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ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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電波時計の送電所(福島): 復活 日本は2カ所(佐賀と福島) 「情報通信研究機構」は見学無料

2011年04月23日 05時04分27秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「電波時計の送信復旧 20キロ圏、防護服でスイッチ」という記事がありました。

電波時計の時刻合わせ機能の基地は、日本は2カ所しかなく、福島送信所は地震でストップしていたのが4月21日に復活したのだそうです。

送信所は、原発の「20キロ圏内」にあります。

地震時に、職員が避難し、電波が止まっていました。

約40日ぶりに、情報通信研究機構の職員ら10人が、防護服を着て送信所を訪れました。

機械のスイッチを入れ、東日本の電波時計の時刻合わせが、再びできるようになりました。

今後しばらくは、無人のまま運転を続けるということです。
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このニュースはヤフーニュースの記事でも伝えられていました。

「福島第1原発 電波時計再開 送信所が40日ぶり発信」という記事です。
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110421-00000036-maip-soci参照)

地震後、働かせなかったのは、無人で送信を続けた場合、落雷などで機器が故障しても対処できず、誤った時刻情報を発信して混乱を生じる恐れがあるためだったそうです。

東京都小金井市から遠隔操作で停波させることが可能になったので、再開したということです。


たまたま、地震後に電波時計を買おうとLOFTの売り場に行きました。

そこにはポップ(小さな張り紙)で、「日本には電波時計の送信所が2カ所あり、今回の地震で東北の基地の電波が止まっています。佐賀からの受信のみの状態であることをご了解のうえ、ご購入ください」という趣旨が書かれていました。

西日本は佐賀、東日本は福島に送信所があるとは、そのとき初めて知りました。


記事にあった「情報通信研究機構」を見てみると、

独立行政法人で、ホームページが最初に出てきました。
(http://www.nict.go.jp/参照)

「NICT」という略称でも呼ばれるようです。

「おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)は暫定的に送信を再開しました」というお知らせがトップページにあります。

福島の送信所は、「おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)」
佐賀の送信所は、「はがね山標準電波送信所(60kHz)」   という名前だそうです。

「理事長のあいさつ」を見ると、

情報通信研究機構(NICT:National Institute of Information and Communications Technology)は、情報通信技術(ICT)分野の機構とあります。

明治29年に、逓信省電気試験所として無線の研究を始めたのがスタートのようです。

その後、2001年に郵政省が総務省に再編(総務省通信総合研究所)され、独立行政法人通信総合研究所となりました。

ホームページの右側に、

日本標準時 4時54分
協定世界時 19時54分
国際原子時 19時54分  とあり、時刻にもいろいろな種類があるようです。

電波とか通信とか時刻とかの専門家が集まる研究機関のようです。

見学(展示室)もあり、東京都小金井市、茨城県鹿嶋市(宇宙関係)、沖縄で無料で見ることができるとありました。

子どもの自由研究の材料にもよさそうですし、普段あまり意識しない電波や時刻の分野も奥が深そうだと感じました。


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充電池つきテレビ: 夜に充電、昼に見る 7月発売 夏のピークも大丈夫 もとは途上国向け技術

2011年04月21日 23時34分30秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「停電の夏に「節電テレビ」 東芝、夜充電で昼OK」という記事がありました。

充電池を搭載していて、夜の間に充電し、その電気で昼に見ることができるテレビが発売されるのだそうです。

4月20日に、東芝が発表しました。

7月に発売予定の「レグザ」シリーズの19型テレビです。

充電池を搭載していて、停電になっても3時間は見ることができます。
この夏の昼間、節電したい時間帯に使うことも可能です。

あらかじめ充電池に充電しておき、リモコンの「ピークシフト」を押すと、充電池の電気を利用し始めます。

価格は、4~5万円です。
従来のタイプと比較すると、1万円程度高くなるそうです。

33型への利用も検討されています。

もともとは、新興国(停電が頻繁に起きる)向けのテレビに使っていた技術で、
「日本で発売することになるとは思わなかった」(大角正明執行役上席常務)ということです。
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電気はためられないと聞きますが、一般家庭でもためられるのですね。

充電池を使うという方法が、途上国向けにはすでに使われていたとは知りませんでした。

途上国向けということは、充電池は買える値段なのでしょうか。

東芝のサイトを見にいってみました。
(http://www.toshiba.co.jp/digital/参照)

「4月20日 「デジタルプロダクツ&サービス社 事業戦略発表会ページ」を公開」が最新情報としてありました。

クリックすると、iPadのような「「レグザタブレット AT300」、電子書籍ストア「ブックプレイス(Book Place)」、3Dとともに、「ピークシフト」が紹介されていました。


海外の途上国向けの充電池つきテレビのことを知りたいと、「充電池つきテレビ 海外」で探してみましたが、詳しいことは残念ながら分かりませんでした。

充電池がそれほど高価でないのであれば、家庭でもいろいろな用途で使えるのではないでしょうか。

そういえば、太陽光発電を充電池にためて使っている方もあるとインターネットで読んだことがあります。

今日のテレビニュースで、太陽光発電(一戸建ての屋根)で、テレビ、ラジオ、電話(これで情報関係はばっちり)、クーラー、冷蔵庫も使えると伝えていました。

ただ、洗濯機まで一緒は無理でした。
4年前の設置で200万円をやや超えたと、その家庭の男性は答えていました。

太陽光発電は、価格を下げることができれば、今、すごく売れると思います。


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ヨーグルト、納豆、ビール: 発酵(計画停電)、容器、東北工場で品薄に 多くの人が大いに考えた時期

2011年04月20日 01時43分10秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「日常品 不足解消に薄日 メーカー、工場再開 小売り、海外調達に本腰」という記事がありました。

ヨーグルト、納豆、ビールが品薄だったのは、計画停電、容器不足、東北工場の停止が原因だったのだそうです。

3つとも、発酵にまとまった時間が必要な食品です。

東京電力管内で、計画停電が行われている間は、工場を動かすことができず、品薄の原因のひとつになりました。

ヨーグルトでは、乳業大手の明治が、ヨーグルトの3工場が動かせなかったため、一時20~30%の生産量になりました。
計画停電が終了したおかげで、現在は50%程度です。

納豆は、ミツカンの関東の2工場が被災していましたが、操業を再開しました。
しかし、容器の企業が被災していて、完全復活までにはまだ時間が必要です。

ビールも、北関東の工場は生産を開始し始めましたが、東北の工場が停止しています。

水は、日本コカコーラとイオンが、韓国からの輸入でまかなっています。

電池は、西友がアメリカから輸入して調達しているということです。
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発酵と計画停電が原因の一つだったのですね。

急に、スーパーの棚から完全に姿を消したので、「どうして全くないのだろう」と心配していました。

はっきりした原因が分からないので、「納豆が放射能にいいという説を信じた人が買い占めた」という話まで聞きました。

ヨーグルト、納豆、ビールは、毎日、食べたり飲んだりしている人が多い食品ですので、ないことが気になる食品でした。

断水や停電の間は、調理しなくて済むパンが品薄にもなりました。

こうやって、原因や生産の回復具合がはっきりと分かると、安心します。


今回の地震で、経済の分野でも、例えば納豆は容器やラベルは東北、納豆は関東の工場と、各地をつないだバランスで生産していることが分かりました。

しかも発酵には正確な温度管理が必要で、途中で計画停電があると、生産そのものができないのですね。

様々な分野で、いつもとは違う状況が発生し、それをどう解決するか、どう対応するか、多くの方が大いに考えられた時期であったと感じました。



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佐藤規子さん: アフガニスタンのアジア開発銀行勤務の50歳女性 2人の子どもは独立 仕事に打ち込む

2011年04月17日 22時00分23秒 | 新聞
今日の朝日新聞GLOBEに、「私の海外サバイバル 2 カブール(アフガニスタン) 佐藤規子」という記事がありました。

世界各地で働いている日本人に、仕事上の苦労や休日の過ごし方を紹介してもらうコーナーです。

佐藤規子さんは、アジア開発銀行(ADB)のアフガニスタン事務局で案件管理を担当をしていらっしゃいます。

アジア開発銀行は、途上国の貧困を減らすことを目的とし、アフガニスタンでは電力網の整備、鉄道建設をしているそうです。

佐藤さんは、それら30を超える事業の進行の管理が仕事です。

子どもさんは2人いて、長男は日本で社会人、長女はカナダで大学生です。
子育てを終え、本当にやりたかった国際協力の現場の仕事に打ち込めているとおっっしゃっています。

国連事務局が襲撃され、治安に不安がある土地です。

朝は、6時半に起床すると、無線で警備担当に無事を知らせることが1日のスタートだそうです。

アジア銀行に入行したとき、アフガニスタン行きを打診され、すぐにOKしたのは、
世界が注目する援助の現場に行きたかったから  ということです。
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すごい仕事をしていらっしゃる方があるのですね。

アジア開発銀行には、各国が資金を提供するので、アフガニスタンの事業規模は年に約13億ドルとありました。

決済書類を確認したり、資金のことで財務副大臣に頼んだりもされるそうです。

プロフィール欄に、「2010年から現職」とありました。
それ以前は、カラチの日本総領事館で専門調査員だったそうです。

スカーフを巻いた写真があり、知的で美しい女性です。
このような仕事があり、女性も勤務されているのですね。


「アジア開発銀行」という機関はニュースでは聞いたことがあります。

「アジア開発銀行駐日代表事務所」のホームページに、「日本人職員の声」というページがありました。
(http://www.adb.org/JRO/interviews-jp.asp参照)

職員の方々に、アジア開発銀行(ADB)で働くようになったきっかけやそれまでの経歴が紹介されています。

女性は3人が紹介されていて、渡邉 真樹子さん(農村開発専門官)は、
慶応大学法学部政治学科、JICA、ハーバード大学、世界銀行、アジア開発銀行(ADB)という経歴です。

幼い頃にメキシコに住んだことがあり、小学・中学はインターナショナルスクール(55カ国の子ども)に通われたとあるので、国際的な環境で育たれた様子です。

新聞の佐藤さんの記事には、事務所と宿舎は同じ敷地内にあり、高さ3メートルの壁で囲まれている
外出先は警備がある場所に限られ、レストランを予約しても半分はテロ情報で行けなくなるともありました。

こういう方々が、世界の日本を支えていらっしゃるのだと読みました。


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ディズニー再開: 浦安在住の論説委員さんは、液状化のくらし ディズニーは地震当日もサービスよかった

2011年04月15日 21時29分55秒 | 新聞
今日の朝日新聞夕刊に、「窓 論説委員室から ディズニーの街で」という記事がありました。

論説委員さんは、ディズニーランドがある浦安住まいで、液状化のくらしは予想以上だったそうです。

浦安市は、3月11日の地震で市の4分の3が液状化しました。

論説委員さんは、ローンで購入し、住んで14年になるご自宅が、液状化で傾いてしまいました。
周囲のビルやマンションは、位置はそのままで、周辺の地面が落ち込んでいます。

下水道も止まっていましたが、4月に入ってやっと回復し、トイレとお風呂が使用可能になったということです。

「風呂からあがった後のビールがなんとおいしかったことか」ということです。
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液状化で下水が使えなくなったりするのですね。

トイレとお風呂が、東京に隣接する浦安市で使えなかったとは不便だったでしょう。


夕刊の一面には、「笑顔の魔法 待っていた TDL再開」という記事もありました。

東京ディズニーランドが、本日4月15日に、再開したのだそうです。

節電のため、営業は午後6時まで。
パレードは、4月19日からの予定です。

今朝は朝8時にオープンし、列を作って待っていたお客さんたちが、さっそくディズニーの世界を楽しんだということです。


今日、ディズニーランドが再開という話をしていたら、友人やお店のお客さんが、地震当日ディズニーランドにいたという人の話を聞くことができました。

ホテルに宿泊したいた人は、そのまま滞在できましたし、そうでない人もフロントで泊めてくれたそうです。

ディズニーランドのレストランにたまたまいた人は、そのまま1晩過ごさせてくれ、その上、いろいろな料理を次々に作って出してくれたということです。

「そういうことをしてくれると、好感度が上がるね」
「さすがのサービスね」という感想になりました。


新聞の記事には、オリエンタルランドの上西京一郎社長の
「なぜこの時期に開けるんだ、という声もあったのは事実。でも、早く再開して元気を出させてほしい、という声が背中を押してくれた」

というコメントも書かれていました。

ディズニーランドの再開は、待たれた再開です。
(施設はあまり被害がないけれども、駐車場が液状化したと報道されていました)


関東でも、ショッピングセンターで、スプリンクラーが働いたり、吹き抜けの施設は被害があったりして、今日から再開という商業施設もあると聞きます。

いつもどおりの生活が(節電はありますが)戻ってきていると感じます。


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明川哲也さん: 「故郷を離れる」=新しい視野が手に入る、若者は故郷を離れる経験を

2011年04月11日 20時25分18秒 | 新聞
今日の朝日新聞夕刊に、「生きるレッスン 創作家 明川哲也さんの「故郷を離れる」 視野新たに太い心養う」という記事がありました。

4月からの新コーナーで、同じタイトル(「故郷を離れる」など)について、3人の著名人が交代で文章を書かれるコーナーです。

初回は、「故郷を離れる」ことについて、創作家の明川哲也さんが書かれています。

明川さんは、関西の出身で、うどんについては西に尽きる(関西が一番)と思われるそうです。

一方、そばについては、東の方(東京のほう)がうまいような気がするとされています。

西には西の、東には東のいいところがある。

関西にずっといた頃には、そういうことが分かりませんでした。


震災で疎開されている方のご苦労を考えると言いにくいと前置きされつつ、

「若い人は、一度故郷を離れてみるべきだとボクは思っています」

新たな場所で視野も新しくすることで、「対立」(自分のいるこちら側とあちら側という考え方)ではなく、「並立」の概念が持てる。

故郷を離れるということは、これまで妄信してきた概念や常識と一度距離を置き、異なる価値観の並立を可能にする太い心を養うことでもあると思うということです。
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とても心に響き、「言えている」と思った文章でした。

今日は東日本大震災発生から、1カ月目の日です。
午後2時45分には、職場や学校や家庭で、黙祷をささげました。

本来なら、それについてまたは、東京都知事選挙結果等についてが大きいニュースであった日でした。


しかし、夕方、夕食後に読んだこの文章が心に響きました。

生まれた土地で知った人に囲まれて、一生を過ごすことは、幸せなことだと思います。

一方で、その集落、その地域、その地方では常識とされることでも、他の地域では全く異なった考え方ややり方があり、それを明川さんがおっしゃる「並立」で取り込むことは、視野という点で重要なことだと思います。

そのために、若いうちに生まれ故郷を離れ、全く違った地方、知らない人に囲まれて生活する経験は、重要なことと、感じます。

4月は、新しい生活を始める人が多い季節のため、このテーマが選ばれたのでしょう。

きっと、違う考えをされる方もいらっしゃるでしょう。


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菅野典雄・福島県飯館村長: 「汚染田でバイオマス燃料」作りたい ヒマワリ、ナタネ 工業用米や麦は?

2011年04月10日 13時42分38秒 | 新聞
今朝の朝日新聞(4月10日)に、「汚染田でバイオマス燃料 福島・飯館村長が提案 ナタネなど原料栽培」という記事がありました。

福島第一原発の影響で、イネの作付ができなくなった水田で、今年はバイオマス燃料を作付したいと、福島県飯館村長が鹿野農水相に提案したのだそうです。

4月9日に、鹿野道彦・農林水産相が福島県飯館村を訪問した際のできごとです。

飯館村は、福島第一原発から近く、放射性物質の影響で土壌汚染が起きています。

政府は、4月8日に、土壌中に放射性セシウム濃度が土1キログラムあたり5千ベクレルを超えた水田では、イネの作付を禁止すると基準を発表しました。

飯館村では、基準を超える水田が多く出ていて、村全体が作付禁止になる可能性もあります。

9日に鹿野農水相が飯館村を視察し、村長はバイオマス燃料の原料を作付することで、

農地の維持・保全
農家の営農意欲を支えたい  と伝えました。

「放射能汚染の被災地として、飯館村が世界のモデルとなる復旧・復興を果たすため、産官学一体で前例のない施策が必要」(菅野村長が提出した提言書)

バイオマス燃料の製造プラントを、飯館村に、国または東京電力の直営事業として設置することも提言したということです。
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これはグッドアイデアではないでしょうか。

バイオマス燃料に放射性物質の影響が出ないのであれば、これはすばらしい案です。

宮城県など他県の沿岸地域で、塩害(塩水に浸った水田)、重油などが津波とともに流れてきて汚染された田畑にも応用できる可能性もあります。

しかも、バイオマス燃料プラントを村内に建設する案まで考えて、菅野村長さんは研究されています。


バイオマス燃料には、記事にあったヒマワリ、ナタネ以外にどんなものがあるのでしょう。

「バイオマス燃料 原料」で見てみると、

「バイオ燃料の原料に適したサツマイモの開発に成功 国際ニュース」という記事がありました。
(http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2319271/2412941参照)

2007年11月30日のAFPの国際ニュースです。

アメリカで、トウモロコシよりもバイオマス燃料に適したサツマイモ(産業用)の開発に成功したのだそうです。

ノースカロライナ州立大学のクレイグ・イェンチョ(Craig Yencho)准教授(園芸学)の研究成果です。
課題として、サツマイモは手作業の部分が多いので、トウモロコシより効率的にやや劣るということです。


バイオマスの燃料は、「炭水化物を含む原生生物由来の資源であれば何でもよい」という記述が、ウィキペディア「バイオマスエタノール」にありました。
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%A8%E3%82%BF%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%AB参照)

それによると、原料としては、サトウキビ、モラセス(=廃糖蜜)、甜菜、トウモロコシ、ソルガム(モロコシ、こうりゃん)、ジャガイモ、サツマイモ、麦が挙げられていました。

「稲藁(稲わら、イネの穂以外の部分)」も材料になるとも書かれています。


サツマイモ、または工業用米や麦(穂がなる前に収穫する?)なら、従来、農家の方やアグリビジネスの会社が持っていらっしゃる農機具で足りるのではと思います。


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東北の3市長: 「祭りをして、元気を発信したい」 仙台七夕、青森ねぶた 

2011年04月08日 20時20分48秒 | 新聞
今朝の朝日新聞に、「東北3市「祭りしたい」」という記事がありました。

仙台、青森、岩手県八幡平の市長さんたちは、七夕やねぶたの祭りを開催して、東北の元気を発信したいと考えていらっしゃるのだそうです。

4月7日に、奥山恵美子・仙台市長、鹿内博・青森市長、田村正彦・岩手県八幡平市長の3人が、自民党本部を訪問しました。

谷垣総裁らと会談し、全国的な自粛ムードを懸念していると伝えました。

「仙台七夕まつりや青森ねぶた祭をやり、東北の元気を発信したい」

大島理森・副総裁も、「大々的な観光キャンペーンをやりたい」と発言したということです。
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当事者の東北の方々は、まつりをやってでも元気に活発になってほしいと願っていらっしゃるのですね。

昨夜(4月7日午後11時32分)には、宮城で震度6強になるような最大の余震がありました。
関東でも3月11日を思い出させる強い横揺れがあり、思わず家具を抑えました。

この影響で、東北では停電等が起きています。

しかし、テレビのニュースでインタビューされた被災地の方々は、「せっかく電気や水道が直っていたのに、残念」と言いつつ、投げ出した発言をされる方はありませんでした。

これから復興するのだという方向は、もう定まっているのです。


記事を読んで、

奥山恵美子・仙台市長の「仙台七夕まつり」
鹿内博・青森市長の「青森ねぶた祭」   は、すぐに連想できました。

田村正彦・岩手県八幡平市長は、何か祭りを期待されているのだろうかと考えました。

「田村正彦 岩手県八幡平市長」で24時間以内で見てみると、

「【東日本大震災】自民・谷垣氏「自粛ムードが経済的な萎縮に」懸念」という産経新聞のネット記事が最初に出てきました。
(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110407/stt11040713170004-n1.htm参照)

田村正彦岩手県八幡平市長は「権限と財源を持った政府の組織を仙台市に置いて再建にあたるシステムを作ってほしい」と述べた

とあり、田村正彦・岩手県八幡平市長は自民党から立候補して当選した市長で、被災地の市長ということで、要望を述べに上京されたようです。


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「電気予報」: テレビで消費電力を予報 msnサイトでは、今「使用率83%」出ている

2011年04月07日 21時41分15秒 | 新聞
今朝の朝日新聞に、「節電へ「電気予報」 経産省、今夏の放送検討」という記事がありました。

この夏の電気需要を乗り切るため、テレビでの「電気予報」が検討されているのだそうです。

東京電力の福島第一原発事故により、今年の夏(電力需要が高まる)が乗り切れるかが懸念されています。

経済産業省では、テレビで放送される「天気予報」に加えて「電気予報」を放送してもらうことを検討していることが、4月6日に明らかになりました。

近いうちに、放送局と調整に入る予定です。

その日や翌日の電力を、需要と供給で、時間帯別に伝える方法が検討されているということです。
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この夏を乗り切れるかは、真剣に考えられている問題です。

電力が、東京電力管内で、何%使用中かは、すでに現在、msnのサイトで1時間ごとを見ることができます。
(http://jp.msn.com/参照)

職場のパソコンのホームページが、たまたまこのサイトに設定されていたので、毎日見ています。

過去12時間と現在について、それぞれ何%であったか・あるかがリアルタイムで表示されます。

ちなみに、現在(4月7日20時30分)は、83%の利用率です。

見ていると、夜はたいへん少なく、朝9時ぐらいからぐっと増え、お昼休み(12-13時)にやや減り、また午後に使用率が増えます。


いったいどうやって、突然の大規模停電(需要>供給)になることなく、夏を過ごすことができるでしょう。

今、放送しているNHKの午後9時のニュースでは、サマータイムや「家庭」「中小企業」「大企業」(輪番操業など)の削減目標を紹介しています。


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菅首相、枝野官房長官: 防災服→スーツへ 「復興」アピール 枝野官房長官はジャック・バウアー(英紙)

2011年04月04日 21時00分35秒 | 新聞
今朝の朝日新聞に、「菅政権「復興モード」へ 防災服やめ会見削減」という記事がありました。

菅首相や枝野官房長官など閣僚たちが、防災服からスーツへ、服を変えることにしたのだそうです。

震災発生以来、閣僚は防災服を着て、会見に臨みました。

4月1日の閣議をきっかけに、一部(松本防災担当相など)を除いて、スーツ姿になりました。

枝野官房長官は、「復旧、復興に向けて歩を進めつつある」ことが理由と語りました。

この、防災服→スーツには、海外からの声も影響したのだそうです。

3月末に、細野首相補佐官は、河野太郎議員(自民党)から耳打ちされまっした。

「その服を着て会見するのはやめた方がいい。海外から『東京も危ないのか』という声が寄せられ、誤った印象を与えている」

河野議員は、海外に広い人脈のある方だということです。
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スーツ姿になったことは、NHKの夜7時にニュースで枝野官房長官の記者会見の映像で気がつきました。

「あれっ、いつもと違う、何だろう・・・スーツになられたのだ」と気がつきました。


被災地の方には、まだご苦労が多いと思いますが、日本の景気・経済のためには通常・前進をアピールするのはいいことだと感じます。

海外の印象を伝えてくださった河野太郎議員は、日本がどうあるべきかを考えられる政治家という印象を持ちました。

(敵(民主党)に塩を送ることになるかもしれないのに、あえてアドバイスされたのですから)


このことは、アメリカの「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙にも記事になっていました。

Cabinet Abandons Overalls, Switches to Recovery Gearという今日(4月4日)の記事です。

(http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2011/04/04/cabinet-abandons-overalls-switches-to-recovery-gear/参照)

震災から3週間経ち、菅首相らはスカイブルーの非常時用オーバーオールからボタンダウンのスーツに着替えた という趣旨が書かれています。


朝日新聞の記事によると、枝野官房長官は、「デーリー・グラフ」紙(英国、電子版)で、「ジャック・バウアー」(ドラマ「24」の主役)のように「寝食を忘れて危機に正面から取り組んでいる」と好意的に書かれているともありました。

この記事の原文を自分でも読みたいと「daily graph edano」で検索してみたのですが、残念ながら見つけることができませんでした。


追記(2011年4月7日):

コメントをくださったzukkoさんからの情報で、
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/japan/8383430/Japan-earthquake-Yukio-Edano-the-Jack-Bauer-of-the-crisis.html
と分かりました。ありがとうございました。


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山本文男さん: 津波災害史研究者 「津波てんでんこ」(1秒を争うので各自で逃げる) 建物4階で被災

2011年04月03日 23時01分20秒 | 新聞
今朝の朝日新聞に、「「津波てんでんこ」痛感 =1秒でも早く各自で逃げるしかない 提唱の山下さん 逃げ遅れ「反省」」という記事がありました。

津波災害史研究者の山本文男さんは、過去の被害の調査から、各自が全力で逃げる「津波てんでんこ」を提唱していましたが、今回はまさかここまでは来ないととどまり、被災し反省されているのだそうです。

山下文男さん(87歳)は、岩手県旧綾里村(現在の大船渡市)の出身です。

綾里村(大船渡市)は、津波災害を繰り返し受けてきた地域です。

1896年(明治29年)には、「明治の大津波」が発生し、祖母らが亡くなりました。
1933年(昭和8年)には、「昭和の三陸大津波」を経験しました。

「昭和の三陸大津波」のときには、山下さんのお父さんは、家族をおいて先に逃げて助かりました。
後から、お母さん(奥さん)から責められるたびに、「(津波のときは)てんでんこだ」と言われたそうです。

「てんでんこ」というのは方言で、「それぞれめいめいに」という意味です。

お父さんは、明治の大津波で自分の母親を亡くし、津波のときは自分で自分を守るしかないと知っていたからでした。

山下さんは、30年ほど前から津波の歴史を研究し、「全国沿岸市町村津波サミット」(1990年、岩手県)でも「津波てんでんこ」を紹介していました。

今回は、陸前高田市の県立病院の4階に入院していました。

地震後の避難指示の放送で、同室の3人はすぐ逃げましたが、山下さんは「研究者として見届けたい」との気持ちもあり、窓から観察することにしました。

津波は病院までやってきて、建物に「ドドン」と激突しました。
何発目かで窓ガラスが割れ、ベッドから飛ばされ、廊下へ押し流されそうになりました。

入口のカーテンにつかまり、床から足が浮いた状態で耐えました。
一瞬、膝まで水が引いたときがあったので、その間に職員2人に助けられ、屋上に連れていかれました。

濡れた体で1晩を過ごし、翌日、ヘリコプターで救出され、現在は盛岡市の病院で入院中です。

今回、自分が逃げ遅れたことを反省し、「生き残った人たちはどうやって助かったのか。九死に一生を得た一人として、記録に残したい」ということです。
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実際に経験された方だからこその、生々しいお話です。

鉄筋コンクリートの4階にいて、津波に押し流されそうになるのですね。

「津波てんでんこ」は、聞きようによっては非情に聞こえるかもしれませんが、真実だろうと思います。

1分1秒を争う事態で、他のことをしていると津波に飲み込まれるであろうことは、今回のテレビ映像を見ていても理解できます。


震災直後のある市長さんのインタビュー記事で、その市では高齢者が多いので、声掛けを奨励していると話していらっしゃいました。

若い人や動ける人が、避難する際は、自分だけではなく、近所の高齢者のお宅へ寄って声をかけましょうという内容です。

この記事を読んだとき、これでは助かる人も助からなくなるのではと危惧しました。

他の市の市長さんは、津波が起こったら「すぐに高台へ逃げてください」という放送をして、各自が全力で逃げるようしていると話していらっしゃいました。


テレビのニュース解説番組等では、未曾有の災害にも耐えるような堤防などの備えをすべきだったとの発言も出ていました。

経済的な面からも、起こったこともない未曾有のレベルに備えるというのは難しいところがあるのかもしれません。

歴史にもなかった被害が出た今回の経験から、防災やリスクマネジメントで我々が学ぶことは、非常に多いのではと思います。


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被災地必要品に変化も: 本(文化)、ボール(スポーツ)、コーヒー、紅茶(嗜好品) 野口健さんのタバコ 

2011年03月30日 20時54分51秒 | 新聞
今朝の朝日新聞に、「震災と暮らし 一冊の本とボールの力を」という社説記事がありました。

被災した直後は、水、食べ物、ガソリンが必要でしたが、20日近く経ち、本やボールといった文化、スポーツの要素も望まれるようになったのだそうです。

被災地の写真で、2枚の写真が委員さんの印象に残りました。

1枚は、ストーブの明かりで本を読む子どもの写真。
もう1枚は、サッカーをする少年たちの写真で、笑顔でした。

生活をしていくのに最低限必要なものの次に必要とされるのは、文化やスポーツではと書かれています。

被災地以外の場所でも、自粛の期間を過ぎ、節電に努めながらも活動する時期に来たのではないだろうかと書かれています。

高校野球は、「白球を追う若者の姿に、力を得た人も多いに違いない」ということです。
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高校野球は、予定通り開催してよかったと思います。

今日は、病院の待合室(広い)を通る機会がありました。

お年寄りが多く(9割は高齢者に見えました)、ニュースでつらいニュースを見ている間は、皆さん、黙って見ていらっしゃいました。

甲子園の中継が始まると、表情が和み、ファインプレーには「おお」と声が出たり、審判が難しいケースでは「3アウトの前に1点入ったらしい」と隣の人との会話もありました。

地元や縁がある地域の高校生のプレーには、関心が集まり、応援したくなります。


テレビのニュースで、被災地の方々から、最近はコーヒー、紅茶、日本茶が飲みたいという要望も出されるようになったと言っていました。

2週間以上が経過しています。そのお気持ちが分かります。


アルピニストの野口健さんが、被災地に寝袋を寄付するとき、ふと思いついてタバコも持っていったそうです。

受け取った人たちは、「タバコを持ってきてくれた人は初めてだ」と大喜びで、1人1本ずつ、大切に吸われたということです。

(「野口健氏が被災地に届ける寝袋とタバコ」サンスポ記事
http://www.sanspo.com/shakai/news/110329/shc1103291610001-n1.htm参照)


これもテレビの報道で知ったのですが、避難場所によっては、避難してきた方からお酒を没収して「お酒は飲んではいけない」としている場所もあると伝えていました。

避難所の代表者(男性)が、「今は楽しく酔えないでしょ、楽しくなるまで禁止です」という趣旨を話していらっしゃいました。

よっぱらって迷惑をかけた人があったのでしょうか。

成人した大人が、刑務所でもないのに、お酒を飲むなと強制されるという事態に驚きました。


何でも禁止するよりは、文化、スポーツ、嗜好品と、人の心が和むもの、ほっとさせるものを、そろそろ解禁して良い時期になったのではと感じます。

被災地に、これらの品をいきなり送りつけると、今でも人手不足の現場の負担になるかもしれませんので、ユニセフ(絵本、新品)など募集している機関を通じて送るよう心掛けたいと思います。


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自衛隊: 活動2週間、疲労が限界に 交代要員なし 風呂2週間に1回、乾パン・レトルト食も 休んでください

2011年03月28日 10時51分21秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「自衛隊10万人 奮闘 派遣2週間 疲労は極限 部隊交代が課題」という記事がありました。

東日本大震災で、活躍してくださっている自衛隊の方々が、2週間続けての毎日の活動で疲労が限界にきているのだそうです。

東北地方に派遣されている自衛隊員の方は、約10万7千人(陸海空合わせて)です。

被災者に暖かい食事を提供したり、入浴を提供したりの活動もしています。

一方、自衛隊員自身は、野外の天幕で仮眠をとり、乾パンやレトルトの食事、入浴は2週間に1回だけというケースが多数です。

折木良一・統合幕僚長は、
「隊員(の疲れ)は極限に近い」と、記者会見で説明しました。

北沢防衛相も、
「長期化が予想されるので、部隊の交代を含む今後の長期的な部隊運用構想を検討してほしい」と発言しました。

しかし、自衛隊員は、派遣された担当地域で顔なじみになり、人間関係ができています。

「また一から人間関係づくり、という事態は避けたい」(自衛隊幹部)ということです。
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救援活動の中心になっている自衛隊の方々は、いくら体力強固な方が多くても、毎日休みなしで活動されていては体がもたないでしょう。

長期的に安定して活動していただくためにも、食事、入浴、休息は確保する必要があると思います。


今朝のテレビのニュースで、物資の配給に民間が入ることで、うまくいっている事例を伝えていました。

自衛隊と避難所に加え、宅配業者(クロネコ)が参加していました。

自衛隊が物資を避難所に配るとき、宅配業者は地元の人で、地理や事情に詳しいプロです。

各避難所に救援物資を運び、今、何が必要かを聞き取ってきて、自衛隊に伝えていました。

放送されていたクロネコの配達員さんは、地元の方で自宅が津波で流され、避難所暮らしで、ボランティアとしての活動だそうです。

避難所の担当者も、地元の顔見知りの配達員さんなので、「履物(長靴、サンダル)と女性用の下着が足りない」と伝えていらっしゃいました。


しかし、自衛隊でなければできないこともあるようです。

遺体の埋葬は、一時、ボランティアを募った自治体もあったそうです。

あまりに精神的に負担の大きいことで、再び、自衛隊の方にお願いすることになったとニュースで言っていました。


民間やボランティア(まだガソリンや食事が十分でないので地元の人にという希望が多いそうです)に任せられるところは任せ、自衛隊の方も休息や栄養をちゃんと取っていただきたいと思います。

自衛隊の方がダウンしてしまうと、復興は止まってしまいますから。


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村井嘉浩・宮城県知事: 経済は「配慮」より「遠慮せずに」 募金のつもりで消費してほしい

2011年03月27日 16時48分02秒 | 新聞
今朝の朝日新聞関西版に、「西日本 「配慮」どこまで ライトアップも催しも取りやめ 村井・宮城知事「萎縮しないで」」という記事がありました。

西日本でも、東日本大震災に配慮して催しが中止されたりしていますが、被災地では「萎縮しないで」大いに消費してほしいと考えていらっしゃるのだそうです。

大阪・ミナミの「グリコ」のネオン、京都タワー、神戸ポートタワーは「哀悼の意」を表してライトアップを中止しています。

大阪城西の観桜ナイター(5万人)、「松山春まつり」(道後温泉、松山城、10万人)など催しも自粛で中止が決まりました。

村井・宮城県知事は、経済活動や行事を遠慮せずにやってほしいと話されます。

「被災者の身になって各地の人たちが哀悼の意を表してくれることはうれしいが、日本全体が元気になることで、東北も元気になれる。

被災地以外の人たちは後ろめたさを感じずに、経済活動や行事を遠慮せずにおこなってほしい」

作家の江上剛さん(元銀行マン)も、

募金するつもりで消費し、西日本の政財界は「我々が日本経済を引っ張る」ぐらいの意気込みを発揮してほしい  

ということです。
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この「萎縮しないで、おおいに消費を」の考えに賛成です。

被災地で、被災者を受け入れた料亭のご夫婦も、同様のことをおっしゃっていました。

東北の復興のためには、日本全体が元気でいる必要があります。

そのためには、「萎縮しなで」普通通りの消費行動を行ってくださいという趣旨の発言をされていました。

関東地方は、計画停電などあり、100%の実力で消費するのは難しい状況です。

ぜひ、西日本、北海道の方々に、「募金のつもりで消費を」(江上さんの言葉、よく表現された言葉だと思います)していただきたいです。

関東地方の私たちも、(買占めではなく、節電しつつも)いつも通りの活動につとめたいと思います。


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東日本大震災、企業(関西)の支援: カップ麺カー、焼き芋カー、老眼鏡、海外企業(サムスン、イケア)も

2011年03月26日 09時07分04秒 | 新聞
昨日の朝日新聞関西版に、「避難者支援 知恵の輪 カップ麺カー・機能下着」という記事がありました。

東日本大震災では、企業も特性を生かして支援活動を行っており、海外企業も目立つのだそうです。

被災地では温かい食べ物が喜ばれます。

日清食品は、「チキンラーメン号」(給湯機能付きの自動車)で、仙台市3ヶ所で「熱々のカップ麺」を無料配布しました。

「ホカホカの焼き芋」の提供もありました。
「らぽっぽ」(サツマイモを使った菓子店)の白ハト食品(大阪)は、50万個の焼き芋を避難所で無料提供しました。

老眼鏡の提供もありました。
「愛眼」(眼鏡専門店、大阪)は、老眼鏡7500本を送りました。

下着会社もあります。
「ワールド」(神戸)は機能下着5万枚を、「グンゼ」(大阪)は肌着14万枚、タイツなど10万枚、パジャマ2500枚(総額2億円)を支援物資にしました。

関西の企業は、自らが阪神大震災の経験があります。
地震ですぐ役立つ品物が分かるので、それを重点的に提供する企業が目立ちます。

「塩野義製薬」(大阪)は、医者の処方箋なしで使用できる一般医薬品(風邪薬など)4万3千箱を送りました。

業務用スーパーの「神戸物産」(兵庫県)は、すぐ使う割り箸300万本、ラップ1万本、漬物20トン、梅干10トンなどを提供しました。

「洗い物ができず困った経験を生かした物資集めをした」(神戸物産広報)

海外の企業も支援しています。

サムスン(韓国)は、携帯電話、衣類など6億2千万円相当を寄付しました。

イケア(スウェーデン)は、関西の2店舗で、通常の半額で布団などを被災地に送ることができるようにしている ということです。
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全国で企業の支援の動きがあるのは、すばらしいいことです。

関西版なので、関西の企業の動きを中心に伝えられています。
「ワールド」や「グンゼ」は関西に本社がある企業なのですね。

それぞれの会社が、自社の特徴から、どういう支援ができるか知恵を絞り、社会貢献していらっしゃる様子です。

こういう支援をしたいと思う企業は、勝手に活動してもいいのでしょうか。
どこかの省庁(国とか)に申し出て、許可証を得る必要があるのだろうかと思いました。


テレビや新聞の記事で、外国(アメリカのハリケーン「カテリーナ」の場合など)では、非常時になると現場で価格を異常に吊り上げる傾向が見られるのに、日本の企業や店は通常価格で売り続けるのは驚きだと報道されていました。

また、ガソリンスタンドで1時間以上待ちの行列でも、クラクションや割り込みやどなったりがなく、皆が静かに順番を守っているのは、「アンビリーバボー」(信じられない)できごととして取り上げられているようです。

東北の方々のマナーのよさに、同じ日本人として嬉しく思いました。


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