旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

ケアマネジメント学会も厳しい

2011-11-29 23:23:16 | 学会活動

きょうは時間に余裕をもって、車を倶知安から新千歳空港まで走らせ上京。

久々に日本ケアマネジメント学会理事会に顔を出しました。

この学会は厚労省からの働きかけもあってできたのですが、高齢者だけでなく、障がい者も、その他ケアを要する人とサービスとをいかに結びつけて、ふつうに生きていけることの研究、従事者の育成、社会啓発を目的に2001年にスタートしたのでした。

学者・研究者と現場のケアマネジャーで構成されていますが、現場での研究はなかなかたいへんです。

会員数の減少は他の福祉系の学会でも起きている現象で、少子化や不況の影響も少なくないでしょう。厳しい時代に向上心を持ち続けることは困難なことなのでしょう。

入るを測りて出ずるを制すといっても、消極的になり過ぎると負のスパイラルが待っているようですから、辛いですね。

全国的な取り組みでは「主任ケアマネジャーの研修体制の確立」、支部組織をつくって研修を充実させるあたりが当面の課題でしょうか。