午前中に倶知安町内の3か所の保育所を回りました。
1歳くらいから6歳までの子どもたちの健康状態を観察します。
町内には数名の小児科医がおられますが、なぜか一番暇そうなぼくが引っ張り出されます。
少しふっくりした子、アトピーと思われる子がいました。
前回は年少組から診察を始めると、泣く子が連鎖反応的に多くなるので、今回は年長さんから診察を受けるようにお願いしました。これが大成功。ごく幼い子の一部が泣くだけでした。
「爪どうでしたか?」ってベテランの保母さんに聞かれました。実は前回、爪を長く伸ばした若い保母さんがいたので、子どもを守ろうとして傷つけることを心配したのでした。ぼくから注意したので、今回はそのような保母さんは見当たりませんでした。
一緒に厚生病院から行った看護師のオグラさん。おとなしく優しい方なのですね。膝で立って子どもの診察位置を決めてくれて感激。なかなか言い出せなかったのですが、子ども用の小さな椅子に座ることを勧めました。
まだ幼い子たちですから挨拶もなかなか出てきません。でもしっかり「おはようございます」と言ってくれる子がいて、こちらも元気になります。
「ありがとう」の言葉はもっと出にくいらしく、南保育園の年長クラスのみ全員が「ありがとう」って言ってくれました。とても「健康」を感じました。辻一郎先生の本で「感謝」という心がけが一番健康に通じるという言葉を思い出しました。
*辻一郎:病気になりやすい「性格」5万人調査からの報告(朝日新書)2010年