主であるので生産性を向上し、安全な惣菜を提供するため設立した

「惣菜管理士」という資格(1級~3級)がある
20年の歴史があり、資格取得者は 13,901人(2011年7月(第19回)合格発表後)となった


「惣菜白書」も出しているようです。
(http://www.souzai.or.jp/pagebook.html参照)

2011年の惣菜白書は完売していました。


新聞記事には、「RF1」などデパートに187店入る有名惣菜屋は、毎日の売上げが約1億円
スーパーも力を入れているが、味つけはパート主婦の力量による面があるとも書かれていました。

実際、同じスーパーでも支店によってお惣菜の品揃え味が違うように感じます。
食べることは毎日のことで、選択の幅が広がるのは嬉しいことです。これからの発展に期待したいと思います。


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