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日本の人口1億2623万人: 今年3月末 12万人の減少 市部人口90%超 なぜ人は都会に集まるのか

2011年08月10日 21時47分20秒 | 新聞
今朝の朝日新聞に、「人口1億2623万人 続く現象 被災22市町村は含まず」という記事がありました。

今年3月末時点での日本の人口(被災地除く)は、1億2623万人で、昨年より約12万人減ったのだそうです。

総務省が、8月9日に、全国の人口(今年3月末時点)を発表しました。

住民基本台帳に基づき、被災22市町村(岩手県、宮城県、福島県)は報告できなかったため、含まれていません。

人口は、1億2623万625人でした。

これは、前年(同じ対象範囲)と比べると、12万2679人(0.1%)の減少です。
減少は、2年連続となりました。

「自然減」(死亡数から出生数を引く)-「社会増」(出入国の差)=この減少数
14万6185人-2万3506人=12万2679人

都道府県別で見てみると、増加したのは、
東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、沖縄、福岡、滋賀  の8都県だったということです。
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「日本の人口は何人?」と聞かれて、答えられるかなと思いました。

1億3000万くらいとなるのでしょうか(被災地を含めると)。


この小さな日本列島に、1億人以上の人が住んでいるのですね。


総務省の発表を見てみました。

総務省のホームページ(http://www.soumu.go.jp/)に行きました。

トップページの「新着情報」に、「8月9日 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(平成23年3月31日現在)」があります。
(http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei02_01000023.html参照)

資料1の「ポイント」がおもしろい資料です。

人口増加は、

東京都が、人口増加数でトップ  5万2549万人の増加
沖縄県が、人口増加率でトップ  0.53%

市部(特別区を含む)の人口が、90%を超える

市部 1億1436万8159人(90.6%)
町村部  1186万2466人( 9.4%)

三大都市圏(東京、名古屋、関西)で、50.91%と過去最多(昨年は50.51%)

都会は活気づき、人口がますます集中している様子が分かります。


人はどうして都会に集まるのでしょうか?

「都会」で検索してみました。

「田舎でコンビニを開いた都会育ちの人が思ったこと - G.A.W.」と言うブログがありました。
(http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20090506/1241560453参照)

函館で生まれ横浜で育った男性が、コンビニの店長になり、田舎でコンビニ開店のため引っ越した感想です。

この方の文章には、都会を好む心、田舎から都会に人が集まる心情がよく描かれています。

「たとえば仕事中の息抜きとしてのスタバで、電車のなかで、休日に訪れたスーパーのなかで、顔だけを知っているような微妙な関係の知人に出くわすのは、歓迎されるべきことだろうか。主観だけの印象で恐縮なのだが、そう感じる人は少数派なのではないかと俺は考える。」

「しかしこれが田舎ならば。少なくとも地域のなかで行動している限り、知人に出くわさないほうが難しい。」

人と人の絆を重視する方には、このような感覚はいかがなものかと思われる方もいらっしゃるでしょう。

しかし、この人と人の距離感が、「都会」と「田舎」を分けるもののように感じられます。


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